熊野古道中辺路を歩く〜大雲取越、小雲取越〜

- GPS
- 18:03
- 距離
- 41.4km
- 登り
- 2,139m
- 下り
- 2,233m
コースタイム
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 2:26
- 合計
- 6:30
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 8:00
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 5:25
JR那智駅から大門坂はバスでの移動になります
| 天候 | 6日:曇りときどき晴れのち夕方雨 7日:雨 8日:雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
熊野交通※7:03川湯温泉〜 8:20JR新宮駅 新宮駅に荷物をデポして徒歩で移動 JR新宮駅→神倉神社→熊野速玉大社→神倉神社→阿須賀神社→JR新宮駅 JR 新宮駅11:15〜那智駅11:32 熊野交通バス 12:18那智駅〜大門坂駐車場12:29 大門坂〜那智大社〜青渡岸寺〜飛龍神社、那智大滝を散策 美滝山荘に宿泊 7日:青渡岸寺横の大雲取越登山口〜大雲取越〜小口 小口自然の家宿泊 8日:小口自然の家〜小雲取越〜林道交差、迂回路の林道歩き〜請川 龍神バス紀伊田辺行きに乗車 12:56請川〜JR紀伊田辺駅15:00 JR紀伊田辺→和歌山駅で乗り換え→日野根で乗り換え→関空 (15:39くろしお特急→普通電車→関空快速→関空17:46着) 関空peach仙台行き18:50に搭乗して仙台に戻る |
| コース状況/ 危険箇所等 |
新宮市内、神倉神社は急坂階段状の道なので下るときに滑らないように 大雲取越:那智高原を経由するが那智高原のトイレは使わないほうが良い 舟見峠までは登りが続く 色川辻で林道交差 地蔵茶屋跡まで林道と何回か交差する 地蔵茶屋跡は快適な休憩所がありトイレも使える 越前峠まで苔むした石段道が続いてとてもきれい 越前峠から小口まで800mの標高差を下りることになるが 円座石までの石段道は非常に滑りやすいので注意 反対に小口から登って来る人たちが何人かいた 標高差800mをずっと登ってくるのもいいかも(笑) 小雲取越:小口から小和瀬までトンネルを歩いても良いが危ないので トンネル上の道を歩いた (少しわかりづらい・お墓の前を歩くことになる) 小和瀬から桜峠まで上り坂だが大雲取越のような急坂はない 百間ぐらの手前で林道交差し、迂回路の長い林道歩きになる 百間ぐらの手前で崩落個所があり 晴れていれば何とか越えられるそうだが 雨続きで地盤も悪いので危険を避けるため林道に迂回 林道は2時間歩き 請川のバス停は上り用下り用合わせて4か所あり 行き先によってはバス停が異なるのでバス停の時刻表を確認すること 急行バスの乗り場を間違えてバスを見逃してしまった(/_;) 50分待ちで龍神バスに乗車し紀伊田辺駅に戻った ※ルート、宿泊、バスについては熊野ツーリズムビューローHPを参考 http://www.tb-kumano.jp/ |
| その他周辺情報 | 宿泊:那智大社、美滝山荘 http://www.mitaki-sanso.com/ 小口自然の家 http://koguchi-house.info/contents/ct_02/ 二か所とも熊野ツーリズムビューローを介してネット予約しました 美滝山荘はお料理がとても良いです! ここで勧められた那智の滝という日本酒はとても飲みやすくて美味しいです 小口自然の家はもともとは学校の校舎ですが綺麗で広くて快適でした。 お食事も美味しかったです。 |
写真
感想
川湯温泉から新宮に移動して熊野古道中辺路ルート・大雲取越&小雲取越えへ。
新宮市内で神倉神社、熊野速玉大社、阿須賀神社にお参りして
那智に移動し、那智大社でお参りして熊野三山詣でを果たす。
※熊野三山とは熊野本宮、那智大社、熊野速玉大社のこと
お天気はあいにく雨続き。
でも、湿った暖かい空気だったので雨でも歩き出すととっても暑くなり汗びっしょりになった。
雨でも寒くならなかったのが幸いだった。
大雲取越は険しいと言われているが案の定かなりアップダウンの効いたルートだ。
那智から入る場合それほどでもないが、小口から逆ルートで那智に向かう場合越前峠までの800mの標高差を登らなければならない。
そのほうが登りがいがあるかも…次は反対ルートで行こう〜(^O^)
歩く道は苔むして緑のオーラに包まれたスピリチュアルな世界そのもの。
ここは白谷雲水峡?と思わせるほど苔の緑が鮮やかだった。
丸い岩がごろごろ転がっていてこのあたりの地層の特徴だと思われる。
杉林と石畳と丸い岩とお地蔵さまと苔...一つの景観を作り出し大雲取越の魅力がここにあるのかも。
かつては賑わったであろう茶屋跡、旅籠跡の廃墟の様相も何となく寂れていてもの哀しい。
小雲取越は大雲取越ほど険しくはないがお天気さえよければ展望も期待できる緩やかなルートだと思う。
舟見峠からの絶景は雨のため望めず
峰々を臨めるという百間ぐらへは通行止めのため行けず
心残りも多少あるので再びここに訪れたいと思う。
今回も外国人の方と多々お会いしました。
那智大社近くの美滝山荘では4組の外国の方が宿泊。
食事の時に席が近かった二組のご夫婦はオーストラリアのタスマニアからそしてカナダから来られたというご夫婦は大雲取を小口から越えてきたという。
私が翌日大雲取越で小口に向かうと聞いて頑張れとエールを下さった。
みなさん、本当に熊野を楽しまれているようで
さっぱり英語がわからないけどその会話に少しでも加わりたいと思うほど楽しそうでした。(^.^)
そしてお宿の御主人、片言英語でしっかりとおもてなしされていました。
小口自然の家では外国の方が2組(カップルとアイルランドから一人で熊野古道を歩いているという56歳の女性:7時過ぎて宿に到着したそうです)
食事の席では周りが日本人なので安心して(笑)お話が弾みました。
四国八十八か所をお遍路で廻りきり、那智から熊野古道を歩いて高野山に向かうとおっしゃった方のお話は素晴らしいです。
そして最も歩きたい大峰奥駆道は女性でも一部分を除けば歩けるという情報も得られました。(宿泊客の女性からの情報)
小口自然の家のマスターは
小雲取越の行程についての情報を教えてくれます。
熊野古道中辺路ルート
長い長い距離を一人で歩いて来れたのは
旅先で出会った方々や古道の麗しい景色にもそして熊野の神様たちにもパワーを頂いたおかげで感謝感謝です。
高野山の道・小辺路ルートや吉野からの大峰奥駆道もいつか歩いてみたい。
スタンプは押し忘れとバスで移動したために押せなかった個所があるのでまた来なければいけません…(^^ゞ












八日間、ご苦労様でした
後半も雨にたたられたようですが、雰囲気は晴れよりも合っているようでしたね
大峰奥駆道、大変でしょうが、是非頑張ってくださいね
6日間ですよ〜8日ではありません
雨雨雨で、ここは晴れていても突然雨が降ったりする場所で
時期的にも雨が降りやすい季節なので仕方ありません
この雨のお陰であんなに苔が生えて森が潤っているんでしょうね〜
大峰奥駈道、ご存じなんですか?
いつになるかわからないけれど足が元気なうちに歩いてみたいと思います
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