西上州 毛無岩 烏帽子直上ルート
- GPS
- 05:51
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 1,189m
- 下り
- 1,194m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ。朝方 8℃ぐらい。昼間快適温度。風無し。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1ピッチ: 左に回り込んで戻るように登ったためスルーしました。 2ピッチ(45M III+): 出だしと中間が少し気になる。脆いところもある。支点は灌木。 3ピッチ(25M III+): 2ピッチ目より少し楽な感じでテラスまで。支点は灌木。 4ピッチ(20M III-): ここから本番。途中に新しいアンカー2つ。 5ピッチ(30M 5.9+): 出だしの1手が核心。黒岩・学友会核心より少し厳しい感じ。 その先も細かいフェース。上がるに従い簡単になる。 6/7ピッチ(45M V+): スラブっぽいフェース。細かいスタンス・ホールドを拾って登る。 25M ぐらい上がると、右に 30cm 程度のバンドがあり、これを辿る。 ビレイポイントから灌木沿いに左上すると、最終ピッチビレイポイント。 スラブ的細かいフェース(10M程度)が核心。 8 ピッチ(25M V-): レイバックから凹角、快適で楽しめる。下部少し脆い。 ピッチグレードは、トポとは関係なく、2人で話して感じた内容です。際どい所や欲しいなと思うところには支点があり、割と安心してリードできます。一見脆そうですが、見極めればそうでもありません。カム不要。シングルロープ 50M で OK。 一切 A0 しなければ、5 ピッチ目出だしと 6 ピッチ目の細かいフェースが核心です。支点間隔が短いので A0 に誘惑されますが、A0 したら IV A0 です。 by mi |
写真
感想
bi さん、私、共に今年は故障続きで、予定山行は全くできず、それでも、ようやく動けるようになってきたので、リハビリと来年予定しているルートの確認を兼ねてのクライミングでした。
事前情報によると、脆いとか A0 祭りとか書いてあって、どんなものなのか楽しみにしていました。脆くないとは言いませんが、恒例の妙義アルパインからすれば、脆い方ではありませんでした。bi さんと 「A0 祭りは無しにしたいね」と話していたのですが、登ってみたら、bi さんも私も A0 無しの完全フリーで抜けられたので良かったです。これも信頼できるパートナーと組んでいるからこそ可能なのだろうと思います。
お天気良く、快適なクライミングができて楽しかったです。
bi さんには、感謝!!
今月から年金生活になりました。やってみたいルートはあるものの、時間が無くなってきていることを感じます。いつまで続けられるのか、わかりませんが、日々の生活習慣を見直し、少しでも維持できるよう心掛けたいところです。
5ピッチ目 bi さんリード:出だし核心
6ピッチ目 mi リード:細かいフェース
8ピッチ目 bi さんリード:楽しいピッチ
自分は春に指を折ってしまい、miさんは冬に痛めた腕がまだ本調子でないという事で、今期の計画が次々に持ち越し延期。
すっかり訛ってしまった体をほぐそうという事で手ごろなところをチョイス。足並みが揃っていれば半日でサクっとやれる良いルートでした。
このルート、A0突破の記録が多いので、本当のグレイド感があまり存在していないこともあり、今回のテーマは「絶対にA0せず正直に感じた難易度を記録にあげたい」でした。
A0で突破しておいて「トポより簡単です」とか言う評価は開拓者に申し訳が無い。
そういうこともあり、それなりにガチャ類も準備しましたが、カムは上部で1か所使っただけでした。(使う必要はないくらい)
アンカーも多数打ち足されており、アルパインにしては珍しく頑丈な支点が多いので落下も恐れずにやったほうが絶対楽しめます。
また、ザイルはシングル×1本の一択でOKです。
意外とまっすぐなルートなので、ダブルを使用するメリットはあまりないと感じました。
(逆に絡まるリスクと時間だけ無駄に消耗すると思います。)
バンドをトラバースするピッチ(今回の6/7ピッチ目)は、流れを考えた支点の取り方をすれば、まず問題ありません。
misuzuさん、リハビリ山行にお付き合いいただきありがとうございました。
もう、怪我はコリゴリですね(笑)
コメント
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今年は身の回りで故障者が続出して思ったような活動ができない年でしたが、お二人の活躍を見られて少し安心しました。
今後の活躍も期待してます。
こんばんは。ご無沙汰しております。
今年は本当に見の周りのたくさんの知人が故障した年でありましたね😥
自分もようやく左手に体重を掛けられるようになってきましたので、これまで溜まった鬱憤を晴らす意味でも、今回はスカッとした内容の山をやれて良かったです。
それもこれもリハビリ山行に付き合ってくれたmiさんのお陰であります😭
また、そろそろ腰越も適期になってきましたので、今年もまたお邪魔させてください。去年のようにわいわいと楽しみたいですね😊
その時は、どうぞ宜しくお願いします!
コメントありがとうございました。
今年、お初のアルパインでした。bi さんも私も故障の年でしたので、お互いようやく動けるようになってきた感じです。とはいえ、私の方は、老化が加速してますので、bi さんとは差が開くばかりです。
恒例の練習、よろしくお願いいたします。
bicycleさん手の調子は戻りましたか?
動画では、5ピッチ目核心部はぱっと見ではどこにホールドあるの?でした💦
西上州では岩がマトモと言われる毛無岩ですが、クライミングするのは怖そうです。
ボルトもたくさんあって、マルチのルートっぽくなってきたのでしょうか?
こんばんは!
ご心配を頂きありがとうございます😂
恐る恐るですが、ようやく左手に荷重をかけられるようになり、筋肉痛が気持ちいいです(笑)
毛無岩ですが、全体としてはスラブなので傾斜は緩く、しっかり細かい部分に立てばそれほど難しくはないと思うはずです。
また、最後のクラック部分は、クラックに慣れて無いと難しく感じるかもしれません。自分はクラックに慣れてないので少し手こずりました。
ただ、支点はゲレンデ並みに豊富だったので、思い切った動きを出せば、ヤマジロさんならかなり楽しめると思いますよ😊
登攀力のある山城さんなら、ここは、問題なく行けるはずです。春秋は快適ですから是非。その前にロープワークか
クライミングには耐性がなかった自分ですが、沢登りのリードを思い出しながら動画を拝見しました。
いい緊迫感ですね!
お二人は良いチームだと、改めて感じました。
美鈴さん、基礎年金受給開始ですか。
介護保険料が天引きされて手間要らずともいえますが、お国はちょっとずるいとも感じます。
おはよう御座います。
このルート、開拓時は人工だったようでリングボルトが多数あり、さらにフリー用にアンカーが足されたものだったみたいです。支点が豊富だったこともあり沢より安心感がありましたが、約半年ぶりのリードクライミングだったので緊張しました💦
個人的にはアプローチでmiさんの登りに付いていくほうが核心でした😅
基礎年金受給者とは思えないです。
コメントありがとうございました。
今年、お初のアルパインでした。お陰様で、多少痛みがでることがあるものの、今回ぐらいなら普通に登れるぐらいに回復しました。bi さんも復帰されたので、来年の課題に向けて取り組んで行きたいところです。
介護保険料だけでなく、健康保険料が高いのには参ります。こんなの入らないで民間の保険+実費の方が全然まともですね。
年金年齢ともなると、「お肌の曲がり角」ではないですが、「身体の曲がり角」ですので、上手に曲がらないとスピンしそうです。
やはりお二人の登りはいいですね〜!
登山(ヤマレコ)を始めたときに感じた「こんな凄いことする人がいるんだ!」というドキドキ・ワクワクが心に蘇ります。
いつでも初心に戻してくれる、そんなお二人に今回も元気を貰えました。
miさんの腕もだいぶ回復されたようで何よりですし、biさんはあのポッキリ骨折からよくぞここまで回復されましたね。
リハビリも大変だったでしょうし、登れない時間はとても長いものだったと思いますが、本当に良かったです。
まだ本領発揮までは少しかかるかもしれませんが、まずは復帰、おめでとうございます!(≧∇≦)
こんにちはー!お心遣い、誠にありがとうございますm(_ _)m
自分一人では決してこのような山との向き合い方が出来なかったなぁ、としみじみ思う山行でした。
今期は、僕の怪我とコロナのダブルパンチのせいで、misuzuさんと計画していた大きい山が全然できなかったのですが、秋の良い日にリハビリとはいえ充実の登山が間に合って安堵しています。
本領発揮までは、、、、嘘か本当か解りませんが、周りの人から『骨折した箇所は強くなる』って言われるので、もしそれが本当であれば骨折したルートのリベンジ戦では、指も強くなり有利になっているってコトですよね!(プラス思考w)
なんにせよ、やっぱり健康が一番や〜...と、当たり前を実感する2023年、秋です。
西上州はこれからがベストシーズンなので、サルコさんも気が向いたら是非、紅葉を愛でにこちらにいらしてください😋
送迎等はお任せあれ🚗
やっとこさ、bi さんと組んでアルパインに行けました。久々でも、bi さんは、安心のパートナーってことを実感します。やって欲しいなぁって思うことを、何でも先回りして動いてくれるから、ストレスがありません。その分、登攀に集中できるのです。
また、みんなでお出かけしましょう
この界隈、いつぞやの台風から、道が崩壊しているところが多いようです。元々、登山道というより踏み跡レベル。今回のアプローチですら踏み跡と登山道の間ぐらいでした。奥秩父のバリルートぐらいかもしれません。
壁は、結構威圧的にそびえて見えます。ちょんぼ無しだと、そこそこ大変な感じです。西上州の岩は、妙義と同じだったり、似ていたりですが、基本的に脆いです。取れたり崩れたりするのが前提なので、気を使うクライミングになります。登山道も妙義と同じで、非常に急傾斜のところが大いですね。車がないと、全くもって取り付けないところなので、風太郎さんのご自宅からだと、遠征状態なりそうです。
自然林が多いので、紅葉が見事なところが一杯あります。
こんばんは^^ ご無沙汰をしております。また、気にかけて下さりありがとうございます。
ようやく復帰でき、山に戻りました。怪我には今後とも気を付けたいですね。
風太郎さんも毎度ハードな山行ですので、くれぐれもご自愛ください。
荒船山系は本当に良いところで、今年は11月初旬あたりが紅葉のベストと予想しています。
今回登った毛無岩の烏帽子ルートは、葉っぱが落ちる冬期は良く見えるそうですが、草木でイマイチ見えないかもしれません^^;
実は僕もあのあたり未踏のピークが多いので、そのうちお出かけしてみたいと思っております。
風太郎さんのことだから、一気に色々と繋げて歩かれるのだと思いますが、レコを楽しみにしています
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