阿蘇山・烏帽子岳・杵島岳
- GPS
- 07:32
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 1,260m
- 下り
- 1,276m
コースタイム
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 7:22
天候 | 快晴! |
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過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
杵島岳の登山道は、山頂までコンクリの階段でした(作るの大変だったろうな•••) |
写真
装備
個人装備 |
ザック(サロモン12L)
靴(スカルパ)
キャップ
長袖シャツ(夏用)
長パン
コンプレッションタイツ
靴下
雨具
グローブ
ストック
タオル
飲料(水400mm/麦茶500mm/アクエリアス900mm)
行動食(薄皮パン/トレイルミックス/SOYJOY)
昼食(カップラ(リフィル))
チタンカップ(600mm)
バ-ナー
OD缶
スタンドコジー
箸・スプーン
AppleWatch
iPhone
GoPro_HERO9
モバイルバッテリー
ヘッドランプ
予備眼鏡
サングラス
マスク
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感想
九州最大の活火山「阿蘇」
日本最大のカルデラを抱えるこの山は、本気で爆発すると九州がなくなるらしい・・・ それだけのパワーを秘めるこの山を今回登ってきました
前日、くじゅう連山を登った後、阿蘇山麓のキャンプ場でテント泊。途中、地元スーパーで食材を調達しましたが、馬刺しや鶏刺しも売っていて、晩酌もだいぶはかどりました
そんなこともあり、翌朝はゆっくり6時前にキャンプ場を出発。途中、草千里ヶ浜で朝食を取りましたが、馬が放牧されていて、いい景色でした
登山口となる阿蘇山ターミナルには午前6時半過ぎに到着。早速登山開始だ!と思ったものの、全く土地勘がなく、登山道を見つけるのに戸惑い、実質歩き始めたのは、午前7時
天気も良く朝日をまぶしく感じる中、まずは南峰へ。途中、砂千里ヶ浜や地層むき出しの火口壁など現役感満載の場所を目の当たりにし、緊張感が高まります
南峰の稜線に乗ると、向こうにはゴリゴリの根子岳の山頂が。男前だぜと眺めながら,中岳へ
足元にはモクモクと煙を上げる中岳の噴火口。大地の息吹を感じるものの,これ以上の息吹はいらないと祈りながら,8時半過ぎに中岳到着
阿蘇カルデラが広がっている。でかい,でかすぎる。どんだけ大きい山だったんだ!?
向こうには,前日まで登っていたくじゅう連山を望むことができました
カルデラがでかすぎて,一望できないので,一段高い高岳へ
高岳は,天狗の舞台と言われるてっぺんが平たい岩場を突端に周回できるらしい
ので,高岳は最後のお楽しみにして,反時計回りに歩くことにします
30分ほどで天狗の舞台到着。目の前に根子岳。そんなに高い山ではないのに,山頂のゴツゴツがかなりの存在感を示している。かっこいいなぁ
北側にはカルデラとともにその向こうにより近く見えるくじゅう連山
昨日辿ったルートもよく分かりました
高岳を経由して周回し,再び起点となった中岳へ ここから来た道を戻ります
途中,砂千里ヶ浜から分岐し,噴火口も見てきました
噴火口へは車でも行けるので,多くの観光客,と言うかやたら中国人がいました
今年の3月まで立ち入り禁止だったらしい タイミング良かったです
11時にターミナルに戻り,昼食
続いては,山頂の西側;烏帽子岳と杵島岳を目指します
烏帽子岳は,登山口から草千里ヶ浜からのルートと合流するところまで,仮払いされておらず,踏み跡はあるものの,藪漕ぎのような感じでした
ただ,山頂からは杵島岳をバックに草千里ヶ浜が一望することができ,苦労も報われた気がしました
続いて,杵島岳へ 途中,草千里ヶ浜のレストハウスに寄りましたが,コーヒーショップがあったりしてシャレた感じ ソフトクリームを食べたかったけど,混んでたのでパス レストハウスを過ぎると,杵島岳の登山口
烏帽子岳からルートが見えていて,立派なもんだなと思っていましたが,実際登ってみると立派すぎる 山頂までコンクリートの階段
先人たちの偉業に敬意は表するものの,登山の雰囲気はまったく感じませんでした
山頂はお鉢周りができるので,回ってみることに
カルデラがよく見渡せるところまで来ると,眼下にきれいな円錐形の突起が
”米塚”と言うそうです カルデラの中の小さな噴火口 プリンみたいだ
お鉢を回って,山から下りて,駐車場に戻ってみれば午後2時半前
全体的に,道が整備されていたせいか,予定よりもだいぶ早く下山することができました
今年の3月まで噴火レベル「2」,立ち入りも制限されていたような,まさに”活火山”をタイミングよく登ることができました
ギリギリの中で登ったこともあり,生々しい噴火口などほかの山にはない際立った景色を望むことができました
とても貴重な経験だったと思います ありがとうございました
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