平ヶ岳(⇔鷹の巣)…公共交通機関利用
- GPS
- --:--
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 1,838m
- 下り
- 1,825m
コースタイム
- 山行
- 11:45
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 11:50
雨ということもあり休憩をあまり取っていません。記憶にあるのが、登りは下台倉山、台倉山、下りは池ノ岳、台倉山、下台倉山
天候 | 10/14(土)清々しい秋晴れ 10/15(日)雨。山頂は多分数℃。檜枝岐予報3-13℃。 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
船
上野 11:46 -(上越新幹線 とき319号 新潟行き)- 13:09 浦佐 13:40 -(南越後観光バス 急行 奥只見ダム行き 1500円)- 15:00 奥只見ダム …(徒歩orスロープカー)… 奥只見(乗船場)15:20 -(奥只見湖遊覧船 尾瀬口コース 往復2700円)- 16:00 尾瀬口船着場 16:05 -(会津バス 尾瀬御池行き 370円 現金のみ)- 16:10 鷹の巣 清四郎小屋前 キャンプ場泊 2000円+トイレ・水場使用料200円。水場は汚れのない水。トイレは小屋左脇の仮設。テン場は平ら。なお、10/15を以て今季は終わりのようで、下山してみたら水場は撤去、トイレは封鎖されていた…。 清四郎小屋 https://www.seisirou.com/ 復路 10/15(日) 鷹の巣 15:51 -(会津バス 尾瀬口船着場行き)- 16:05 尾瀬口船着場 16:10 -(奥只見湖遊覧船 尾瀬口コース)- 16:50 奥只見 …(徒歩orスロープカー)… 奥只見ダム 17:10 -(南越後観光バス 急行浦佐駅東口行き)- 18:30 浦佐駅東口/浦佐 18:53 -(上越新幹線 とき342号)- 20:06 上野 ※ときは盛況 ※奥只見湖遊覧船(尾瀬口コース)・会津バス(尾瀬口船着場〜尾瀬沼山峠)は予約制!魚沼観光協会で予約。行きの午後便は私のみ。帰りの午後便は20名強。ほとんど尾瀬から ※南越後観光バス、リュック(1m以上)は100円。ただ、行きは取られず、帰りのみ取られた ※奥只見ダムバス停はダム堰提の下で、奥只見乗船場は堰提の向こう側。徒歩15分弱。スロープカーは待ちがあるのと+100円。トイレはバス停・乗船場両方にあり ※尾瀬口船着場の乗り換えは割りと時間がタイト。船着場から道路まで、階段数十段。トイレは道路側にチップ制あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況 マイナールートかと思いましたが、流石百名山らしくかなりよく踏まれていました。 ・平ヶ岳登山口〜下台倉山 灌木の尾根。ところどころ大きめの岩がありロープがついている。また、洗掘で粘土層の露出あり(滑る) ・台倉山〜池ノ岳(姫ノ池) 途中まで緩やかなアップダウン。木道は濡れていると滑るので注意。洗掘は時々ある。1900m前後から木が無くなり森林限界のような状況に ・山頂台地 木道が滑るくらい。 水場 台倉清水・白沢清水とも(雨もあり)よく分かりませんでした。 平ガ岳〜玉子石のショートカット道の途中に水場なる看板がありますが、岩清水ではなく数十メートル先から流れる沢のようでした。 登山ポスト コンパスで提出。平ヶ岳登山口に紙あり トイレ 清四郎小屋(小屋が開いているときだけ?)、平ヶ岳登山口(チップ制) 携帯(docomo) 繋がりません。鷹の巣×(auは繋がるとか) 登山口× 台倉山× 池ノ岳× 平ガ岳× 銀山平○ 奥只見ダム○(ここから船で20分くらいは○) |
その他周辺情報 | 温泉 (本当は清四郎小屋の予定だった。400円だったとか) 飲食店 (本当は清四郎小屋(略)) ・行ってないけど、浦佐駅前に「ファミリーダイニング小玉屋」というのがあります。結構繁盛しています。びしゃもん揚げ、メキシカンライス…。行ってみたい。 ・奥只見ダムには奥只見レイクハウス、奥只見ターミナルという観光地っぽい建物もあるのですが、寄る時間がないです。 コンビニ 浦佐のNewDays、駅前のセブンイレブン お土産 玉屋菓子店 地元名物「しんこ餅」(NewDaysに売っていたので) |
写真
感想
平ヶ岳。
2013年にサークルの合宿で、鳩待峠から入り至仏、燧に登って御池に降り、本当はそこから平ヶ岳の後会津駒に登って帰るという予定だったのですが、まあ別に行かなくていいでしょうとなって平ヶ岳は飛ばしてしまいました。
それから10年弱。百名山を潰すとなると、こうなんとも面倒な山だというのが身に沁みました。よって10年来の未踏をようやく取り戻したような感じです。
そもそもまず鷹の巣は公共交通機関の便が悪く…いや、目の前を会津バスが通っているという点では恵まれていますが、6月〜10月の期間限定運行の予約制で、去年(2022年)は10月末に行くことを思いつくも、すでに運行が終わっていました。
今年は、昨年の反省を活かし、早めにバスの運行日程を確認し、運行最終日になんとか駆け込み予約をしました。
(運行最終日だと、乗り遅れたとき大変なことになると、後で気付きました。流石に翌年6月までは待てませんが、携帯も通じないので、尾瀬御池まで夜通し歩くか…)
確か1週間くらい前までは予報では晴れだったのですが、気がついたら登る日がちょうど雨になってしまい、実際その通りになってしまいました。
レコを見てみると、前日はよい秋晴れで景色と紅葉が楽しめたようですが、私が登ったときは、雨に打たれて何もかもが濡れるし寒いし道はぬかるんでいるしで大変でした。とはいえ、荷物が軽いというのはかなりのアドバンテージで、涼しいので水の消費も少なく、疲労という点では(その長い行程の割には)そこまででもなかったです。
一応1日12時間コースというなかなかハードなコースではありますが、やはり平ヶ岳といえば鷹ノ巣コースのイメージと、1日12時間行程を幾つかやってきた(ような)気がしておりCT通りに歩く自信があったこと(しかもデポできる)、そして何より現実的にはお金がよりかかるということで、中ノ岐コース(林道アプローチ)はとりませんでした。
ただ、登ってみると、鷹ノ巣は誰ともすれ違わず、山頂台地でおそらく中ノ岐から上がってきた数PT20人くらいと一気にすれ違いました。あちらはあちらで長時間のバス乗車と、急登&ぬかるみが大変そうなイメージがありますが、やはり12時間はハードですかね。
実際、バスに乗り遅れたら大変なので、余裕を持って14時着を目標にし、逆算して午前2時発にしました。あまり人の歩かないルートを暗闇の中で一人で歩くのは好きではありませんが、致し方ありません。
もっとも、CT×0.8くらいを想像していたのですが、実際はほぼ等速(14時着)でした。
オプション的な玉子石も見ることができてよかったです。もう一度見に来るなんて嫌なので…。
で、帰りにレインコートのポケットに閉まっていた携帯(Pixel 3a XL)が、湿気か水滴かで調子が悪くなってしまい、起動に失敗するようになってしまいました。
困ったのが下山連絡で、コンパスの連絡予定時間+数時間で家族に連絡が行ってしまうので、浦佐の公衆電話で連絡を取り、なんとか安否を伝えました。
携帯がないと本当に不便で、Suicaが使えない、バスや新幹線の時間が分からない、公衆電話がどこかを調べるにも携帯がいる、等々…。登山だと、転んで割ってしまう、水没させてしまう、など、日常よりも携帯が壊れるリスクは高いと思いますが、かといって予備を持つというわけにも行かず、とりあえずハードな運用に耐えれるケースを買おうかなと思いました。(前のHUAWEI novaも2019の仙塩尾根でカメラをだめにした、ような)
歩いている間、燧をはじめ結構遠くまで見えていながら、電波は通じないところに、この山の奥深さを感じました(そこ?)。百名山でもなければ登っていなかった気しかしません。色々な山があるものだと思いました。
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