疲労と道迷いと宴会と ヤビツ峠BS→大山→上飯山BS newザックデビュー
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 750m
- 下り
- 1,440m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り ちょっと雨 上飯山BSでバスを待つときに雨が来た、しのぐところなし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
6時半に秦野駅に着いたらもう10名ほどの行列 始発のバスは並んでいる人全員乗れたようだがぎゅうぎゅうづめ 6時半ごろに1本あると便利なのになあ・・・(←タクシー使えってことですかねえ) 帰り 上飯山BSより本厚木駅 30分に1本の割合、そこで25分待つ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一部泥んこ大会 トレイルを終えてからの車道歩きが結構あった。 |
その他周辺情報 | 温泉は 湯快爽快ちがさき 塩化物・ナトリウム泉 その後別の趣味の飲み会に参加 |
写真
感想
本日は、別の趣味の飲み会が入っている。茅ヶ崎駅近くの居酒屋で18:30開始である。人に会うんなら温泉に浸かって体を洗ってからにしたい。温泉セットと着替えを入れるのであれば、今持っているザックでは容量が足りない。と思って先週の日曜日、別の趣味の会合が終わってぶらりと入った好日山荘・・・事情を聞いた店員さんが進めてくれたザックがこれ、カリマーのイントレピッド40type靴任△襦
http://www.karrimor.jp/products/detail.php?product_id=48
今年出たザックで、背中の長さがそれまでのものより長くなっている、軽くなっているという利点と、それまでカリマーが誇っていたかっしりとしたつくり、強い素材の両方を生かしたものとなっている。私はそれを購入し、今日下ろすことになった。
また、コースは、まだ未歩行であるヤビツ峠から大山を越え、上飯山BSまでである。ここを歩くと、自宅からの赤線が城山高校前BSまで繋がるのである。そうすると、高尾山までマジック1である。
今回のテーマは、久しぶりのピークハント、新しいザックの背負い心地チェック、そして赤線つなぎである。道迷いも疲労も突然の雨もあったが何とか目標までたどり着くことができた。
秦野駅には朝の6時半ごろに着いた。ヤビツ峠行バスの始発は7時半ごろである。もう少し早いバスがあってもよいと思うがそうなればタクシーの方に響くのであろう。
7時半ごろのバスは満車、最後の3人はぎゅうぎゅう詰めの中何とか乗れた感じである。そしてしばしの休憩でヤビツ峠にたどり着く。他の人たちは準備運動などをするが私は何を思ったか準備運動なしで登り始める。そう、今まではそれでよかったのだ、急登になる前に緩やかな登りがあったり林道歩きがあったりで自然に体があったまってから登りになっていた。 しかし、ここではのっけから急登り、15分も歩いて途端に両太もも、右ふくらはぎが痛くなっていた。最近は赤線つなぎが多く登坂経験が少なかったからか、準備運動なしで登ったからかどちらかである。山頂に近づくともう痛みはなく快調に登ることができたので、たぶん準備運動不足であったことと祈りたい。ただ、ここ数か月で一番足にきた山行である。(これを書いている次の日夜も両足筋肉痛である。)
山頂では人もまばらだが、ベンチでは大宴会が各所で行われている。私は今日は大山に用があるわけではないので飲み物を摂ったら急降下を始める。最初は三峰に行こうと思っていたがもう予定している時間をかなりオーバーしているので、単純に降りることとする。出会った人は数名ほど、快適な縦走路かつ下り道である。もう足の痛みはない。
三峰、木越しに見るがかなりごつごつしている。ああ、行かなくてよかった・・・。また来る機会があるさ。と言いながらトレイルが終了する。大山から4km弱でトレイルが終わり、林道を3km程歩かないとバス停はない。下りのアスファルト道を快調に下っていく、ああ、日本の山里だなあ・・・。と心がほっこりしながら歩いていくと、七沢である。駐車場のトイレを借り、梅の木を中心に撮影する。時間がないのでお寺などは今回はパス。
そして、バス通りに面したセブンイレブン。ふつうならばここでアルコールを補給しているところであるが、今回は宴会があるのでパス、そして、そこを右折してしまう。相模ビール、喫茶店など誘惑がある中を進んでいる。道迷い中は、自分が正しいと思い込み正常な判断を奪ってしまっている。
本人はこれで上飯山BSまでたどり着けると思っている。見える尾根は湘州アルプスだと思っている。でも何か違う、何だろうなあと思いながら歩き続け、本厚木駅まであと7kmの看板を見て、左折しバス停を見て「絶対に違うと」確信する。
・湘州アルプスであれば砂利業者によって崩された尾根がある。
・そもそも、1時間に3本もバスは来ない。
・上飯山BSであれば、下りは宮が瀬行きであるはずだ。
そこで地図を出してみるとビンゴ、さっきのセブンイレブンの所で逆に曲がってしまったのだ。そういうわけで早足で復帰する。
ここからは、もう大丈夫。地図により道も知っている。
かくして上飯山BSに到着する。これで
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-399542.html
相州アルプスほぼ全縦断 上飯山BS→236m峰→高取山→権現山→経ヶ岳→仏果山→半原高取山→宮ケ瀬湖→半原BS
の記録とつながる。それにしても、上の山行記録の時に上飯山BSから歩いている一方無駄に見える行為がここで活かされるとはなんてことであろう。
しかしながら、本厚木行きのバスは4分前に行ったばかり。26分待たねばならない。飯山温泉BSまで歩こうかと思ったが、少々疲れていたしその後(温泉・飲み会)のことを考えてここで待つことにした。そうすると、急に雨が降ってきた・・・隠れられそうなところは全くない。仕方がないので少し濡れてしまった。そういうわけで、無事に本厚木駅行きのバスに乗り山行を終えた。本厚木駅ではとりあえず昼食を取った、みそラーメン大盛り、850円也。(飲み会前にいいのかなあと思いましたが・・・。)
その後は、厚木駅→北茅ヶ崎駅(温泉)→茅ヶ崎駅(飲み会)とこなして自宅に帰ってきた。なお、次の日の日曜日も宴会、このレコは日曜日の宴会終了後に半分酔っぱらいながら書いた。
両方とも山登りのメンバーではなく別の趣味の仲間なので登山用ザックで宴会場に到着した私は物珍しそうな顔で見られてしまった。(アウトドアとは真逆の趣味ですので・・・)
で、このザック、非常に軽いです。結局飲まなかった2リットルのお茶を入れたままにしながら歩いていましたが、全く感じませんでした。そして、前のザックは肩に食い込む痛さ、背中が蒸れてTシャツを取り替えざるを得ない苦労があったが、新しいザックでその苦労から解放されたような気がする。何せ蒸れないのだ。持っていくTシャツの枚数やタオルの枚数も減ると思うし、今まではジャンパーはザックの上に括り付けていたのに、新しいザックは中に入ってしまうくらいの容量の余裕がある。今シーズンからの夏山で活躍してくれると思う。
また、今シーズンから売られるtype靴砲靴討いてよかった。(背中が長めのタイプ)私の身長にピッタリである。
aideiei さん
ついに高尾山までマジック1ですね。
私も赤線繋ぎを楽しみに歩いているので、マジック1の気持ち良くわかります。
私も昨年11月30日に車道で道間違えをしました。
自分の行く方向が駅だと信じ込み、かなり遠回りをして駅にたどり着きました。
今回のaideieiさんとまさに同じです。
登山道で間違えず、車道で間違えた自分に呆れました。
登山道から無事に車道にでて安心してしまうのでしょうか
hamburg
渋描き隊長様、ご来訪ありがとうございます。
今回は、道迷い、足の痛みなど予定外のことが多くて戸惑いました。
いつもだったら、道迷いをしても「ええい、そのまま行っちゃえ!!」となることでしょう。子の権現しかり・・・。高尾山までつなげようという思いが無かったら、きっとそのまま本厚木駅まで7km歩いてしまったでしょう。でも、その時の気持ちは高尾山につなげたかったんですね。
逆に言うと、行くべき道でないことに気づけて復帰できたうれしさもあります。そういう意味では今後の教訓にもなる、思い出に残る山行になりました。
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