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Yamareco

記録ID: 6015225
全員に公開
沢登り
中国山地西部

阿弥陀山 水内川支流 弥平谷支川

2023年10月06日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:43
距離
6.5km
登り
808m
下り
810m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:25
休憩
0:19
合計
5:44
距離 6.5km 登り 808m 下り 811m
10:02
17
スタート地点
10:19
10:24
126
弥平谷支川2出合
12:30
11
二俣
12:41
12:50
26
中間尾根稜線
13:16
13:21
39
白井谷左俣
14:00
31
白井谷二俣
14:31
65
白井谷右俣折返し点
15:36
10
弥平谷堰堤
15:46
ゴール地点
天候 くもり後晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道488号線の来栖根の水内川にかかるJA湯来発電所の橋を渡って弥平谷沿いの道に入り、支川2と支川3の間の道路脇スペースに駐車。
コース状況/
危険箇所等
谷沿いに植林作業道の踏み跡やテープがあるが、荒れている。白井集落跡への道は不明瞭。地形図にはないが、阿弥陀山の林道(未舗装)が弥平谷方面に延長されている。
その他周辺情報 湯来温泉。
弥平谷に右岸から流入する下流から2番目の支川に入るが、出会い付近は田畑と無人の民家がある。右手の細い流れが支川2で、まことにさえない。
2023年10月06日 10:30撮影 by  503SH, SHARP
1
10/6 10:30
弥平谷に右岸から流入する下流から2番目の支川に入るが、出会い付近は田畑と無人の民家がある。右手の細い流れが支川2で、まことにさえない。
少し登ると岩盤が発達してきて期待が持たれる。3mはシャワーで直登。
2023年10月06日 10:38撮影 by  503SH, SHARP
1
10/6 10:38
少し登ると岩盤が発達してきて期待が持たれる。3mはシャワーで直登。
続いて2段3m。基本的に植林の谷である。連瀑帯が始まったようだ。
2023年10月06日 10:40撮影 by  503SH, SHARP
10/6 10:40
続いて2段3m。基本的に植林の谷である。連瀑帯が始まったようだ。
オーバーハングの20mは右岸から巻く。少しは自然林もある。
2023年10月06日 10:44撮影 by  503SH, SHARP
1
10/6 10:44
オーバーハングの20mは右岸から巻く。少しは自然林もある。
トイ状10mは水流から登れた。
2023年10月06日 10:49撮影 by  503SH, SHARP
10/6 10:49
トイ状10mは水流から登れた。
釜を持つ3mで、連瀑帯は終了した。
2023年10月06日 10:56撮影 by  503SH, SHARP
10/6 10:56
釜を持つ3mで、連瀑帯は終了した。
大岩のある2段3m。
2023年10月06日 11:16撮影 by  503SH, SHARP
10/6 11:16
大岩のある2段3m。
3段滝8m。
2023年10月06日 11:22撮影 by  503SH, SHARP
10/6 11:22
3段滝8m。
2条7mは、左の水流から。
2023年10月06日 11:29撮影 by  503SH, SHARP
10/6 11:29
2条7mは、左の水流から。
4m。右岸巻き。
2023年10月06日 11:33撮影 by  503SH, SHARP
10/6 11:33
4m。右岸巻き。
斜滝。上段は8m。
2023年10月06日 11:36撮影 by  503SH, SHARP
10/6 11:36
斜滝。上段は8m。
スラブ状5mは左から小さく巻いた。
2023年10月06日 11:44撮影 by  503SH, SHARP
10/6 11:44
スラブ状5mは左から小さく巻いた。
上流部は植林帯の倒木地獄が続いた。二俣を右に取り、尾根を越して白井谷を目指す。
2023年10月06日 12:30撮影 by  503SH, SHARP
10/6 12:30
上流部は植林帯の倒木地獄が続いた。二俣を右に取り、尾根を越して白井谷を目指す。
なんと、尾根上には未舗装の林道が下ってきていた。たぶん、阿弥陀山の林道から続いていると思われる。
2023年10月06日 12:41撮影 by  503SH, SHARP
10/6 12:41
なんと、尾根上には未舗装の林道が下ってきていた。たぶん、阿弥陀山の林道から続いていると思われる。
下る予定の谷に向かって林道が降りているので、仕方なくたどる、途中から阿弥陀山?が見えた。
2023年10月06日 12:43撮影 by  503SH, SHARP
10/6 12:43
下る予定の谷に向かって林道が降りているので、仕方なくたどる、途中から阿弥陀山?が見えた。
下降した白井谷左俣は、上流から下流まで平凡な倒木地獄の谷だった。唯一あった3m滝は左岸巻き。
2023年10月06日 13:46撮影 by  503SH, SHARP
10/6 13:46
下降した白井谷左俣は、上流から下流まで平凡な倒木地獄の谷だった。唯一あった3m滝は左岸巻き。
二俣から白井谷右俣を登ってみた。左俣よりはるかに渓相が良い。5m斜滝は水流左を登った。
2023年10月06日 14:03撮影 by  503SH, SHARP
10/6 14:03
二俣から白井谷右俣を登ってみた。左俣よりはるかに渓相が良い。5m斜滝は水流左を登った。
続いて7mも水流左から。
2023年10月06日 14:05撮影 by  503SH, SHARP
1
10/6 14:05
続いて7mも水流左から。
水が濁っているのは、上流で崖崩れがあったためである。
2023年10月06日 14:08撮影 by  503SH, SHARP
10/6 14:08
水が濁っているのは、上流で崖崩れがあったためである。
片ゴルジュ内2m。
2023年10月06日 14:11撮影 by  503SH, SHARP
10/6 14:11
片ゴルジュ内2m。
続いて3mは右岸を巻いた。
2023年10月06日 14:13撮影 by  503SH, SHARP
10/6 14:13
続いて3mは右岸を巻いた。
上部は平凡になってきたので、折り返した。
2023年10月06日 14:16撮影 by  503SH, SHARP
10/6 14:16
上部は平凡になってきたので、折り返した。
二俣まで降りると、白井集落跡の高い石垣が、数多く見られた。
2023年10月06日 14:43撮影 by  503SH, SHARP
1
10/6 14:43
二俣まで降りると、白井集落跡の高い石垣が、数多く見られた。
白井集落跡。集落跡には石垣が何段も築かれ、弥平谷への道は不明瞭だった。
2023年10月06日 15:08撮影 by  503SH, SHARP
10/6 15:08
白井集落跡。集落跡には石垣が何段も築かれ、弥平谷への道は不明瞭だった。
集落跡の道から覗いた白井谷の5m。
2023年10月06日 15:09撮影 by  503SH, SHARP
10/6 15:09
集落跡の道から覗いた白井谷の5m。
集落下流の渓相。
2023年10月06日 15:21撮影 by  503SH, SHARP
10/6 15:21
集落下流の渓相。
突然現れた50mの大滝に驚く。右岸の小尾根から小さく巻き降りた。中段テラスから上部30mを見上げる。
2023年10月06日 15:26撮影 by  503SH, SHARP
2
10/6 15:26
突然現れた50mの大滝に驚く。右岸の小尾根から小さく巻き降りた。中段テラスから上部30mを見上げる。
下段まで降りて、全体を見る。こんな素晴らしい滝が知られていないとは。
2023年10月06日 15:28撮影 by  503SH, SHARP
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10/6 15:28
下段まで降りて、全体を見る。こんな素晴らしい滝が知られていないとは。
出合い付近の大きな釜。この下に弥平谷本流の堰堤があり、左岸を少し登ると弥平谷沿いの道に出た。湯来町の浄水場を過ぎて駐車地に戻った。
2023年10月06日 15:33撮影 by  503SH, SHARP
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10/6 15:33
出合い付近の大きな釜。この下に弥平谷本流の堰堤があり、左岸を少し登ると弥平谷沿いの道に出た。湯来町の浄水場を過ぎて駐車地に戻った。
撮影機器:

装備

個人装備
ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ロープ ヘルメット カラビナ スリング エイト環 渓流シューズ

感想

阿弥陀山は、伏谷の大森神社からピストンする人が多いが、日入谷からの縦走記録もたまにある。弥平谷方面の記録は殆ど見ないが、古い地理院地図には登山道が記されている*。弥平谷は平家落人に由来し、昔は柏木峠を越えて玖島に結ぶ古道があった。現在は、その一部を使って湯来スパ&アドベンチャートレイルが行われている**。阿弥陀山から大峯山に続く稜線から西に流下し、弥平谷にそそぐ支川がいくつかあり、下流から2番目の谷と3番目の谷が、地形図上では興味を引いた。3番目の谷沿いには、以前は白井集落があった*ので、白井谷と仮称する。支川2は流域面積は小さいが、急峻である。実際に訪れると、出会いの貧弱さに止めようかと迷ったが、登っていくにつれ、連瀑帯が現れて楽しませてくれた。しかし、上流に行くにつれて、植林帯の倒木地獄となってしまった。白井谷との中間尾根を越して、白井谷左俣に降りる計画であったが、阿弥陀山の林道が延伸され、白井谷左俣まで降りて来ているのはがっかりだった。白井谷左俣は、平凡な谷で下流まで倒木地獄が続き遡行価値は無かった。気を取り直して、右俣に入ってみると、岸の立った良い渓相で幾つかの滝もあり、うれしくなった。折り返して、二俣まで下ると白井集落跡の石垣が数多く見られ、往時が偲ばれた。集落跡から弥平谷までの白井谷は良い渓相だったが、途中で2段50mの大滝が現れたのには驚いた。こんな素晴らしい滝が知られていないとは!そして、こんな大滝の奥に隠れるように集落が在ったなんて。
*https://hanachann.net/edapage/sato5.html
**https://yukispatrail.com/information/50/

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