谷川岳 西黒尾根〜天神尾根 下りロープウェイ【21座目/100名山】
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 06:42
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,564m
- 下り
- 982m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 6:39
天候 | 朝だけ晴れすぐ曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
かつ、トイレに更衣室があるのが素晴らしい。野郎の特権として、テキトーな場所で着替えたりしているが、更衣室があるので堂々とバイク⇔登山のウェア交換が出来る。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープウェイ乗場から西黒尾根登山口までは車道を歩く。 登山口からしばらくは樹林帯でひたすらの登り。この時期だけあって落葉が多いが危険箇所は無し。 樹林帯を抜けて視界が開けてからは、岩場の急な登りで、鎖場がいくつか出てくる。登頂履歴はそれなりになってきたが、鎖場・岩場初心者で多い山はそれほど経験無いが、三点支持をきっちりやればそれほど危険を感じることは無かった。いくつかどこに足を置こうか迷う程度だった。 鎖場を越えると、ラクダの背等の楽しい稜線歩きが少し続く。高度感はそれなりなので、高所恐怖症の方は心して。 稜線歩きが終わると岩場の厳しい登り。ペンキは多いので迷うことはないだろうが、こちらも三点支持を忘れずに。私は視界が開けてからはストックを仕舞った。 登りきって天神尾根ルートと合流すると、登山客が一気に増える。両ミミまでは普通の登山道なので問題無い。 下りの天神尾根ルートは中々の勾配だが、危険な所は無い。鎖場もあるが、下りは一切使わずに降りることが出来た。 通ってきた西黒尾根を見ながらひたすら下り。熊穴沢避難小屋からは、殆ど平坦な道になる。ロープウェイ駅はレストラン・トイレ有り。西黒尾根から登って下りだけロープウェイを使う場合でも列に並んでれば、乗車口前に窓口がある。 |
その他周辺情報 | 谷川温泉 湯テルメ谷川で登山後の汗を流した。大人630円。内風呂に加温浴槽1つと人肌くらいの掛け流し浴槽2つ。露天風呂が広くて良い。かつ、紅葉を見ながら渓流沿いにウッドデッキがあって、生まれたままの姿で涼めて渓流も見れて素晴らしい(多分男性だけだと思うが) ウッドデッキにイスがあったら完璧だったな。 |
写真
感想
100名山21座目。
天神尾根往復なら、ロープウェイという文明の利器を利用した登山も出来るが、最近トレーニングも始めて自信も付いてきたため、西黒尾根から登ることを決めた。妙高山以来の1300mオーバーの登りだし、日本三大急登と言われたり鎖場多数というのも事前情報としてあったので、不安は多少あった。
前述通り短距離で急登するから、前日の赤城山の失敗を反省して、かなりペースを抑えて登った。すると、汗は出るが息切れもあまり無く、体も重く感じなかった。クライマーズハイに入ってからも、まだまだ登りが続くのでペースを抑えて淡々と登れた。天神尾根との合流が見えたら、もう登りは殆ど無い!と感じてペースを上げたが、無事登頂した時も程よい疲れ具合レベルだった。登りきってからも足がまだ普通に動く、というのは素直に嬉しかった。
流石に過去最高の登りだったので、大腿四頭筋に張りが出たが妙高山の時のようなヘトヘトっぷりにはならなかった。あの時は旅館に付いたら横になり続けて動く気がしなかったから、パワーアップを感じれた。
鎖場も三点指示や、両手で掴んで登るものではない、というのを実践したら全く問題無く登ることが出来た。鎖場を越えて岩場の急登も問題無く登れた。流石に「とても速い」は出せなかったが、「速い」は出せたのでこれも自信となる。やはり登山を重ねて歩き方が身に付いてきたし、トレーニングの成果がハッキリ表れたので、この冬キッチリ鍛えて来年夏にはアルプスを目指したい。
そして谷川岳は登山の中でも有名な山だけあって、絶景ポイントがいくつもあり、登り甲斐もあって素晴らしい山だと感じた。惜しむらくは晴れではなかったことと、紅葉のピークが終わっていたことだろう。またリベンジしてみたいと強く思った。
最近登山にも慣れてきて登りは息が切れるが、登頂前のテンションで楽しいが、下山はぶっちゃけ消化試合的な想いを感じていた。まぁ降りるしかないので降りるが、文明の利器を使うなら下山に使った方が精神的に良いのかもな、と思ってきたのは進歩の証拠でもあると思う。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する