日本百名山!初冠雪の雌阿寒岳🥶
- GPS
- 03:22
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 790m
- 下り
- 789m
コースタイム
- 山行
- 3:04
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 3:21
天候 | 晴れ・暴風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
初冠雪のため一部氷あり、稜線は暴風。コースそのものは快適 |
その他周辺情報 | 登山口に野中温泉さんがあります |
写真
感想
羊蹄山、大雪山に訪れてから数日、雌阿寒岳も積雪で登れないだろうと思っていたのですが、北海道の地理とここ数日の気圧配置からもしやと思い調べると、まだ登れるではないですか阿寒岳(雌阿寒岳)に!
そういえばと思い、日本百名山の標高ランキングを調べると、1500m以下では最後となる1499mの標高を持つのが雌阿寒岳でした(雄阿寒岳と雌阿寒岳が合わせて日本百名山であり、標高が高い雌阿寒岳のほうが人気)。
ヤマレコのログを調べると 10/18に登頂されている方がおり、その時はまだ雪は積もっていなかったようでした。
それから10/22までの数日は高気圧があり、雪は降っていないと思われたためチャレンジすることに。
ただ、この22日の気温は低く、てんきとくらすはC判定でしたが、晴れ予報でしたので登頂は不確定でした。
この日の夜、テレビを見ているとどうやら今日が初冠雪だったようです。運がいいのか悪いのか。。。次の日はまた暖かく、雪はまた解けてしまっていたようです。
稜線を歩く距離が短い雌阿寒温泉ルートから登り始めましたが、既に下山している方や、登っている方は多くいらっしゃいました。
2合目あたりから雪がじわじわと増えてゆき、4合目では登山道は真っ白になりました。
登山道自体はかなり整備されており、無理な登りもなく、雪も気温の低さによってサクサクでしたので普通の登山靴でも滑ることなく登る事ができました。
9合目の標識があるところから山頂までは稜線となりますが、ここからが大変でした。
あまりの風に近くにいた方と一緒に座り込んでいましたが、風が止む気配がないので先へ進むことに。「安全登山の基本」を思い出しながら、風の方向に荷重をかけながら中腰で進むこと5分程度、山頂に到着しました。
山頂の標識は、過去のログを拝見すると今年8月末辺りに変わったようです。
古い標識はUPIオンネトーに置いてありました(写真参照ください)。
山頂では長居できなかったため、写真を撮ったあとは下山しました。
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阿寒湖は1934年に国立公園に制定されたようです。
そんなに昔なんですね。。
阿寒湖やオンネトー湖は観光地としても人気のようで、私が訪れたときは日曜日ということもあり多くの人で賑わっていました。どうやらまりもが有名なようです。
深田久弥氏の阿寒岳に関する記載はほかの山より結構長めでした。
深田氏曰く、眺めて立派なのは「雄阿寒岳」、なだらかで活火山であるのが「雌阿寒岳」とのことだが、その由来については記載されていません。
そしてもう一つ驚きなのが、深田氏が訪れたときは雌阿寒岳は登山禁止だったらしい!じゃあ日本百名山として登るべきは雄阿寒岳ではないですか、これはしてやられました。おそらく雄阿寒岳のほうが登るのが大変ですし、今度再訪した際には登頂してみたい所存です。
この日は摩周温泉に立ち寄り、根室まで車を走らせました。
コメント
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深田氏の阿寒岳の記述については、みなさんあまり深く検証することなく「雌阿寒岳」でも百名山でOKってことになっているようですね(どういうわけか)。しかも雄阿寒岳に深田氏が登頂された当時、使用した登山道は現在使用されておらず廃道となっております(残念ながら)。深田氏はご自分が頂きを踏んだ山であることを、百名山選定の条件とされておられましたので(そのため「名山」でありながら百名山に含まれなかった山がいくつかあるようですし・・・)、厳密な議論をすると、いろいろやっかいなハナシになるんでしょう。
おつかれさまでした。
この度はお邪魔しました。
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