【十枚山−篠井山−高ドッキョウ−白鳥山】山梨100名山5座は失敗
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 2,653m
- 下り
- 2,610m
コースタイム
- 山行
- 11:17
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 12:00
天候 | 晴れ→雪→雨→快晴 目まぐるしく変わった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【篠井山】…県道801〜奥山温泉方面へ 【高ドッキョウ】…県道801終点 【白鳥山】…国52〜隋緑カントリークラブ〜白鳥山P |
コース状況/ 危険箇所等 |
【十枚山】…栂尾根コースは【石小屋】までは問題なし。そこから夏道のトラバース道は急な斜面なのでかなり危険の為、【下十枚山】方面へ無理やり登りました。 【篠井山】…おおむね夏道ですが、山頂まで残りわずかの区間がアイスバーンなので、軽アイゼンあると安心です。 【高ドッキョウ】…特に危険個所は見えませんでした。最後の急登は疲れます。 【白鳥山】…今までの疲れはこの【富士山】の眺望により帳消しに。楽して得られるこの眺望は二重丸◎。 |
写真
感想
今回はトレーニングも兼ねての山梨百名山5座を登る計画に。
最近は楽な登山が多すぎ、この辺りで気を引き締めたいと。
当初はサクサクと登る事を想定してましたが、最初から出鼻を挫かれることに。
【十枚山】
【栂尾根】を順調に登って行く。【下の段〜中の段】までは春山な感じ。
【上の段】から5分ほど登った辺りからアイスバーンが。
さらに【奥の段】からは通常の雪山となりました。
【硯石】まではトレースもありましたが、ここからはノートレース。
しかし、赤マーキングはあります。
【石小屋】に到着し、赤マーキング通りに進むとかなりの斜度のトラバース道が続きます。一瞬「ここ行くの?」と疑った程ですが、マーキングは確かにその道を示していました。
どう見ても滑落覚悟の道なので、目の前の壁のような斜度を無理やりに登りました。
しばらく登ると休めそうな場所がありここで軽アイゼンを装着。
クラスト上をサクサクと登る。【下十枚山】側に寄るように登り、緩やかな広場に。
少し進んだところで、【下十枚山】からのトレースに乗りました。
【十枚峠】に着き軽アイゼンを外し山頂へ。
晴れてますが、山頂からの眺望は靄っててイマイチ。
先があるのですぐに下山。
【奥の段】辺りで初めて単独登山者と会いました。
林道が見えて一安心。次の山へ・・・
【篠井山】
【奥山温泉】を目指して車を走らせる。
登山口のPは12台ほどは止めれそうです。
登山口の熊さんに挨拶してアスファルトの道を進む。
林道終点から橋を三回ほど渡る。登山道はいかにもヤマビルが出現しそうな道。
途中で小雪が舞ってきた。今日は山梨県は大丈夫だったハズですが?
しばらく進むと路面にアイスバーンが。ここで軽アイゼンを装着し、そのまま山頂へ。景色は薄っすらと富士川が見える程度。
次の山があるのでサクサク下山。
【高ドッキョウ〜貫ヶ岳】
今回はここが核心になる予定でしたが、【十枚山】が見事にそれを奪いました。
【樽峠登山口】から登っていくと伐採中の為、周辺は木々が沢山散らばっていた。
【樽峠】に着くとここでも単独登山者に。西へ進路をとって【高ドッキョウ】を目指す。最初は緩やかでしたが、徐々に斜度がキツクなっていく。登って降りてを繰り返し、最後の急登を登る。ここが【高ドッキョウ】だと思ったら、【タル峠】の看板が???「あれ?まだ先があるの?」
急に疲れが来てここでおにぎり休憩。
そして進むと1分程で【高ドッキョウ】に。
相変わらずの眺望の無さに【樽峠】を目指す。
するとすぐに頭上から白い粉が降って来た。
しばらく見てると雪のようですが、なにか粒がしっかりしてます。どうやら『霰(あられ)』のようです。しかもこれがかなりの量で降ってきました。
次第に辺りは真っ白になって1cmほど積もって来ました(驚)
周辺は霧に覆われ視界もさらに悪くなってきた。
しばらく歩いてると弱くなり、しかしさらに降ってきました。
【樽峠】でまだ止まないので残念ながらここで撤退します。
林道を横切り樹林帯に入っていくと雨に変わる。
「気温が高かったら間違いなくヤマビルがウヨウヨなんだろうな」とか考えながら下山していると、辺りが明るくなってきた。上を見ると何と青空がみえるではないですか?!
今更戻る気になれず、駐車場到着。
このあとまだ時間があるので・・・
【白鳥山】
本当なら【貫ヶ岳】あとにナイトハイクで来る予定でしたが、降雪で断念。なので夕方に来ることが出来ました。しかし結果、この時間に来れてすごく良かったです。
【隋緑カントリークラブ 富士コース】を目指して車を走らせる。ゴルフ場先もアスファルト道で走りやすい。駐車場は約10台ほど止めれそうです。
スニーカで今来た道を3分ほど戻ると【白鳥山登山口】
石の階段を登り上部に出るとその先に鐘と石柱、そして背後には夕暮れの【富士山】が鎮座してました。
今日一日のモヤモヤ、そして疲れが一気に飛びました。
【剣ヶ峰】が真ん中に見える景色は初めてでした。
しばらく見とれて本日最後の山梨百名山の写真を撮る。
一日こんな天気ならなぁ・・・と思いながら山頂をあとにしました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
初めまして、こんばんは。
先日の十枚山にて会ったものです。
zenithさんにコースの状態を教えてもらって大変助かりました。
岩小屋の先は本当にヤバイ状況でzenithさんのルートだけが頼りでした。
おかげさまでなんとか無事に十枚山に到着できました。
あの後に篠井山など巡られていたようで驚きです。
あの日十枚山に到着できたのはzenithさんのおかげです、本当にありがとうございました。
Quechuaさん
はじめましてっ!
土曜日は【篠井山】を除けば二人の方しか会いませんでした。そんな中で Quechuaさんにあったので、嬉しかったです
>zenithさんにコースの状態を教えてもらって大変助かりました。
教えるなんてとんでもないです
ワタシも【十枚山】は初めて登ったので不安でしたよ。しかも現地はあんな事になっているし・・・。でもやれない事はないと思い前へ進みました
お互い無事の下山で何よりです。
コメントありがとうございました
また何処かのお山で
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する