石鎚山 面河ルート+東稜(バリエーションのため通行注意)
- GPS
- 13:34
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,300m
- 下り
- 2,298m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 9:30
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 6:10
天候 | 初日:曇り、ガス 南面では強めの東風、稜線上は北風だが徐々に緩む 2日目:夜半強風、霧氷 午前中はガス、11時過ぎから晴れ始める |
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過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
面河ルート下部はやや荒れ気味 石段の崩れ、道を塞ぐ倒木などしばしば 土小屋、山頂へのルートは整備良好 東稜(バリエーション)は笹漕ぎが多く、不安定な細尾根を辿る箇所も多いためルートファインディング能力が要求される 岩登りの難易度も天狗岳までよりやや高くなる 鎖場 三ノ鎖、二ノ鎖を下りで使用。三ノ鎖はさして難しくないが、二ノ鎖の下りは非常に危険に感じられたためお勧めしない。 |
その他周辺情報 | 湯の里小町温泉しこくやにて入湯 |
写真
感想
3回目となる石鎚山、今度は面河から挑戦した。高低差は大きいが、面河山付近の紅葉に、晴れた下りでは聳え立つ南壁の眺めと楽しいコースだった。
初日は二の鎖下で幕営して東稜に初挑戦。ガスで展望は無いものの、時折下側が抜けて高度感は十分。長い笹漕ぎ、悪い足場を詰めていくと、矢筈岩から上は楽しい岩場歩きの連続になる。最大の難所はやはり南尖峰直下のクラックか。また、墓場尾根方面への下り道も、今回と逆方向に歩いていると気付かず迷い込んでしまいそうな危うさを感じた。
東稜は弥山~天狗岳間と比べると一段難しいコースであり、ルートファインディング能力も要求される。また登山道として整備されていないため、台風等で通行不能になっても広報されるわけでもない。そのため、実地でルートの状況を見て適切な判断を下せる人以外は立ち入らない方が良いだろう。
下りに二ノ鎖を使用してみたが、非常に危険に感じられた。輪に足をかけられる鎖とかけられない鎖とが混在しており、追加されているあぶみのような部品も間隔がまちまち。特にちょうど中間あたり、岩の方に全く足が掛からなくなる区間で鎖も非常に足をかけにくくなっている。
薄らいでいるが、10年ほど前に登った時はこうではなかったような記憶がある。ここまで危ないなら下り専用は廃止したほうが良いのでは?と思うほど。
2日目の朝はガスの中、北面は強風が吹いていた。朝一の山頂の晴れは見込めないなとゆっくり出発することにして、10時前に山頂に辿り着いて晴れ間を伺う。頂上小屋で食事などいただきながら待ち続け、11時を回ってやっと晴れを拝むことができた。霧氷を北面に貼り付け、背景に紅葉の山々を背負った山頂の姿は最高だった。
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