リベンジ北浅川源流域周回;八王子城址から北高尾山稜、堂所山、陣馬山、醍醐丸、市道山、恩方山【源流域ロング周回28;北浅川】


- GPS
- 09:44
- 距離
- 30.4km
- 登り
- 2,045m
- 下り
- 2,058m
コースタイム
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 9:48
天候 | 登山口〜;小雨 八王子城址〜醍醐丸;霧ときどき小雨 市道山〜不動山;曇 恩方山〜;ときどき晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
お彼岸にもかかわらず帰りも他の車はありませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
心源院〜八王子城址9合目;小さな道標が要所にあり、道もしっかりしています。 八王子城址本丸跡〜西側鞍部;細い踏み跡をたどりましたが、歩きにくく分かりにくいところもありました。本丸跡から少し東側へ戻って、まき道(一般道)を使った方がよいです。 八王子城址西側鞍部〜黒ドッケ;道はしっかりしてますが、小さなアップダウンが激しく、消耗します。 黒ドッケ〜関場峠;少し緩やかになり歩きやすくなります。 関場峠〜堂所山;しっかりした道ですが急な登りが続きます 堂所山から醍醐丸;とても広くて快適な道です。 醍醐丸〜市道山;道はしっかりしていてアップダウン少なく快適です。 市道山〜不動山手前関場バス停への分岐まで;道はしっかりしてますが、小さなアップダウンが激しく、消耗します。 不動山手前関場バス停への分岐〜恩方山;バリルートです。階段状になってないので 急斜面は湿った土の上に枯葉が積もって滑りやすいです。「ゆうやけこやけ」への道から恩方山への分岐は記しなく分かりにくい。小さな道標が(写真参照)が目印。 この分岐以降は踏み跡もしっかりせず、小枝や藪がうるさいところもあり、迷いやすくなります。 恩方山〜小津川;道は分かりにくいです。最初の下り始めは少し北東への尾根へ下ります。東の尾根は少し下ると千手尾根への下り口を示す赤テープが右側にあります(2/14に登ってきたところ)。まっすぐ尾根を下ると急斜面になって行き止まりでした。盆前尾根は小さな登り返しが数回あります。道はよく見れば分かる程度。部分的に藪が邪魔なところや急斜面(段になっていないので滑りやすい)もあります。お墓のところで川沿いの道にでます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
サブザック
行動食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
|
---|
感想
まだ右ひざは曲げた状態で力を入れると痛みますが、涼しいうちに(標高が低く、4月には暑くなるし、バリルート部分は草や葉が伸びて藪になってしまう)この周回をリベンジすると同時に、膝を怪我した現場を検証し、どういう状況だったのかよく確認して再発防止を行うことを目的として、行くことにしました。
先週の雲取山行で体力的には大丈夫なことが分かりましたが、右足の筋力はまだ回復してなく、そのトレーニングも兼ねていました。
ただ、雲取より今回の方がアップダウンが激しく、坂も急で、膝が30kmのロングに耐えられるか、急な下りを降りれるか、降りれるとしてどれくらいゆっくりになり時間がかかるか、等が心配で、計画タイムはいつもの1.5倍近くのゆっくり計画にしましたが、それでも痛みが強くなるようだったら随時北浅川側へエスケープするつもりでした。
逆に順調に行けば、計画よりは2時間程度は早く下山して、30km/10hr=平均時速3km/hrで歩きたいと思っていました。
結果としては、とても順調で、不動山の事故現場ですでに目論見通り計画より2時間早く到着、その後、盆前尾根でルートミスを2回して少してこずりましたが、最終的には道路歩きで挽回して9:55/30.3kmで目標の時速3キロを達成しました。
ただ、通常はあまり難しいとか感じずに歩いているバリルート部分では、右足をかばいながらだととても歩きにくく、逆に奥高尾縦走路の陣馬山前後はとても歩きやすいことを改めて認識しました。
奥高尾縦走路から、市道山への道、さらに鳥切場から不動山へのバリルートへと、次第に道が細くて歩きにくくなっていき、最後は恩方山からの盆前尾根で道がほとんどない場所へと、歩きやすさの差がはっきり判りました。
そんな中で、とにかく今回は絶対に転ばないこと、右足に負担をかけないことを心がけながら歩き続けましたが、それでも急な下りで左足がずるっと滑って、とっさに曲げている右足で踏ん張ってしまい右ひざに痛みが走ることが3回ばかりありました。
2/14の膝を負傷した事故現場は不動山付近の岩で、一目で判りました。
詳しくは写真のコメントに記載しましたが、事故当日はよく観察しなかったものの、ぶつけた岩角の形状はほぼあっていました。ただ、今回改めて見て予想外だったのは、意外と高さが低かったことです。高さは約36cmしかなく、膝の高さよりも10cm以上も低いのです。普通に膝を曲げれば、絶対にぶつからない高さなので、なぜぶつかったのかよくわかりません。岩の横に置いた左足を曲げてしまい、右ひざの高さが低くなって膝に下端がぎりぎりぶつかったとしか考えられません。
それだけ高さが低かったので、目視で瞬間的に膝を曲げれば当たらないので通過できると判断したのは特に間違えていませんでした。
したがって、今回の事故から得られる教訓は、相当余裕を持って避けないと、ぶつかる可能性がある、ということです。このことはこれからは肝に銘じておきたいと思います。石橋を叩いて渡る慎重さです。
それにしても、改めて思いましたが、こんなに鋭利な岩角はお目にかかったことがなく、よりによってそれにピンポイントで右ひざを命中させてしまい、なんてついていないんだろう。
コメント
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shigetoshiさん、こんばんわ
まずはリベンジおめでとうございます。
数回足に痛みがあったとありますが、これだけ歩ければ筋力の低下もわずかなようですし、完治するまでの道のりもほぼ見えてきたのではないでしょうか?
また事故前のようにスーパーなshigetoshiさんのレコを期待していますよ
事故の検証ですが、思った以上に鋭利な部分が突き出した岩だったのですね。確かに勢いよく突っ込んだら裂傷を負ってしまうのも頷けます。日頃、足の怪我は転ばないことと思い山を歩いていましたが、今回のこの検証を見てしまうとこういう気配りも必要なんだと改めて実感しました。
ご報告ありがとうございます。勉強になります。
もうスミレにカタクリが咲き始めたのですね。
私も探しに行ってみます
aottyさん、こんばんは。
ありがとうございます。まだ痛みがあるので、本来なら安静にしているべき
なのでしょうが、そう言っているとどんどん筋力、体力が落ちてしまうので、
できるだけ痛まないようにと、慎重に歩いています
でもバリルートでは急斜面やスリップしやすい場所等があり、気をつけていても
やっぱりときどき痛んでしましました
それでも、4月末の丹沢24hへの参加を検討中で、それに向けて体力をできるだけ
回復させたいと思います。今度の丹沢24hは丹沢ではなく、私のホームで、
勝手知ったる奥多摩ですが、バリはなるべく無しにして安全策で行きたいと思います
バリルートには、道迷いや滑落転落、転倒等の危険以外に、こういう危険があることを
十分意識して、慎重に歩くべきと学びました
お互い気をつけましょう
shigetoshiさん、こんばんは。
岩の現物確認、拝見していて私も気をつけなければと
思いました。
ほんとに鋭い突起ですね。ここへの膝蹴り、
これは色々な偶然が重なり不運な事故ですね。
しかし、こんな岩の間を通り抜ける時は私も今
以上に注意しようと思います。
完治するまではなるべくバリエーションルートを減らすこと
は賛成です。どうしても右膝をかばってしまうと思うので
リスクが高まりますよね。
それにしても、奥多摩の計画は一般道を中心にしても
100キロですか。
完治している・していなとはまた別次元の話のような
しかし、あっさりと歩いてしまいそうですね
youtaroさん、こんにちは
あの場所、他にも通れるところはあるのですが、ちょうどあの岩と岩の間が
通路のようになっていて、そこに吸い込まれてしまいました
でも、通路としてはちょっと幅が狭く、そうかといって、狭くて通れないような
幅でもなく、なんとも中途半端な幅で、ちょうど膝の位置にあの鋭利な岩角が
ありました
高さ的によけられるとおもっていたのですが、高速で歩いていると、
自分で思っているよりも腰を落として歩いているようです。
なるべく余計な動きを少なくして、スピードを落とさないために、
ぎりぎりでかわすことを良しとしてきましたが、
これからはこういうところでは、しっかりスピードダウンして
ちょっとオーバーなくらいに大きく避けるべきと思いました
奥多摩は丹沢に比べるとなだらかで道も歩きやすいので、
一般道メインであれば100km行けるのではないかと思っています
あっさりとはいかないとおもいますが
いずれにしてもスピードや距離よりも安全第一でいきますよ
shigetoshiさん、こんばんは
早速事故現場の検証とは、さすがshigetoshiさんです。
それにしてもすごい伐採地ですね。
この辺りは極端に一気に伐採している所が、あちらこちらに。
切株だけでなく、岩も点在。
よりによって、ほんと鋭利な岩角だったのですね
奥高尾縦走路、確かに段違いに歩きやすいです。
私もここを歩くと高速道路に出たような気分になってしまいます。
でもあまりのきれいさにちょっと物足りないような感じも。
とても危険な岩角でした。
一般道だったらすぐに撤去or削られるでしょう。
ああいう大規模な伐採地は低山ならではですね。
おかげで、展望が得られますね。
ずっと植林の中だと、気が重くなってしまいますが、
ぱっと開けて足取りも軽くなります
奥高尾縦走路、高尾から歩くとずっと広い道なので
こんなものかと思いますが、バリルートから合流すると
いつもその広さに驚きます。
今回は狭い道では右足の置き場所にとても神経を使って歩いていたので、
広いくて平な奥高尾縦走路にでたら、右足もどこでもOKになって
いつも以上に快適さを感じました
shigetoshiさん、こんにちは。
事故のレコを読んだ時、暫く安静が必要かと思ったのですがその後の急回復
でも幸時魔が多しと言いますので、あまり飛ばさない様にお願いします
ところで雪、もう無いのですね。明日からまた20度越えの暖かさだそうですから、雲取方面も雪が融けそうです。今年は一ヶ月後の奥多摩24Hの際に残雪の心配は不要になりそうですね。
Futaroさん、こんにちは。
30~40kmなら体力的には問題ないレベルまで回復していると思います
ただ、膝の皿の骨にひびがはいっているので、体重をかけて曲げるとまだ痛みます。
2か月はかかるんで、4月末には治っているつもりですが
また寝ずに100km踏破できるかどうか、体力的には不安があります。
昨年秋の丹沢24hの状態ならば十分可能だと思いますが。
今は、毎日片足2.3kmのアンクルウェイトを両足に付けて歩いています
shigetoshiさん、こんにちは!
さすが、回復早いですね!!もうリベンジとは!!30キロ、ロングです。。。フツーのヒトから見ると。。。
盆前山前後、いまレコ入れたばかりなので、またまたびっくり
現場検証もできて、よかったですね。
いい季節になります。どうぞお気をつけてまたいろいろ挑戦なさってください〜
soshiroubaiさん、こんばんは。
盆前山のレコ、拝見しましたが、こんな地味なところに数日の差で行くとは
これまたとんでもない奇遇ですね
盆前山のレコそのものが過去には数件しかないのに
sohinroubaiさんはこの盆前山を目指して行くあたりが、とても通です。
私はただ単に、小津峠側は前回歩いたので通ったことのないルートとして、
この盆前尾根を選びました。
この山がが盆前山と呼ぶことは現地でその標識を見て知りましたし、
盆前尾根という名も、帰ってきてから他の方のレコを調べて判りました
実は今回、GPSに2万5千図をアップロードするのを忘れてしまい、
GPSに元から入れてある全国版の粗い地形図のみを見ながら歩いていました。
なので、地形図で地形を確認できず、現場の目視で地形判断して尾根を探しながら
歩いていました。盆前尾根への下り口はそういう意味ではとても判別しにくく
東の尾根へ迷い込んでしまい、その粗い地図を見ながら地形を推定して
正規ルートをなんとか探しました
いつもお気づかいりがとうございます。
shigetoshiさん
高尾周回お疲れ様でした。
こんな周回出来るのですね。
距離も手頃で天気がイマイチで近場で良いかなって時に
良いかも。地元ならではですね
早い回復で良かったです
kankotoさん、こんばんは。
全くその通りです。もともと展望がいいところでもないし、
距離も標高も手ごろな近場で、リハビリトレーニングにピッタリでした
でもここがkankotoさんの地元丹沢のように、展望や自然林に恵まれていたら、
最高なのですがそうでないのが残念です
ありがとございます、なんとか大きなブランクにならずに済んで、
体力は維持されているようでよかったです
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