記録ID: 6055891
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間
硯川から横手山へ、草津峠経由で下山
2023年10月14日(土) [日帰り]



体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 04:59
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 748m
- 下り
- 739m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は特にありません。敢えて言えばのぞき-渋峠間の国道292号線には歩道が無く、特にロックシェード内での交通事故に注意が必要です。 |
写真
それ程標高を稼いだ訳では無いのだが、振り返ると良い眺めが眼前に広がっていた。手前右側は笠ヶ岳。(北アの笠ヶ岳とは別)その向こうには高妻山、乙妻山、やや手前に黒姫山。更に金山や焼岳、妙高山と続く。
横手山山頂のヒュッテのパン屋、一時期メディアで散々取り上げられてきたのだが経営方針が変わったらしい。ヒュッテの無料送迎車を使った人でないと売らないという。ただし、無料送迎車を使うと山小屋協力金1000円とやらを徴収するらしい。ん?つまり、実質白タクって事だよね、これって。営業にプラスになるとは思えないし、儲かるとも思えない。何故こうなったのか理解に苦しむ。まぁ、登山者はお呼びじゃない…って事なんだろうけど。
実はこれ、山頂ヒュッテではなく、国道脇の横手山ドライブインに貼られていた警告文。察するにトラブル続出でここで愚痴を言うお客さんが多いんじゃないかなぁ。周囲に迷惑かけてるなぁ。
実はこれ、山頂ヒュッテではなく、国道脇の横手山ドライブインに貼られていた警告文。察するにトラブル続出でここで愚痴を言うお客さんが多いんじゃないかなぁ。周囲に迷惑かけてるなぁ。
国道から見下ろせるこの谷には以前、横手鉱山と呼ばれる鉱山が存在した。硫黄及び褐鉄鉱の採掘が行われていた。今から20年程前に一帯は緑地化され、当時の面影があるものは少なくなってしまった。
上信越国境には北から草津峠、渋峠、山田峠と草津へ行く為の峠が3つある。現在車道が通っているのは渋峠。国道から谷の向こうに見えるのは山田峠へと向かう山田道。ここから見下ろすと一本の道が斜面を斜めに、時に九十九折れを描きながら走っているのが良く確認出来る。10年程前、この道を有志の方々が再整備したのだがここを歩く人はどれだけいるのだろう。かくいう私も、未だ全線を歩ききってはいない。この調子だと自然に戻ってしまうのもそう遠い将来では無さそうなので今のうちに歩かねば。ヤマレコにもここを歩いた記録はアップされていないし…。
のぞきから渋峠へ向かう。ここは国道292号線(車道)歩きとなる。旧道の面影は全くない。恐らく幾度か拡幅を繰り返して現在の姿になったのだろう。ちなみに、ロックシェード部分に歩道は無いのでちょっと嫌らしい。
横手山山頂からここまでルートはゲレンデとほぼ一緒だったが、ここから本格的にゲレンデを離れる事となる。写真中央やや右側の暗く写っている箇所が分岐地点。地図を確認せずになんとなく歩いているとゲレンデをそのまま下ってしまう事となる。
振り返ってみると、先程までいた横手山が随分高い位置に見える。このルートはあまり人が多くはない。いや、今回歩いて限りだと誰一人としてすれ違う人はいなかった。そんなに人気の無いルートなのかなぁ。まぁ、確かに一回歩けばもういいかもしれないけれど。
「さくらフィルム」と大きく書かれた看板が何ヵ所かに貼ってあった。小西六(後のコニカ)が何時頃からカラーネガフィルムを販売しているかはちょっと判らなかったが、カラーが当たり前になる以前の看板なのだろう。”さくらカラー”ではないので。恐らく1950〜1960年代の物では無いだろうか。
以前歩いた時にはしっかり整備された林道だったと記憶しているのだが、様相は一変、表層の砂利は流されかなり荒れた林道になっている。恐らく長い期間整備されていないのだろう。以前とは随分と印象が違う道になっていた。
撮影機器:
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
ハイドレーション
ヘッドランプ
GPS
タオル
ストック
カメラ
長袖シャツ
ソフトシェル
グローブ
|
---|
感想
もう随分前の事になってしまうのだが、横手山へは何度もスキーで通った事があった。凍てついた季節にリフトを乗り継いで樹氷の頂上へは何度か訪れました。ただ、全てリフト使用の為、これを以て「横手山に登った」と言えるかといえば、かなり疑問にも思っていました。
そこで今回、改めて横手山を登る事にした次第です。
渋峠から登っても良いのでしょうが、それでは登山とは言えないような気がしたのでスタート地点は硯川温泉前としました。ここから登りはゲレンデを歩き、渋峠を経由して横手山へ。このコース、渋峠迄は昔の草津温泉への街道と重なります。下りは草津峠を経由して硯川へ。草津峠から硯川間は古い街道です。
登りの硯川-のぞき間はスキー場のゲレンデである事は承知していましたが、横手山から下る道も途中までスキー場のゲレンデだとは知りませんでした。知っていたら歩いたかな?
横手山山頂はなだらかなピークの為、360度見渡せるわけではありませんが、横手山山頂から少し降りると北側の山々が見渡せました。岩菅山、苗場山、奥に八海山、白砂山、そしてその向こうに連なる山々燧ヶ岳や至仏山。いやいや、ここまで見渡せる事に驚きました。
横手山山頂は観光地となってしまっている為、「登った感」はあまりありませんでしたが、ここまで遠くを見渡せるのなら一見の価値はあるかと。
また来たいか?と、問われると何かのついでがあれば来ても良いかな…程度ではありましたが。
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