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Yamareco

記録ID: 606902
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

三国山〜大源太山〜平標山

2015年03月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:35
距離
22.5km
登り
1,822m
下り
1,751m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:55
休憩
1:17
合計
11:12
8:07
7
スタート地点
8:59
9:06
3
9:09
9:09
52
10:01
10:06
14
10:20
10:21
76
11:37
11:38
27
12:05
12:27
10
12:37
12:37
48
13:25
13:25
70
14:35
14:55
8
15:03
15:03
37
15:40
15:40
17
15:57
16:05
95
17:40
17:46
71
19:06
19:06
6
19:19
ゴール地点
天候 晴れ→快晴!
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三国トンネルより500メートルほど群馬側の駐車スペース
(10台程度/除雪されていれば20台程度は駐車できそうでした)
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
見当たりませんでした。

【コース状況】
●コース全体
・アイゼンはスタートから最後まで全行程で付けっぱなしでした。
・ピッケルを使用する場面はありませんでした。
・全行程を通じて踏み抜きに注意。特に午後になると雪が緩み歩きにくくなります。

●三国トンネル登山口〜三国峠
三国トンネルの群馬側の入り口脇から登山道に入ります。
しばらくトラバースした後、三国峠まで標高を上げていきます。
稜線付近は雪庇が張り出しているため、雪庇の薄いところを選んで
稜線に乗っかります。また、雪庇の崩落も見受けられたので注意が必要です。
登山口から三国峠までは標高差およそ200m。
この区間はあまりトレースは期待できないでしょう。

●三国峠〜三国山
標高差およそ330mの登りです。山頂手前でいったん傾斜が緩くなり、
尾根も広くなります。上部は階段が出ているところもありました。
三国山の山頂は稜線沿いの縦走路から少し東側にあります。

●三国山〜大源太山
アップダウンが大きく、顕著な小ピークだけでも4つ越えます。
この区間は終始東側に雪庇が張り出しているため、
雪庇に寄り過ぎないように注意が必要です。雪庇が近い場所は稜線より
西側の樹林帯の中を進みます。
大源太山のピークも縦走路より少し東に外れたところにあります。

●大源太山〜平標山
今回の全行程の中でも大源太山から平標山ノ家までの区間は、
特に雪が深く歩きづらかったように思います
(午後になって緩んだせいもあると思いますが…)。
平標山ノ家を過ぎてしばらく進んで標高を上げると森林限界を超えます。
この付近からは雪も締まっていて歩きやすくなりました。
ヤカイ沢の左岸の尾根と合流する付近で傾斜が緩みます。

●平標山〜仙ノ倉山手前
雪が少なく木道が出ている箇所や地肌が見えている箇所が多くありました。
そのためアイゼンを付けていると歩きにくい感じでした。
この稜線は広いので視界不良の時は注意が必要かもしれません。

●平標山〜平標山登山口(ヤカイ沢の左岸の尾根)
このルートは今回初めて使いました。
支尾根の分岐付近は広くてどこが尾根なのか分かりにくかったです。
稜線からしばらくは尾根筋に忠実に下っていきますが、
標高1650m付近で尾根から外れて沢地形を下っていきました。
 
※youtaroさんの記録を参考にさせていただきました。ありがとうございます。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-602779.html
 
 
三国トンネルの群馬側からスタート。橋を渡った右手が登山口ですが…
2
三国トンネルの群馬側からスタート。橋を渡った右手が登山口ですが…
トンネルでいきなりアイゼン付けます
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トンネルでいきなりアイゼン付けます
最初はトラバース気味に谷の右岸を進みました
最初はトラバース気味に谷の右岸を進みました
まだまだ雪の量は多いです
まだまだ雪の量は多いです
稜線に向かって標高を上げていきます
稜線に向かって標高を上げていきます
雪庇が崩落し始めています。春の訪れですね
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雪庇が崩落し始めています。春の訪れですね
雪庇の薄いところを探して…
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雪庇の薄いところを探して…
稜線に乗ります
三国峠に到着。前方は三国山
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三国峠に到着。前方は三国山
三国峠から三国山へ取り付きます
三国峠から三国山へ取り付きます
三国山は南側見ると丸〜い形をしています
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三国山は南側見ると丸〜い形をしています
気持ちのよい斜面ですが…
1
気持ちのよい斜面ですが…
油断してると踏み抜きます(photo komemame)
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油断してると踏み抜きます(photo komemame)
広い尾根です
斜面を登るkomemameの背後には榛名山
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斜面を登るkomemameの背後には榛名山
こちらは斜面を登るdanyama(photo komemame)
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こちらは斜面を登るdanyama(photo komemame)
青空が広がり始めました(photo komemame)
2
青空が広がり始めました(photo komemame)
振り返ると浅間山と八ヶ岳が見えました
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振り返ると浅間山と八ヶ岳が見えました
三国山のピークが見えました
三国山のピークが見えました
苗場山と苗場スキー場。眼下にはホテル群
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苗場山と苗場スキー場。眼下にはホテル群
苗場山アップで(photo komemame)
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苗場山アップで(photo komemame)
ホテル群アップで。まさか帰りにここから歩くことになろうとは(photo komemame)
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ホテル群アップで。まさか帰りにここから歩くことになろうとは(photo komemame)
また踏み抜きです(photo komemame)
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また踏み抜きです(photo komemame)
三国山山頂まであと少し!
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三国山山頂まであと少し!
このあたりが山頂かな?
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このあたりが山頂かな?
ということでいちおう山のポーズ
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ということでいちおう山のポーズ
三国山から前方に見える平標山と仙ノ倉山に向けて出発
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三国山から前方に見える平標山と仙ノ倉山に向けて出発
いったん下ります
いったん下ります
平標山と仙ノ倉山。見事です
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平標山と仙ノ倉山。見事です
三角形の万太郎山と奥に俎山稜も見えています
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三角形の万太郎山と奥に俎山稜も見えています
これから進む稜線
これから進む稜線
正面にはエビス大黒ノ頭と万太郎山
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正面にはエビス大黒ノ頭と万太郎山
一番奥にトマとオキも見えました
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一番奥にトマとオキも見えました
これから進む稜線と大源太山。奥は左から仙ノ倉〜エビス大黒ノ頭〜万太郎
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これから進む稜線と大源太山。奥は左から仙ノ倉〜エビス大黒ノ頭〜万太郎
小さなアップダウンを繰り返します(photo komemame)
2
小さなアップダウンを繰り返します(photo komemame)
東側には雪庇が発達しているので…
1
東側には雪庇が発達しているので…
近寄らないように注意しながら進みます
2
近寄らないように注意しながら進みます
美しい稜線
(photo komemame)
雪庇に近づき過ぎないように樹林帯に入ったり出たりを繰り返します
1
雪庇に近づき過ぎないように樹林帯に入ったり出たりを繰り返します
青い空に飛行機雲、そして白い雪
3
青い空に飛行機雲、そして白い雪
西側の視界が開けると苗場山が見えます
3
西側の視界が開けると苗場山が見えます
爽快な稜線歩き。正面のピークは三角山かな
4
爽快な稜線歩き。正面のピークは三角山かな
(photo komemame)
だんだんと天気が良くなってきました
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だんだんと天気が良くなってきました
これから進むルートを見定める(風)komemame
3
これから進むルートを見定める(風)komemame
クラック
うねる雪庇。崩落跡も見えます
3
うねる雪庇。崩落跡も見えます
下は雪を蹴散らして(photo komemame)
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下は雪を蹴散らして(photo komemame)
(photo komemame)
大源太山への登り
大源太山への登り
山頂への最後のアプローチはとても緩やか
3
山頂への最後のアプローチはとても緩やか
大源太山に到着
山のポーズ
大源太山より。エビス大黒ノ頭と奥に万太郎山
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大源太山より。エビス大黒ノ頭と奥に万太郎山
大源太山より。万太郎山と奥にトマとオキ(たぶん)
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大源太山より。万太郎山と奥にトマとオキ(たぶん)
大源太山より。仙ノ倉山
4
大源太山より。仙ノ倉山
大源太山より。平標山
4
大源太山より。平標山
大源太山より。平標山と仙ノ倉山をセットで
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大源太山より。平標山と仙ノ倉山をセットで
大源太山より。稜線の奥に上州武尊山とチョコンと頭を出した奥白根山
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大源太山より。稜線の奥に上州武尊山とチョコンと頭を出した奥白根山
大源太山より。歩いてきた稜線と奥に浅間山と八ヶ岳
3
大源太山より。歩いてきた稜線と奥に浅間山と八ヶ岳
お昼を食べて出発です
お昼を食べて出発です
お腹も満たされ再起動
3
お腹も満たされ再起動
天気も最高言うことなし
2
天気も最高言うことなし
正面に平標山
苗場山をバックに
3
苗場山をバックに
平標山が射程圏内に入りました
2
平標山が射程圏内に入りました
縦位置で。中腹には平標山ノ家も見えています
縦位置で。中腹には平標山ノ家も見えています
苗場山、なんでこんなに平なの
5
苗場山、なんでこんなに平なの
雪深い稜線を進みます1
1
雪深い稜線を進みます1
雪深い稜線を進みます2
1
雪深い稜線を進みます2
平標山がだいぶ近づいてきました
1
平標山がだいぶ近づいてきました
平標山 x 雪庇 x komemame
3
平標山 x 雪庇 x komemame
仙ノ倉山
エビス大黒ノ頭
平標山ノ家に到着
1
平標山ノ家に到着
平標山への登り
森林限界を超えるこの辺りからの登りはテンション上がります
2
森林限界を超えるこの辺りからの登りはテンション上がります
青と白が半分
振り返ると歩いてきた稜線がよく見えます。平標山ノ家〜大源太山〜三国山
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振り返ると歩いてきた稜線がよく見えます。平標山ノ家〜大源太山〜三国山
いつのまにか青の色が濃くなりました
いつのまにか青の色が濃くなりました
尾根の西側にはクラックも
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尾根の西側にはクラックも
やっぱり良い山です
5
やっぱり良い山です
背後に大源太山と東西に平べったい山頂の三国山
背後に大源太山と東西に平べったい山頂の三国山
山頂まであと少し!
1
山頂まであと少し!
平標山に到着
たいら〜のポーズ
19
たいら〜のポーズ
平標山山頂より。仙ノ倉岳。雪解けが進んでいます
4
平標山山頂より。仙ノ倉岳。雪解けが進んでいます
平標山山頂より。一番奥には至仏山と燧ヶ岳、景鶴山もちょこんと見えています
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平標山山頂より。一番奥には至仏山と燧ヶ岳、景鶴山もちょこんと見えています
平標山山頂より。巻機山〜越後三山方面
6
平標山山頂より。巻機山〜越後三山方面
平標山山頂より。眼下には土樽
2
平標山山頂より。眼下には土樽
平標山山頂より。苗場山と松手山方面
5
平標山山頂より。苗場山と松手山方面
平標山山頂より。大源太山と三国山。歩いてきた稜線です
2
平標山山頂より。大源太山と三国山。歩いてきた稜線です
komemameを山頂に置いて仙ノ倉に向かいます
7
komemameを山頂に置いて仙ノ倉に向かいます
平標と仙ノ倉の鞍部より平標山を振り返って
2
平標と仙ノ倉の鞍部より平標山を振り返って
もう少し仙ノ倉に進んだところから振り返って
2
もう少し仙ノ倉に進んだところから振り返って
鞍部より仙ノ倉方面
鞍部より仙ノ倉方面
仙ノ倉の一つ手前のピークに到着。すぐそこに仙ノ倉の山頂が見えていますがここでタイムアップ
1
仙ノ倉の一つ手前のピークに到着。すぐそこに仙ノ倉の山頂が見えていますがここでタイムアップ
残念ですが引き返します
2
残念ですが引き返します
平標山と背後に苗場山
1
平標山と背後に苗場山
東芝ランプ健在です
1
東芝ランプ健在です
平標山まで戻りました
1
平標山まで戻りました
16時も過ぎているので急いで下山開始です
1
16時も過ぎているので急いで下山開始です
最後に絶景を収めます(photo komemame)
4
最後に絶景を収めます(photo komemame)
帰りはヤカイ沢の隣の尾根を使います
帰りはヤカイ沢の隣の尾根を使います
午後になりだいぶ雪が緩んでいます
午後になりだいぶ雪が緩んでいます
太陽が西に傾き始めました
太陽が西に傾き始めました
逆光の苗場山
ズボズボ下ります
1
ズボズボ下ります
膝下まで埋まります
1
膝下まで埋まります
夕方の光になってきました
夕方の光になってきました
雪崩の跡
樹林帯に入ります
1
樹林帯に入ります
感じのよい樹林帯を抜けていきます1
2
感じのよい樹林帯を抜けていきます1
感じのよい樹林帯を抜けていきます2
感じのよい樹林帯を抜けていきます2
アーペントロート気味の平標山
4
アーペントロート気味の平標山
トラバース道
別荘地終点に到着。ここからは除雪されています
別荘地終点に到着。ここからは除雪されています
背丈よりも高い雪壁
背丈よりも高い雪壁
平標山登山口に到着。お疲れさまでした〜のつもりでしたがさらに5kmの車道歩きが待っていました
4
平標山登山口に到着。お疲れさまでした〜のつもりでしたがさらに5kmの車道歩きが待っていました
【おまけ】
魚沼きのこのドカ盛り天丼(iPhoneで撮影)
14
【おまけ】
魚沼きのこのドカ盛り天丼(iPhoneで撮影)

感想

うまく行かない時はすべてがうまく行かない。そんな山行でした。

まずは寝坊からスタート。家を出たのが5時過ぎ。
この時季でも5時を過ぎると関越道はスキー客が集中。
渋滞気味で登山口まで3時間かかり、登山開始が8時を過ぎてしまいました。
結果、雪が緩み始めるのも早く体力が奪われてkomemameは
大源太山の手前あたりからすっかりペースダウン。
平標山に着いたのがすでに14時半。ひと息ついて時計を見ると15時。
これは仙ノ倉まで往復せずとも来た道を戻るのは時間的にちとキビしい。
じゃあヤカイ沢から平標山登山口に下りることを検討します。

でも仙ノ倉山までは行っておきたい!
ということで、時間は微妙だけどkomemameには山頂で
待っていてもらい仙ノ倉へと向かいます。
日が長くなったとはいえ、さすがに16時には平標から下山開始していないと
マズイかなぁと思いながら進みます。
仙ノ倉山の一つ手前のピーク、あと300mのところで15:30となります。
もう本当にすぐそこなのですが、komemameを待たせているにも関わらず
ここで向かってしまうと、これからどんどん自分に歯止めが
効かなくなりそうで怖い。思い切って撤退とします。

16時過ぎに平標山から下りますが、
暗くなったのは下山を完了して1時間ほど経ってから。
これなら仙ノ倉まで行って帰ってきても余裕を持って明るいうちに下山できました。
まったく、うまくいかないなぁ。

そして最後の最後でダメ押し。
三国トンネルを挟んで反対側(群馬側)の駐車スペースへ戻るために、
平標山登山口でタクシーを呼んだのですが、
どこのタクシー会社も来てくれないのです。
すべて出払っていて苗場方面には一台もいないと言われます。
しかたなく苗場スキー場まではバスに乗り、
その後はクルマに轢かれる恐怖に怯えながらトンネルを歩きましたよ。
距離にして5kmほど。トホホ…。

でも、この時季の上越国境の稜線歩きはやめられませんね。


去年はじめて登って広々とした稜線に心奪われた平標山。
今年は前回とは違うアプローチで行ってきました。

この日も天気が良く、時間が経つにつれ
どんどん空が青く濃くなっていきます。
山には相性があると信じている私。ここは絶対相性がいい。
三国山を越えると見渡す限りの絶景が広がっていて、
きょろきょろしながら歩くものだから、体勢を崩すことしばしば…
ムダに体力を消耗してしまいますが、これもまた楽し。

そんな感じで快調に三国山まできましたが、
その先、大源太への歩きで空腹でお腹がぐーぐー。
大源太の山頂でお昼ご飯にしました。
前回もそうでしたが、ここは本当に人が少ないです。
この日お会いしたのは数えるほど。
これほどの絶景の場所なのに不思議です。
お昼ご飯を食べながら、貸切の山頂でしばし日向ぼっこ。
遠くに見える平標山山頂を目指していく人が
米つぶのように見えます。
あんな遠くに行くのかぁ、、と思いつつ、
心も体もエネルギーで満たされたので、再度出発です。

やっぱり雪が深い。
しかも午後にもなるとやや緩みかけていた雪が
さらにぐちゃぐちゃしてきて、ときどき踏み抜くほど。
アイゼンには雪団子ができて、斜面を下るときにバランスを崩したり。
そんなことをしていたら、次第にばててきてしまいました。
最近、あんまりちゃんと歩いていなかったからかなぁ…
前半は快調だったのに…

大源太から見えた小屋がなんと遠く感じたことか。
そしてさらにそこから先につづく山頂。
前回来て覚えているのは、あそこが山頂かなぁ、
って思っていたところにたどり着くと、
さらにその先に「あとひと頑張り」しなきゃいけない道がつづいていること。
そのことは分かっていたつもりだけど、やっぱりがっくりしてしまいました。
あー、あそこまで行ったら帰る体力残ってるかな…と弱気になりました。
後ろでdanyamaが仙ノ倉まで行くよ♪と言っているしなぁ。
この日のdanyamaはかなり元気。
ちょっと前に行った大山でのダメっぷりはなんだったのか??と思うほど。
すっかり形勢逆転、もとどおりです…

というわけで、私は山頂にひとり残り、
danyamaだけが仙ノ倉へ向かいました。
私は防寒具を着込んで、のんびり山頂タイムを過ごします。
松手山の方を歩いている人や仙ノ倉へ向かうdanyamaを
目を凝らして確認したり、広々とした景色に酔います。
しかし、景色を見ているうちにしだいに睡魔が。
我慢できなくなり、雪の上に横になりウトウト…夢まで見てしまいました。
かすかに鈴の音がした気がして、あわてて起きました。
するとしばらくして、お一人登ってこられた方がいました。
あぁ、眠りこけた姿を見られないでよかった…笑
こんな雪の中で仰向けになっていたら、見る人もびっくりだっただろうな。

眠っていた時間はわずかだったけど、
太陽の高さも変わり、風も出てきて、すっかり夕方の雰囲気になっていました。
確実に時が流れた感じです。
danyamaはまだかな…?と仙ノ倉方面をみると、戻って来る姿を確認。
体力も回復し、下界へ戻ることとします。

帰りはあっという間。

…だったはずだけど。
下山した場所から駐車スペースまでの道がたいへんでした。
タクシーも何社も電話したけど来てくれないし、
バスも走っていない。
とりあえず向こうから走ってきたプリンスホテル行きのバスに乗り、
運転手さんに相談。
そしたら次のバス停から歩くのが一番近いかも、
それかヒッチハイクでもしてみたら…?距離にしたら5-6キロかなぁ?
ということだったので「じゃぁ歩こう!」と。
歩きながらライトを振り回しながらヒッチハイクしてみましたが、
停まってくれる車はゼロ。そりゃ、そっか〜。
で、途中からは「仕方ない」と心を決めて
車にひかれないように細心の注意を払いながら歩きました。
三国トンネルは狭くて、車が走ってくるとブォンブォンと大きな音がするので、
かなりの恐怖。。息苦しく感じました。

ようやくトンネルから出られたときは、
ほっと安堵。
ハプニングありの平標山歩きになりましたが、
これはこれで、なかなか思い出深いものになりました。
やっぱりここは私にとって相性のいい場所だったのでした。


おしまい。

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コメント

上越国境稜線
こんばんは。

早速行かれたのですね。
この稜線の雪景色は何度見てもいいなあと思います。
青空に映えますね!
そして、人の姿が写真に入っていると、いい感じな
ことがよりリアルに伝わって来るように思います。
ちょっと腐れ雪で大変だったようですが、
苦労した記憶はすぐに薄れるような(私だけか?)

この稜線は3回歩いていますが、三国山から平標山ノ家
の間の部分で人に会ったことがありません。
もったいないなあと思いますよね

赤線を見て、???と思ったのですが、
そういうことでしたか。
三国トンネルを徒歩で通過するのは、ある意味
難易度が高かったでしょうか
2015/4/3 0:58
Re: 上越国境稜線
youtaroさん

こんにちは!

晴れ予報だったので早速行ってまいりました。
踏み抜きやそこから抜け出すためにもがいた跡を見るたびに
komemameが「youtaroさんが踏み抜いた跡かな?」と言ってました(笑)

上越国境は雪庇の張り出した稜線と
その背後に広がる圧倒的にたくさんの山が魅力的ですよね。
この日はおひと方とだけすれ違いましたが三国山〜平標山ノ家の間は本当に静かでした。
大源太山からの眺望が予想外に素晴らしかったのがとても印象的でした。
主脈の岸壁が大迫力で見えるため、平標山よりインパクトが大きかったです。
(平標は何度も登っているという理由もあるかもしれませんが…)

三国トンネル越えが今回の一番の核心部でした(汗)が、
自業自得ですね。

コメントいただきありがとうございます!
2015/4/3 16:26
プロフィール画像
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