徳舜瞥山
- GPS
- 03:58
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 758m
- 下り
- 755m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはありません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
バラクラバ
毛帽子
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
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感想
今回は前日が大荒れの天候だったので、いくつかの候補地の中からもっとも天候の回復が早く風が弱いと思われた徳舜瞥山です。
この山は、昨年の3月にtigerrさんが「山頂からの景色を見せてあげたい」と案内していただいたにもかかわらず、雲の中で真っ白で何も見えなかったことから、その景色を確認するために今年の再訪を誓っていました。
今回のメンバーは、私dahamaと、「piyoshiro」さん、「GOQU」さんという完全なる3名のオッサンチームです。
駐車スペースに着くと、直前まで山頂付近を覆っていた雲も去り予報どおりにきれいな青空が広がっていました。スタート時、気温は3度でほぼ無風で日差しが暖かく絶好の山日和です。
昨年はバロンのお家付近からのスタートでしたが、今回はそこから数百メートル南の地点で、以前にpiyoshiroさんが登ったコースを辿ることにしました。そのコースは、牧草地と思われる広い雪原や林道をショートカットしながら真っ直ぐに山頂を目指すので、適度に林道と樹林帯を交互にあらわれ、山頂方向も適宜に確認できるので迷いにくいルートかと思われます。
今回のメンバーは野生の2人なので、スピードがとても速く前方で山の話をしながら、私のスピードに合わせるようにのんびり歩いている風なのですが、そののんびり風についていくのが精一杯で、黙々と後ろを歩いていきます。(苦笑)
最後の樹林帯を抜けようとする所で、突然バロンが私の前に現れて座り込んで通せんぼをします。「アチャー、見つかってしまったか!先行者について登って来ていたんだな(苦笑)」、「ルートわかるからガイド要らないよ」と言っても通じる相手ではないので、仕方なく非常食のビーフジャーキーでガイド料の前払いをします。
そこからは、山頂まで一応我々を先導するかのように歩き、我々が遅れると座って待っていてくれます。
登りは、山麓から山頂までずっとガリガリで、直登時油断してスリップして転倒するとズルズルと落とされてしまいます。山頂直下の急斜面はハイマツも混んでいるので、手前で先行者がスキーをデポしている地点でpiyoshiroさんも板を外します。
GOQUさんは、シーアイゼンを着けて山頂を目指すとのことなので、私もシーアイゼンを着けて後を追います。そこからは、カメの歩みで一歩ずつ慎重に登りますが、今にも滑落しそうで本当に怖かったです。滑ったらなんてことのない斜度ですが、エッジが効かず踵がフリーというのがしんどいです。今から思えば、あのくらいの距離ならシールを剥がして、普通に横登りをした方が速かったと思います。
山頂からの眺めは、風不死と樽前山の全容をホロホロ山が遮っている以外はほぼ360度見渡すことができました。やはりtigerrさんがお薦めのとおり一度は来てみるものですね、どちらの方向を見てもみどころ満載の景色でした。
山頂では、用意していった昼食もザックを空けようとすると、バロンがガイド料の後払いをおねだりしようと近づいてきてザックにヨダレを垂らすので、欲しがるバロンの目の前で食べ切る自信がなかったので断念しました。
バロンは、このようにガイド料でおやつをたくさん稼いで食べているようで、丸々と太ってしまい痛々しいメタボ犬へと変わり果て、歩きながらしょっちゅう雪を食べているので、健康に悪影響が出るのではないかとちょっと心配になりました。
山頂からの滑走は、上部はガリガリ、中腹はカリカリ、麓はザラザラになっていました。樹林帯や林道はストップ雪も所々混じってはいましたが、フィルムクラスト主体で楽しく気持ちよく滑ることができました。
参考までにGOQUさんの滑りの動画も見ていただきますが、彼はどんなコンディションでもトップスピードでフォールラインを落としていくので、くれぐれも良い子のみんなや分別のある大人は決して真似をしないように!(キッパリ)彼のイメージに引きずられると大変危険です。(笑)
徳舜瞥山は、スキーを楽しむにはハイマツラッシュでオープンバーンの幅や距離も短く、雪が風で飛ばされクラストしていることが多いので、コンディションが厳しいですが、カッコイイ山容を眺めながら登り、かつ山頂からの眺めも満点なので、雪の残っているうちに、好天の日を選んで登られることをお薦めします。
山旅ロガーのデーターによると、標高1,307m、標高差767m、駐車場所から山頂までの5kmを2時間20分、全行程9.8kmを3時間30分の行動時間でした。スライドしたのはカップルの2名とバロンだけでした♪
コメント
この記録に関連する登山ルート
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仏様にアドバイス頂いたのに、まだプラブーツもゲットしていません
昨年3月8日息子を凍傷にしてしまい北湯沢温泉へ。
この日は昆布岳で日向ぼっこ
1年振りの北湯沢温泉からの帰り道、徳舜瞥の雄姿が
それにしてもバロンのメタボ、心配です。
徳舜瞥山に登る皆様、低カロリーのガイド料を持参して下さい
murakami2231さんこんばんは、コメントありがとうございます。
昆布岳は風が少々あったようですね。ニセコ方面から目立つ山容なので気にはなっていましたが、スキーには少々緩やかということで、なかなか足が向かず未踏です。
Hiro君の凍傷大変でしたね、今度は暖かい日に山チビちゃん達とバロンに会いに行ってください。そして、メタボのバロンの健診をお願いします(笑)
素晴らしいコンディションのなか徳舜瞥山を楽しまれたようでなによりです。
山頂で風もなくのんびり食事と思いきや、あのド迫力犬バロンにおねだりされてしまったのですね(笑)
今度は静かにホロホロ側で楽しむのもいいですね♪
tigerrさんのお薦めの絶景を堪能してきました。残念だったのは、ギコさんとノリさんがご一緒できなかったことですが、天気が良ければ気軽に登ることができるので再訪したいとおもいます。
バロンは迫力はありますが、本当に人懐っこくておとなしいので、皆さんかわいさのあまりにおねだりされるままについついオヤツを与えてしまいメタボになってしまったのでしょうね。今度はホロホロからの景色も見てみたいです!
初めまして、熊本の宙と申します。
春スキーするなら4月は飛行機もガラガラかなと思います。
やっぱり北海道いいな〜
熊本の宙さんはじめまして、コメントありがとうございます。春スキーをするなら手軽な山でも5月一杯はいろいろ滑ることができます。私は夏山ハイキングを始めたばかりなので、高い山はほとんど登っていませんが、宙さんの動画付きの剱岳のレコを拝見して新田次郎の「剱岳」の描写がよみがえって感動しました。この頃は夏の山も楽しくなってきたので本州の方が羨ましいです。
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