トムラウシ山
- GPS
- 47:22
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 1,668m
- 下り
- 1,662m
コースタイム
- 山行
- 10:00
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 10:22
天候 | 1日目 曇り時々雪 2日目 晴れのち雪 3日目 雪のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 温泉は勿論東大雪荘。日帰り入浴の営業時間は正午からだが男性スタッフによる清掃作業を気にしなければ9時から正午の時間でも対応してもらえる。 |
写真
感想
本当は日高山脈南部のピリカヌプリを計画していたがアプローチの野塚峠が雪のために通行止めとなり、前日に急遽計画を変更してのアタック。
国民宿舎 東大雪荘に車を止めさせていただきスキーで野営地に向かう林道に乗る。
緑雲橋を越えてユウトムラウシ二の沢
沿いの林道を少し進んでスノーブリッジを利用して渡渉し西尾根に取り付く。
しかし、この斜面が選択ミスなのか極めて斜度がきつく藪がうざったく、オープンは雪崩の恐れがありいやな感じ。
結局、ここが核心部。
あとは尾根沿いに進んでテント設営予定場所の1300付近に到着。
雪の壁も出来てたりして極めて快適なテン場であった。
朝は雲一つない晴天で登っていく間に日が昇ってきてポントムラウシが目に飛び込んできた。
更に登っていくと男前なトムラウシ山が雄大な姿を見せる。
1500台地地形を登り切って尾根に乗ると十勝連峰が一望に目に入ってくる。
1794峰の岩稜の下をたどるように斜面をトラバースしていく。
コルでスキーをデポして1898峰の岩稜を登るが結構、石が浮いていて帰りはロープを出そうと決める。(その必要性はなくなったが)
ところがトムラウシ公園を越える頃にまさかのシャリバテ。
パンを頬張って回復を待つがだいぶ離されたのでトレースを利用させてもらって楽をさせてもらい申し訳ない感じ。
ここら辺の雪は柔らかく足下は沈み込む。
西から雲が上がってきて扇沼あたりの第2トムラウシ公園は雲海に覆われるようになる。
南沼キャンプ地から夏道沿いに頂上を目指し少し西側から回り込んで登頂。
周りは北に旭岳まで一望に見えて東大雪・十勝連峰が一望のもと。
うっとりと見回す。
帰りは1898峰をパスする形でトムラウシ公園からカムイサケナイ川源頭の尾根をめざし、スキーデポ地点に到着。
途中、雨が降ってきて肝を冷やしたがスキーデポ地点ではホワイトアウト気味な降雪。
途中から雪ながら視界が開けてきて、のんびりとテン場を目指す。
翌日は、風が強くしばらくテント内で明るくなるまで待機していた。
吹雪いて視界が無いわけではないが厳しいかなと思ったら樹林帯に入ったら穏やかなもの。1009台地を避けて行く。
今度は早めに下降点をとり作業道らしきものを何回か越えるのだがここでも判断ミス。
えらい斜面にでてしまい、これが
乾いた雪だったら絶対入り込まない斜度のきついオープン斜面にでてしまう。
まあ、何もなくて良かったとスノーブリッジを越えて林道沿いに東大雪荘に戻った。
核心部は今回は尾根の取り付き。
もっとスマートにアプローチ・デプローチできるところがあるはずだ。
そのルートはなんとなく分かった気はしている。
山頂まで天気が持ってくれてこれ以上は望めないような眺望を得られて助かった。
それが一番の収穫だった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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今日は休暇でゆっくりしています。
紋次郎さん、改めてレコをじっくり拝見致しました。
HYMLに合わせて、こちらではルート・写真が登録でき、より解りやすくて助かっています。
抜けるような青空の元でトムラウシ。
このレコを見ていたらますます登りたくなりました。(でもまだ温存します。)
ピリカヌプリ、もう目指していたのですね(^-^)
こちらのレコも大変興味深いので、引き続きチェックします(@_@)
お疲れ様でした!
確かに言葉で説明するって情報交換ではむずかしいものですね。
文章力の問題ではあるのですが。
文章力にもまして体力が弱っていることを痛感。
頑張りまーす。
ピリカは4月中旬に狙ってます。
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