倉岳山トレッキング(梁川駅in/鳥沢駅out) ※本年63回目
- GPS
- 06:08
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,198m
- 下り
- 1,171m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全行程において、迷う要素はほぼない。倉岳山は梁川駅側、鳥沢駅側どちらから登っても、山頂直下は急登。梁川駅側は標高620m辺り、鳥沢駅側は標高500m辺りで沢沿いを離れるが、裏を返せば、登り道中の半分位までは適宜給水が可能。 |
その他周辺情報 | 梁川駅、鳥沢駅ともに徒歩圏に温泉はなく、下山後の日帰り入浴は断念。 |
写真
感想
昨年の大晦日(2022/12/31)、ライトな低山歩きとして、大月市が指定する秀麗富嶽十二景の百蔵山(7番山頂)と扇山(6番山頂)へ初挑戦!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5042872.html
が、晴れ予報に反し、両座とも富士は見えずじまい。その後、いずれも晴れ予報の日を選び、今年4月に4番山頂(滝子山、笹子雁ヶ腹摺山)、8月に2番山頂(牛奥ノ雁ヶ腹摺山、小金沢山)へ登頂するも、いずれも予報に反し富士の姿は見えずじまい。
そして本日は朝方は雨なれど、10時頃より富士山共々晴れ渡る予報を信じ、秀麗富嶽十二景の9番山頂(倉岳山、高畑山)ヘアタックします。百蔵山(7番山頂)と扇山(6番山頂)の時もStation to Summit to Station(猿橋駅in/四方津駅out)でしたが、今日もStation to Summit to Station(梁川駅in/鳥沢駅out)で♪
梁川駅から舗装路を10数分歩くと登山口となり、標高620m辺りまで月尾根沢に沿って登っていくため、道中頻繁に給水可能です!沢を離れると、立野峠まではそこそこの急登となります。ここまで一度も遠景が見えるような眺望ポイントはありません。立野峠から数分登っていくと、この日初めて北側眺望が開けます!眼下には、登山開始直後に渡った梁川大橋や梁川駅がクッキリ見えて、先程向こう側から撮ったポイントを撮り返すおもしろい経験ができます!また、視界の先には大岳山や御前山などが見渡せます!大岳山が見渡せたのは、今日の縦走路の中では角度的にここだけでした!
立野峠から急登を150m程登りあげると、梁川駅から1時間20分、本日の縦走路における最高点(990m)、秀麗富嶽十二景の9番山頂・倉岳山です。そして期待していた秀麗富嶽は・・・。またしても晴れ予報に裏切られ、富士は5合目付近のボディのみ。実はボディを見れたのも、秀麗富嶽十二景でお初なんですが・・・。本当は、倉岳山で山頂クッキングの予定でしたが、今日は時間を追うごとに晴れる予報のため、次の高畑山での秀麗富嶽の絶景を信じ、クッキング自体も高畑山へ繰り延べます!倉岳山からは北側眺望は雲が多くありつつも何とか視界が利き、8月に登った黒岳、4月に登った滝子山(秀麗富嶽十二景4番山頂)が見えました!
程なく高畑山へ向けた稜線歩きを始めると、ここが今日一番標高が高い稜線だからか、わずかばかりの紅葉が見えました。真っ赤はないですが、オレンジや黄色、やや赤などがチラホラと。紅葉のピークはもう2週間位先かな。そして、せっかく急坂を登ったのに、今度は急坂で一気に100m以上標高を落とすことに!
穴路峠まで下り、そこから登り返すと程なく地味な天神山へ登頂。北側眺望には優れ、秀麗富嶽十二景の6番山頂・扇山と、7番山頂・百蔵山が揃い踏みして眼前にそびえてました。再び下り始め、道中スライドした方に山頂での富士眺望を尋ねると「山腹のみ見えた」と。倉岳山と同じじゃないかーい・・・。めげずに進み、最後は急登を登りあげると、倉岳山から35分、スタートから1時間55分ほどで秀麗富嶽十二景の9番山頂・高畑山となります!さぁ、お目当ての秀麗富嶽は・・・。
ありましたありました!真っ白な冬富士が山頂部までドーンと見えました。実際に富士山が見えていたのは登頂後数分のみ。その後、都合2時間以上滞在しましたが、ひと度雲に隠れると、その後は山腹さえ見えることなく、分厚い雲に覆われました。ほんのワンチャンスで登頂できたと思われ、秀麗富嶽十二景の山頂5つ目、計8座目にしてついに秀麗富嶽を目にすることができました!感無量!
気を良くして、今日の主目的だったホットサンドメーカーでの山クッキング開始!焼肉を炙り、食パンに色々な具材を挟み込み、両面を焼き上げて熱々でいただくホットサンド。控えめに言って最高で、陽が射す山頂で食べるお味は高級料理店の味(笑)、といった感じですね。詳細は各写真コメントをご覧ください。
下山開始後程なく、左に折れる標準登山道を外して直進したようですが、ヤマレコMap上のオレンジの足跡を辿る形となり、踏み跡や時折テープもあるため、普通に歩けますね。程なく本道と合流し、穴路峠分岐(オシノ沢出合)を過ぎると、後はオシノ沢沿いに黙々と下るだけ。工事中の小篠貯水池を過ぎてゲートを越えると、麗富嶽十二景の百蔵山(7番山頂)と扇山(6番山頂)がちょいちょい見えてモチベーションが上がります。最後、鳥沢駅へ続く甲州街道に出ると、正面に滝子山(4番山頂)が見えました!
最終的に、高畑山より1時間20分、スタートから3時間15分ほどで鳥沢駅まで帰還完了!中央本線の駅1つ分を山越えして歩いたことになります♪鳥沢駅からは、今日歩いてきた倉岳山&高畑山(4番山頂)がよーく見えます。倉岳山では秀麗富嶽が見れませんでしたが、高畑山では秀麗富嶽を拝むことができ、かつ期待した通りの出来栄えのホットサンドを作ることができ、充実した山行となりました。ここ1,2年は高峰巡りが続いていましたが、二百名山もあと1座で完登なので、今後は低山巡りも再開し、秀麗富嶽十二景の完登を目指そうと決意しました!
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