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Yamareco

記録ID: 6084237
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
道東・知床

日本百名山!初冠雪の雌阿寒岳🥶

2023年10月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:22
距離
5.9km
登り
790m
下り
789m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:04
休憩
0:17
合計
3:21
距離 5.9km 登り 790m 下り 792m
9:51
9:53
22
10:15
10:16
27
11:08
11:18
19
11:37
11:38
24
12:24
12:26
5
12:31
12:32
14
12:47
ゴール地点
天候 晴れ・暴風
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
レンタカーで北見から阿寒温泉登山口へ
コース状況/
危険箇所等
初冠雪のため一部氷あり、稜線は暴風。コースそのものは快適
その他周辺情報 登山口に野中温泉さんがあります
登山口のとなりに温泉が排水されている用水路がありました。湯気が上がっています
2023年10月22日 09:26撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/22 9:26
登山口のとなりに温泉が排水されている用水路がありました。湯気が上がっています
登山口です、このときの気温は9度と寒い。
2023年10月22日 09:28撮影 by  iPhone 13, Apple
10/22 9:28
登山口です、このときの気温は9度と寒い。
2023年10月22日 09:35撮影 by  iPhone 13, Apple
10/22 9:35
登り始めてすぐに雪がありました。露が凍ったものなのかツブツブ・コロコロしている
2023年10月22日 09:38撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/22 9:38
登り始めてすぐに雪がありました。露が凍ったものなのかツブツブ・コロコロしている
2023年10月22日 09:45撮影 by  iPhone 13, Apple
10/22 9:45
2023年10月22日 09:50撮影 by  iPhone 13, Apple
10/22 9:50
最初は除雪剤の塩化カリウムかと思った雪
2023年10月22日 09:50撮影 by  iPhone 13, Apple
10/22 9:50
最初は除雪剤の塩化カリウムかと思った雪
2023年10月22日 09:51撮影 by  iPhone 13, Apple
10/22 9:51
2023年10月22日 09:53撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/22 9:53
樹林帯はこの程度の雪なので普通に登れます。
2023年10月22日 09:53撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/22 9:53
樹林帯はこの程度の雪なので普通に登れます。
いい景色
2023年10月22日 10:00撮影 by  iPhone 13, Apple
10/22 10:00
いい景色
2023年10月22日 10:03撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/22 10:03
山頂方面を臨む、ここからだと積雪はないような気がします
2023年10月22日 10:05撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/22 10:05
山頂方面を臨む、ここからだと積雪はないような気がします
2023年10月22日 10:08撮影 by  iPhone 13, Apple
10/22 10:08
2023年10月22日 10:27撮影 by  iPhone 13, Apple
10/22 10:27
2023年10月22日 10:27撮影 by  iPhone 13, Apple
10/22 10:27
2023年10月22日 10:31撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/22 10:31
真っ白になってきました、先人のトレースをありがたく辿らせていただきます
2023年10月22日 10:33撮影 by  iPhone 13, Apple
10/22 10:33
真っ白になってきました、先人のトレースをありがたく辿らせていただきます
隣にそびえるのは雄阿寒岳です。ここから頂上まで一緒に外国の方二人と登っていました。
2023年10月22日 10:36撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/22 10:36
隣にそびえるのは雄阿寒岳です。ここから頂上まで一緒に外国の方二人と登っていました。
うっすらと積もっています、向こうが頂上です
2023年10月22日 10:39撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/22 10:39
うっすらと積もっています、向こうが頂上です
オンネトー湖がきれいに見えます。思ったより小さいですね
2023年10月22日 10:40撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
1
10/22 10:40
オンネトー湖がきれいに見えます。思ったより小さいですね
2023年10月22日 10:42撮影 by  iPhone 13, Apple
10/22 10:42
凍りついた植物、霜もたくさん降りていました
2023年10月22日 10:43撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/22 10:43
凍りついた植物、霜もたくさん降りていました
かわいい
2023年10月22日 10:43撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/22 10:43
かわいい
9合目に到着です、ここから山頂まで250m程度ですが稜線です。暴風が吹き荒れており、ここで折り返している方々が何人かいらっしゃいました。このとき体感-3度程度。薄着だったので、ウインドブレーカーとニット帽、グローブを着用します。
2023年10月22日 10:53撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/22 10:53
9合目に到着です、ここから山頂まで250m程度ですが稜線です。暴風が吹き荒れており、ここで折り返している方々が何人かいらっしゃいました。このとき体感-3度程度。薄着だったので、ウインドブレーカーとニット帽、グローブを着用します。
案内ロープがガチガチに凍っています
2023年10月22日 10:53撮影 by  iPhone 13, Apple
10/22 10:53
案内ロープがガチガチに凍っています
火口を臨む、奥が赤い池、手前が青い池です。この日宿泊した民宿の方曰く、きれいな青色だそうですが、今日は濁ってますね。御嶽山のときと同じ色。
2023年10月22日 10:57撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
1
10/22 10:57
火口を臨む、奥が赤い池、手前が青い池です。この日宿泊した民宿の方曰く、きれいな青色だそうですが、今日は濁ってますね。御嶽山のときと同じ色。
火口からシューシューと音を出しながら蒸気が吹き出していました
2023年10月22日 10:57撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/22 10:57
火口からシューシューと音を出しながら蒸気が吹き出していました
あまりにも風が強い(おそらく風速15m/Sほど)ので、風が弱いところでストックのキャップを外し、短くした上で中腰で進みました。天気が良くてよかった。。。
2023年10月22日 11:05撮影 by  iPhone 13, Apple
10/22 11:05
あまりにも風が強い(おそらく風速15m/Sほど)ので、風が弱いところでストックのキャップを外し、短くした上で中腰で進みました。天気が良くてよかった。。。
無事に登頂しました!約2時間弱かかりました。
2023年10月22日 11:17撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/22 11:17
無事に登頂しました!約2時間弱かかりました。
モンベアくん、今日は凍りついていません
2023年10月22日 11:10撮影 by  iPhone 13, Apple
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10/22 11:10
モンベアくん、今日は凍りついていません
逆側の平たい土地の火口です、めちゃくちゃ眺めが良い!!奥には雄阿寒岳と阿寒湖がきれいに見えます。
2023年10月22日 11:15撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/22 11:15
逆側の平たい土地の火口です、めちゃくちゃ眺めが良い!!奥には雄阿寒岳と阿寒湖がきれいに見えます。
こちらは火口側の阿寒富士です、登山口がギザギザしていてわかりやすいですね。その名の通り小さい富士山に見えます。
2023年10月22日 11:15撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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10/22 11:15
こちらは火口側の阿寒富士です、登山口がギザギザしていてわかりやすいですね。その名の通り小さい富士山に見えます。
逆側のお鉢です。本当はあっちを経由して、オンネトー湖登山口へ下山したかったのですが火口に吹き飛ばされて死にそうなのでピストンします。
2023年10月22日 11:15撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/22 11:15
逆側のお鉢です。本当はあっちを経由して、オンネトー湖登山口へ下山したかったのですが火口に吹き飛ばされて死にそうなのでピストンします。
阿寒湖のアップ
2023年10月22日 11:15撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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10/22 11:15
阿寒湖のアップ
2023年10月22日 11:29撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/22 11:29
2023年10月22日 11:42撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/22 11:42
涸れた沢は無風なので少し休憩
2023年10月22日 12:12撮影 by  iPhone 13, Apple
10/22 12:12
涸れた沢は無風なので少し休憩
下山完了しました、下山も2時間程度かかりました
2023年10月22日 12:46撮影 by  iPhone 13, Apple
10/22 12:46
下山完了しました、下山も2時間程度かかりました
オンネトー湖からの雌阿寒岳と阿寒富士
2023年10月22日 13:06撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
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10/22 13:06
オンネトー湖からの雌阿寒岳と阿寒富士
オンネトー湖と雌阿寒岳
2023年10月22日 13:07撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/22 13:07
オンネトー湖と雌阿寒岳
移動してUPIオンネトーさんに訪れました。車の運転にはお気をつけて。中ではキャンプグッズと軽食がありました。あんまり登山者むけじゃない。
2023年10月22日 13:16撮影 by  iPhone 13, Apple
10/22 13:16
移動してUPIオンネトーさんに訪れました。車の運転にはお気をつけて。中ではキャンプグッズと軽食がありました。あんまり登山者むけじゃない。
UPIオンネトーさんの入口付近に古い雌阿寒岳の標識があるではないですか!これこの後処分されるのだろうか・・・
2023年10月22日 13:16撮影 by  iPhone 13, Apple
10/22 13:16
UPIオンネトーさんの入口付近に古い雌阿寒岳の標識があるではないですか!これこの後処分されるのだろうか・・・
軽食のチーズハムドッグをいただきました
2023年10月22日 13:31撮影 by  NIKON Z fc, NIKON CORPORATION
10/22 13:31
軽食のチーズハムドッグをいただきました

感想

羊蹄山、大雪山に訪れてから数日、雌阿寒岳も積雪で登れないだろうと思っていたのですが、北海道の地理とここ数日の気圧配置からもしやと思い調べると、まだ登れるではないですか阿寒岳(雌阿寒岳)に!

そういえばと思い、日本百名山の標高ランキングを調べると、1500m以下では最後となる1499mの標高を持つのが雌阿寒岳でした(雄阿寒岳と雌阿寒岳が合わせて日本百名山であり、標高が高い雌阿寒岳のほうが人気)。

ヤマレコのログを調べると 10/18に登頂されている方がおり、その時はまだ雪は積もっていなかったようでした。
それから10/22までの数日は高気圧があり、雪は降っていないと思われたためチャレンジすることに。
ただ、この22日の気温は低く、てんきとくらすはC判定でしたが、晴れ予報でしたので登頂は不確定でした。
この日の夜、テレビを見ているとどうやら今日が初冠雪だったようです。運がいいのか悪いのか。。。次の日はまた暖かく、雪はまた解けてしまっていたようです。

稜線を歩く距離が短い雌阿寒温泉ルートから登り始めましたが、既に下山している方や、登っている方は多くいらっしゃいました。
2合目あたりから雪がじわじわと増えてゆき、4合目では登山道は真っ白になりました。
登山道自体はかなり整備されており、無理な登りもなく、雪も気温の低さによってサクサクでしたので普通の登山靴でも滑ることなく登る事ができました。

9合目の標識があるところから山頂までは稜線となりますが、ここからが大変でした。
あまりの風に近くにいた方と一緒に座り込んでいましたが、風が止む気配がないので先へ進むことに。「安全登山の基本」を思い出しながら、風の方向に荷重をかけながら中腰で進むこと5分程度、山頂に到着しました。

山頂の標識は、過去のログを拝見すると今年8月末辺りに変わったようです。
古い標識はUPIオンネトーに置いてありました(写真参照ください)。

山頂では長居できなかったため、写真を撮ったあとは下山しました。

---

阿寒湖は1934年に国立公園に制定されたようです。
そんなに昔なんですね。。
阿寒湖やオンネトー湖は観光地としても人気のようで、私が訪れたときは日曜日ということもあり多くの人で賑わっていました。どうやらまりもが有名なようです。
深田久弥氏の阿寒岳に関する記載はほかの山より結構長めでした。
深田氏曰く、眺めて立派なのは「雄阿寒岳」、なだらかで活火山であるのが「雌阿寒岳」とのことだが、その由来については記載されていません。
そしてもう一つ驚きなのが、深田氏が訪れたときは雌阿寒岳は登山禁止だったらしい!じゃあ日本百名山として登るべきは雄阿寒岳ではないですか、これはしてやられました。おそらく雄阿寒岳のほうが登るのが大変ですし、今度再訪した際には登頂してみたい所存です。

この日は摩周温泉に立ち寄り、根室まで車を走らせました。

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コメント

北海道まで、ようこそいらっしゃいました。
深田氏の阿寒岳の記述については、みなさんあまり深く検証することなく「雌阿寒岳」でも百名山でOKってことになっているようですね(どういうわけか)。しかも雄阿寒岳に深田氏が登頂された当時、使用した登山道は現在使用されておらず廃道となっております(残念ながら)。深田氏はご自分が頂きを踏んだ山であることを、百名山選定の条件とされておられましたので(そのため「名山」でありながら百名山に含まれなかった山がいくつかあるようですし・・・)、厳密な議論をすると、いろいろやっかいなハナシになるんでしょう。
おつかれさまでした。
2023/10/27 18:37
いいねいいね
1
dutch-kunnさん、貴重なコメントありがとうございます!深田氏のルートがすでに使用不可になっている山もその他いくつもあったり、ハードすぎて現在は使う人が猛者しかいなかったりと、記述を辿るのが面白いですよね。当時に思いを馳せながら、ありがたく登って行きたいですね。
この度はお邪魔しました。
2023/11/3 23:25
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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