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Yamareco

記録ID: 6110151
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山(↑ドンドコ沢 ↓中道)

2023年10月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:47
距離
15.3km
登り
2,098m
下り
2,077m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:03
休憩
0:44
合計
7:47
6:13
73
スタート地点
7:26
7:36
45
8:21
8:23
17
8:40
8:41
32
9:13
9:22
34
9:56
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9
10:05
10:07
24
10:31
10:32
18
10:50
11:06
21
11:27
11:28
33
12:01
12:03
62
13:05
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25
13:30
13:30
19
13:49
13:49
11
14:00
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
青木鉱泉駐車場(800円/台 100台・トイレあり)
早朝は受付時間外なので下山後に支払います。
コース状況/
危険箇所等
【青木鉱泉 → 南精進ヶ滝】
川沿いを進み、その後徐々に標高を上げていきますが、九十九折の繰り返し、また途中には並行トラバースやなだらかな下りも挟み、歩きやすい道です。

【南精進ヶ滝 → 鳳凰小屋】
大きな岩が現れ、傾斜も急になってきます。林を抜けて視界が拡がると、間もなく鳳凰小屋です。小屋ではおいしい水を無料で汲ませていただけます。

【鳳凰小屋 → 地蔵岳】
岩場〜林を抜けると砂地の蟻地獄。足元がずり下がる白砂の上を根性で登ります。

【地蔵岳 → 観音岳 → 薬師岳】
花崗岩が風化した白砂と岩のミックス。アカヌケ沢の頭から観音岳へ進む登りはなかなかに厳しい(登りごたえがあります)。観音岳〜薬師岳間は気持ちのいい縦走路です。

【薬師岳 → 青木鉱泉】
青木鉱泉までCT3.50の長い道。前半は木の根、岩も混じり歩きにくい(いやらしい)です。途中から笹原の中、道は歩きやすくなり、その後は九十九折で高度を下げていきます。ラスト(青木鉱泉手前)でショートカットの渡渉ポイントを使ってみました(=本文にて)。
青木鉱泉。朝は早かったので、駐車料金は下山後に支払いました。
2023年10月28日 06:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/28 6:28
青木鉱泉。朝は早かったので、駐車料金は下山後に支払いました。
進む先に鳳凰山(観音岳?)
2023年10月28日 06:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/28 6:37
進む先に鳳凰山(観音岳?)
「ドンドコ沢」の名前の由来は、「大雨が降ると大きな岩がドンドコと音を立てて転がってきたから」と聞いたことがあります。
2023年10月28日 06:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/28 6:52
「ドンドコ沢」の名前の由来は、「大雨が降ると大きな岩がドンドコと音を立てて転がってきたから」と聞いたことがあります。
朝陽が差し込んで、気持ちのいい林。
2023年10月28日 07:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/28 7:19
朝陽が差し込んで、気持ちのいい林。
こんなところもありました(6年前の記憶は曖昧)。
2023年10月28日 07:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 7:23
こんなところもありました(6年前の記憶は曖昧)。
頭上に秋の彩り。
2023年10月28日 07:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 7:25
頭上に秋の彩り。
南精進ヶ滝
2023年10月28日 07:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 7:47
南精進ヶ滝
コケやシダの風景も現れます。
2023年10月28日 07:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 7:59
コケやシダの風景も現れます。
「ドンドコ沢」で記憶していたのはこの画。大きな岩と急登の始まり。
2023年10月28日 08:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 8:05
「ドンドコ沢」で記憶していたのはこの画。大きな岩と急登の始まり。
苔も生き生き。
2023年10月28日 08:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 8:45
苔も生き生き。
五色の滝。登山道からやや外れますが、滝の下まで降りてみる価値はあります。滝の迫力&ミストに包まれて気持ちいい!
2023年10月28日 08:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 8:54
五色の滝。登山道からやや外れますが、滝の下まで降りてみる価値はあります。滝の迫力&ミストに包まれて気持ちいい!
林を抜けると正面にオベリスクが。
2023年10月28日 09:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 9:15
林を抜けると正面にオベリスクが。
河原を進んで・・・
2023年10月28日 09:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/28 9:21
河原を進んで・・・
鳳凰小屋。本館建て替えのため、今期は早く小屋じまいにしたそうです。「今年中に解体まで、来年雪融け以降に建設かな」とのこと。
2023年10月28日 09:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 9:27
鳳凰小屋。本館建て替えのため、今期は早く小屋じまいにしたそうです。「今年中に解体まで、来年雪融け以降に建設かな」とのこと。
いつもの蟻地獄。根性で登るのみ!!
2023年10月28日 09:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 9:53
いつもの蟻地獄。根性で登るのみ!!
4ヶ月ぶりのオベリスク。
2023年10月28日 10:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 10:03
4ヶ月ぶりのオベリスク。
早川尾根、また歩きたいなぁ。右に甲斐駒、左に仙丈。
2023年10月28日 10:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6
10/28 10:11
早川尾根、また歩きたいなぁ。右に甲斐駒、左に仙丈。
たくさんのお地蔵さん。
2023年10月28日 10:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 10:13
たくさんのお地蔵さん。
オベリスクはアカヌケ沢の頭から見る姿が一番カッコイイと思う。
2023年10月28日 10:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 10:18
オベリスクはアカヌケ沢の頭から見る姿が一番カッコイイと思う。
八ヶ岳は雲がかかり気味。
2023年10月28日 10:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 10:19
八ヶ岳は雲がかかり気味。
左:北岳 右:高嶺
2023年10月28日 10:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 10:19
左:北岳 右:高嶺
こいつ(名前も付いていないけれど、観音岳の手前にドン!と構えるやつ)がキツイのです・・・
2023年10月28日 10:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 10:22
こいつ(名前も付いていないけれど、観音岳の手前にドン!と構えるやつ)がキツイのです・・・
オブジェの木、ちゃんと紅葉してます。
2023年10月28日 10:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 10:27
オブジェの木、ちゃんと紅葉してます。
日陰にはわずかな残雪も。
2023年10月28日 10:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 10:41
日陰にはわずかな残雪も。
「あいつ」を越えて、今度こそ観音岳へ。
2023年10月28日 10:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 10:43
「あいつ」を越えて、今度こそ観音岳へ。
オベリスク(地蔵岳)と「あいつ」。もう「鳳凰四山」でいいんじゃないかと思ってしまう。
2023年10月28日 10:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 10:48
オベリスク(地蔵岳)と「あいつ」。もう「鳳凰四山」でいいんじゃないかと思ってしまう。
6年前に奥さんとヘロヘロになりながら登った斜面、懐かしい。
2023年10月28日 10:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 10:49
6年前に奥さんとヘロヘロになりながら登った斜面、懐かしい。
観音岳のピークが見えた。
2023年10月28日 10:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 10:59
観音岳のピークが見えた。
観音岳登頂、シャッターありがとうございました。
2023年10月28日 11:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 11:04
観音岳登頂、シャッターありがとうございました。
ここから薬師岳までは歩きやすい道が続きます。
2023年10月28日 11:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 11:25
ここから薬師岳までは歩きやすい道が続きます。
そして右手(西側)にはずっと北岳の姿。
2023年10月28日 11:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 11:26
そして右手(西側)にはずっと北岳の姿。
ウラシマツツジの鮮やかな紅葉。
2023年10月28日 11:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 11:34
ウラシマツツジの鮮やかな紅葉。
振り返って、降りてきた観音岳。
2023年10月28日 11:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 11:35
振り返って、降りてきた観音岳。
「三山」最後のピーク、薬師岳。
2023年10月28日 11:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 11:40
「三山」最後のピーク、薬師岳。
長い長い中道を下っていきます。前半は段差や木の根などあって歩きにくい。
2023年10月28日 12:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 12:12
長い長い中道を下っていきます。前半は段差や木の根などあって歩きにくい。
中盤から両脇は笹に。道も一気に歩きやすくなりますが、やっぱり長い。
2023年10月28日 12:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 12:54
中盤から両脇は笹に。道も一気に歩きやすくなりますが、やっぱり長い。
復路で見つけた秋。
2023年10月28日 13:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 13:09
復路で見つけた秋。
ラストは幅の広い林道です。
2023年10月28日 13:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 13:47
ラストは幅の広い林道です。
「ショートカットできる」と噂に聞いていた渡渉ポイントを覗いてみたくなりました。この赤ペンキが入口です。
2023年10月28日 14:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 14:03
「ショートカットできる」と噂に聞いていた渡渉ポイントを覗いてみたくなりました。この赤ペンキが入口です。
渡渉できそうなポイントはいくつか、しかしどれも微妙な感じ。私は写真の大岩を渡りました。渡渉が不安だったり、水量が増えていそうな時は素直に橋まで下った方がよさそうです。
2023年10月28日 14:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/28 14:08
渡渉できそうなポイントはいくつか、しかしどれも微妙な感じ。私は写真の大岩を渡りました。渡渉が不安だったり、水量が増えていそうな時は素直に橋まで下った方がよさそうです。

感想

骨折後(ギプスが外れてから)続いていたリハビリが先週で終わりになりました。山行もOKの許可が出ました!
さあどこへ行こうかと皆さんのレコを拝見する中、鳳凰三山が目に留まりました。鳳凰山は割とちょくちょく登っていますがほとんど御座石鉱泉から燕山経由。ドンドコ沢は6年前に奥さんと登って以来です。久しぶりの↑ドンドコ沢 ↓中道での周回へ。

朝6時すぎに青木鉱泉を出発、日の出が随分遅くなりました。しばらく沢沿いを進み、その後山道に。「あれ?ドンドコ沢って、こんなにやさしい道だったっけ?」と思いつつ、九十九折の歩きやすい道を登っていきます。
南精進ヶ岳を過ぎると、記憶にあった風景が。大きな岩が並ぶ急登が出てきました。「白糸の滝」「五色の滝」と途中の滝を眺めながら標高を上げていきます。一旦林を抜けて広い景色に(オベリスクも見える)。そこから進んで行くと鳳凰小屋に着きました。
6月にも(高嶺へ向かって)登った砂地を地蔵岳へ登ります。オベリスクの下まで登ると、ここから三山の縦走へ。アカヌケ沢の頭から南に見えたのが観音岳かと思い込んでいましたが、実際にはその向こう。かなりのアップダウンを繰り返して観音岳に着きました。
その後薬師岳に着くと中道で下山。中道の入口で一緒になった先輩(60代・会津から来られた)と1時間ほど楽しく山談義をしながら歩かせていただきました。
北アルプスや中央アルプスからは雪だよりが届く最近ですが、標高2,800mの稜線も無雪で気持ちよく歩くことができました。

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コメント

yoisaさん😊
とても気になってました。
おかえりなさい😊
2023/10/28 19:15
いいねいいね
1
AJさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
いつもその独創的&意欲的な山行レコを楽しませていただいています。私が学生時代に京都にいたのと息子が現在京都で学生をしているので、京都市にもとっても愛着があります(^^)
再び山を歩けること、嬉しく感じています。今後は何より安全を最優先して、また山に向き合いたいと思います。
今後ともよろしくお願いします
2023/10/28 20:20
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1
こんにちは。お帰りなさい😊
リハビリ終わって完全復活ですね!
それも、タフなコースを0.5って、、流石です。
写真も素敵で、楽しませて頂きました☺️
2023/10/28 20:09
いいねいいね
1
makimaki08さん、こんにちは。
当たり前のように歩いていた山に再び戻れたこと、嬉しく感じています。
歩くペース(0.5〜0.6)は、このエリアのCTが甘いのであろうと思われます。登りはそこそこいいペースで登りましたが、降りは遅いです(これは骨折前からの悩みです)。
写真は決して上手くないですが、被写体が(天気も含め)見栄えしてくれましたね(^^)
温かなコメントをありがとうございました
2023/10/28 20:29
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