阿蘇・天空の回廊・烏帽子岳
- GPS
- 02:45
- 距離
- 3.5km
- 登り
- 236m
- 下り
- 436m
コースタイム
11:45火の山トンネル南出口駐車場
天候 | 気持ちの良い快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
草千里から烏帽子岳は、とてもいい道ですが、山頂からしばらくは、崖が多く、ピークを巻く時は、非常に危険。下りは崖が確認できないので要注意。 下山後は、白水地区の車道に「イチゴ無人販売所」がたくさんあります。今の時期、1パック200円でこぼれ落ちるくらい山盛りでとても新鮮、とてもおいしいイチゴがあります。要チェック。明日は、「山菜採りの日」にしています。この辺は、いろいろな春の山菜が、どこでも取れます。 |
写真
感想
阿蘇・烏帽子岳は、阿蘇に観光に来た人が必ず訪れる草千里からよく見える山です。草千里の反対側にそびえる山で登りやすく、お手軽の30分登山で、雪が降った時や時間がない時、「ちょっと360度の風景」を見たい時は、それが約束された素晴らしい山です。今回は南東に伸びるやせ尾根を下ることにしています。今の時期は、草が枯れていて通りやすい上に、踏み跡が見つけやすいので、今の時期がルートを見つけながら歩くには一番いい季節です。今まで3度、南の御竈門山方面から挑戦しましたが、結局ルートが分からず、すべて撤退。今回は山頂から下ることでルートの確認をするつもりで4度目の挑戦です。最初の印象通り、やせ尾根を通る緊張感と空を飛んでいるような高度感のある周囲の風景は最高です。以前「超えられなかった岩」というWebの写真を見たことがありますが、ピークがあってその先の道が消えています。引き返しピークを右に巻いて無事通過。「これで下までいけるな、なんて甘いことはないな。」と予想通り、次のピークは、直進の道も垂直の岩場でとても下れそうになく、右の巻き道も垂直に藪の中に消え、一番踏み跡がしっかりしている左の道も、ほぼ垂直に谷底まで続いているけど道の状態がよかったので、下っていくと、どうしても垂直の岩場をトラバースして巻かなければいけないので「無理!」と判断し、また登り返し。結局右の藪の中に突入する道を選びました。ここも険しいけど藪があり何とかトラバースできそうだったからです。巻くとガレ場が現れ、足もとの悪いトラバース、「やばいな・・・。」と思いながらも何とか通過し尾根に上がると、なんとそこにははっきりとした踏み跡がありました。ホッとして手元を見ると左のストックがないことに気付きました。ルートの突破に集中しすぎて、ストックを落としたことに気づかなかった・・・という初めての事態、まあ、「この道を戻りたくはないが、損害の金額を考えると命の半分くらいかけてもいいか。」と思って、せっかく突破したその危険なガレ場を戻りました。それから先は、比較的安定した道でしたが、下りは足もとがはっきりせず、道のすぐ横が崖になっている場所も多く、気を抜けないルートでした。でもミヤマキリシマなどの灌木が多く、比較的安心感はありました。途中、勝手に「仁王岩」と名付けた結構迫力のある顔の岩がありますので写真をアップで見てください。目がすごいです。ようやく谷に下りて谷筋を歩いていたら「谷筋に下りてしまうと楽だけど、滝があったりするよね。」と思ったらやっぱり滝があり、「でも次は砂防ダム超えでめんどくさいな。」といった感じで、やっと無事下山しました。午後からの用事で、結局とんぼ返りでしたが、途中で1パック200円のめちゃうまいイチゴを3パック買って、1パックは自分たちで完食、残り2つはお土産に、ということで。残念だったのは、楽しみにしていたオキナグサに会えなかったことくらいですか。とても爽やかな快晴の1日でした。また訪れたいな、と思えるコースになりました。
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