石鎚山 東陵 バリエーションルート
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- GPS
- 03:48
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 598m
- 下り
- 633m
コースタイム
- 山行
- 3:43
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 4:17
天候 | 晴れ。山頂付近少しガスがかかっていた。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備されています。バリエーションルートは当然整備はなく、踏み跡と赤いリボンを辿ります。 |
写真
感想
高知にてあるアーティストのライブに来たので合わせて100名山石鎚山へ登ってきました。せっかくなので東陵からのバリエーションルートにチャレンジです。紅葉を狙っていたわけではなく、あくまでもライブ日程からの縛りでしたが、結果最高の山行となりました、
前日でも良かったのですが、土曜日の方が天気良さそうなので寒波がきて寒くなるのは承知でこの日にしました。冬型の気圧配置で北からの湿った空気が山に当たり、霧氷がびっしり付いており、とても邪魔、もとい、きれいでした。紅葉の季節に霧氷がつくのは珍しく、天気にも恵まれて奇跡的な日に登れました。地元の人もこんなのは初めてだそうです。
東陵分岐点まではなだらかな道。分岐点はなんとなく休憩できる感じになっており迷わずにすみました。すぐに尾根に取り付いて行きますが、通行禁止の看板があります。皮肉なことにそれが目印となります。とにかく尾根を登るというのが迷わないコツですが、笹の中の踏み跡はしっかりしていますし、所々赤いテープがあるのでそれを探して登りました。
矢筈岩のてっぺんから南尖峰に人が見えたので、少し安心しました。あそこを目指せばいいという目標が見えるって大事ですね。ところが事前に他の方の写真で見たルートがもう少し下からのアプローチだった気がして、何故かそこから下に降り始めてしまいました。踏み跡もあるのでこんな急な所降りて合ってるのかという不安と、もしかしたら直前で岩を巻いて行く道があってもう少し下にトラバース道あるかも、あそこに見えるはトラバース道か?など迷う人の典型的な自分に都合の良い事を考えてしまう心理状況に陥りました。さすがにこの斜度で落ちたら助からないし、今までの道からそんな険しい道に突然なるわけないと思い直し、きた道を一旦戻り矢筈岩まで登り返しました。実は東陵分岐点入った所でこの道6回目という方を追い抜いたのでその方が追いついてきたら聞こうかなと思いましたが、迷ってる間に既に抜けちゃった可能性もあるので、とりあえず岩の周りを探してみるも他にも踏み跡がありました。とりあえずそこを行きましたが、それもなんか違うと感じ、思い切って岩の上を乗り越えて尾根沿いを進んでみました。岩だと踏み跡がないので分かりにくいですが、少し進むと土の上に踏み跡が現れ、ホッとしました。ルーファイって難しいですね。
南尖峰から天狗岳、弥山までは岩場でほぼ同じ高さに連なっています。北側はそこそこ縦に切れ落ちているし、そもそも狭い岩の上を歩くので慣れてない一般登山客の方の中には怖いと思う人もいるかなと思いました。(ちなみにその北壁はクライミングルートのようです) 紅葉シーズン真っ最中なのと冬の気圧配置からくる湿った北風が凍りついて霧氷になっており、その2つのコントラストで素晴らしい景色になり、多くの登山客で賑わってました。
登頂後はすぐに下山を始めましたが、どうやら下山したのが迂回路のようで、沢山の人が登ってくるものの、鎖場とやらはありません。少し降りてから第3の鎖場を見つけたのですが、そのまま構わず降りました。が、、、、気になってしまったので(躊躇しましたが)仕方なく登り返して、鎖場まで来てしまいました。そしてなんとそのまま鎖場を登ってまた山頂へ来てしまいました。そしてそこから下山用の鎖場から降りる事にしました。上りの鎖場は大渋滞ですが、下りを鎖場から降りている人は結局誰もいませんでした。そして、この鎖場、今までのいわゆる鎖場の中ではダントツ難しいです。一般登山道の鎖場って補助的なものでいつも使わず登りますが、ここのは岩壁がかなり立っている上に手も足もかける所が少なく、鎖なしでは難しいです。ましてや下りなんてほぼ梯子のように使っておりました。(だから誰もいないのですね。そして下手な人だと落ちます)
結果、鎖場は超楽しかったです。
帰りは駆け足で下山しました。
追伸、西条に抜けるために通った瓶ヶ森林道、素晴らしいドライビングコースです。道が狭いので離合注意ですが、景色は最高なので是非。
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