甲斐駒ケ岳
- GPS
- 08:15
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 1,114m
- 下り
- 1,115m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はない。 ただ、夏のこの時期はおじさんおばさんで大渋滞。 あやうく最終バスに乗り遅れるところであった。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
南アルプス 甲斐駒ケ岳 またも単独日帰り
赤岳の後、次はどこかアルプスへと思案したあげく甲斐駒に行く事にした。
登山口が北沢峠なのだが、車乗入れ不可のため、芦安からバスで広河原へ、で、乗り換えて、北沢峠となる。
芦安発1本目のバスに間に合わせるため、千葉の自宅を朝2時に出発。前回と同じく京葉〜首都高〜中央高速をひたすら西へ。こんな時間に走ってるのはタクシーとトラックくらいで空いてる。中部横断道を少し南下し白根インターから地道にて4時過ぎに芦安駐車場へ。一番上の駐車場の片隅にかろうじてスポットを見つけ準備開始。まだ周囲は車の中で睡眠中のようだ。
5時のバス3台は満席。広河原まで夜叉神峠経由で一時と少し。またバスを待って、北沢峠にやっと7時10分到着。ここは独特の空気ただよう別世界。いよいよ登山開始。
少し林道を下って、北沢長衛小屋から奥へ。気持ちのいい林間歩き。沢沿いに登り、仙水小屋。今日はお休みの雰囲気。水筒の水をうまい湧き水に入れ替える。
中球の岩場を飛び越えつつ登るとほどなく仙水峠。
少し雲が沸いてきているが、甲斐駒山頂まで見える。
ここから駒津峰までは急登。途中樹林の切れ目から眺望がありしばし休憩。更に行くとやっと駒津峰。
少し小さな岩場を2,3下ると大きな六方石。おじさんおばさんたちが立ち往生しているが、岩の峰部分をするすると越えていく。
少し上がると、直登コースと通常コースに分かれるが、迷わず通常コースへ。直登コースはガレた岩場の急斜面。右に左に切り替えつつ上っていくと、山頂直下の花崗岩が迫力を増す。登山道も粒の粗い砂道に。空気が薄いため、スピードが上がらない。
途中、若い女の子(多分20台前半)が一人疲れたのか道端にたたずんでいる。こんにちは、と声をかけても気の抜けた返事返すだけ。大丈夫かな。
それにしても、おばちゃんの渋滞で岩場進まない。何とかしてほしいなー。最後の岩場を超え、山頂へ。しかし霧が出て視界無し。弁当を広げしばし至福の休憩。
小学5年くらいの男子を連れたお父さんがせっせとお湯を沸かしカップラーメンをつくってる。いい光景だな、私も4年の子を連れてきたいな、でも来ないだろうな、などと思いながら気がつくと小一時間もいることに気付く。北沢峠の最終バスが15時なんで急がねば。。。慌てて来た道を駒津峰まで戻る。
しかし、休憩中に登ってきたおばさんの一行やお爺ちゃん連中が大渋滞。このままじゃ今日帰れなくなるー。
道幅の少しあるところで数人ずつパスするも、狭いとこでは、ゆったりペースに着いていくしかない。。。
ふと見ると、登りでたたずんでいたあの女の子が元気に歩いてる。しかもよくみると若い男と一緒。やっぱりそうか。しかしデートがてら登山とは贅沢だな。俺も若いころそうしときゃよかったな、なぞと勝手に想像しながら、なおも進まないおばちゃん連中の後をべったり着いていく。
やっと双児山頂広場で休憩してるおばちゃんたちを一気にゴボウ抜き。ペースがあがる。しかし、この時点で13:30。間に合うか。。。
急な下りが延々と感じられる。途中数人をパスするも、また膝が痛くなる兆候が出てきたのでペースを落とす。今回は膝サポーター買った威力で全然違う。コースタイムのペースなら大丈夫である。ただし走ったり無謀は禁物。
しかし長い下りだ。眺望も無く、似たような景色の急坂を、木の根に足を取られそうにながら下っていく。
下からバスのエンジン音がかすかに響いてきた。もう少し、と思ってからが更に長い。やっとのことで北沢峠到着。14:55分。最終バスまで5分前ぎりぎり。
帰路はまた広河原経由乗り換えて、芦安駐車場へ。朝2時スタートの疲れでエアコンの効いたバスの中で汗かいたまま眠ってしまい、滅茶苦茶寒い。着く頃には少し雨が降ってきた。
風呂は駐車場横にもあるようだが、少し降りたところにある、公営の日帰り入浴施設へ。疲れた足をマッサージしながら今日の一日を振り返る。
今回は時間が押せ押せの一日だった。それにしても恐るべしおばさん軍団。なんでこんなに固まって惜しげもなくゆっくり歩くのか。もうちょっと周りを見て欲しいものである。まあ、車の運転でも似たようなこと言えるのだが・・・。
なぞと思いながら千葉へ。途中少し渋滞のため、軽く1時間ほどSAで仮眠し、すっきりした頭で帰宅。
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