白馬岳偵察

2023年11月03日(金) ~ 2023年11月04日(土)

• GPS: 20:08
• 距離: 39.9km
• 登り: 2,584m
• 下り: 2,560m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:37
• 休憩: 0:21
• 合計: 6:58

距離 14.5km 登り 1,658m 下り 102m

4:40 栂池パノラマウェイ 栂池高原駅
6:34 6:37 ゴンドラリフト栂の森駅
6:51 6:52 栂池パノラマウェイ 栂大門駅
7:28 7:34 早大小屋
7:49 成城大学小屋
8:14 8:15 栂池パノラマウェイ 自然園駅
8:19 8:20 栂池ヒュッテ
8:25 8:27 栂池自然園（栂池ビジターセンター）
9:39 9:40 天狗原/白馬岳神社
9:44 風吹大池方面分岐
11:03 11:09 乗鞍岳
11:38 白馬大池山荘

2日目

• 山行: 12:16
• 休憩: 0:30
• 合計: 12:46

距離 25.4km 登り 927m 下り 2,486m

2:48 白馬大池山荘
3:49 3:55 船越ノ頭
4:45 4:51 小蓮華山
5:41 三国境
6:30 6:34 白馬岳
7:05 7:06 三国境
7:52 小蓮華山
8:20 8:21 船越ノ頭
9:43 白馬大池山荘
10:13 10:23 乗鞍岳
11:06 風吹大池方面分岐
11:23 11:24 天狗原/白馬岳神社
12:35 栂池山荘
12:37 栂池ヒュッテ
12:42 栂池パノラマウェイ 自然園駅
13:04 早大小屋
13:32 栂池パノラマウェイ 栂大門駅
15:33 15:34 栂池パノラマウェイ 栂池高原駅
15:34 ゴール地点

天候

私の観天望気より・・・
2023年11月03日
この季節としては異常ともいえるような気温の中行動した。雲は無く快晴であった。
天狗原〜白馬大池間は多少の残雪あり、岩の上に乗った氷、雪などでスリップに警戒が必要であった。
08:09栂池自然園駅1820m
快晴/気温10度/雲なし/雲量0/雲行/不明/風速3m/風向/東南東/
09:30天狗原への登り2160m
快晴/気温16度/雲なし/雲量0/雲行/不明/風速2m/風向/東南東/
2023年11月04日
船越ノ頭を越えたあたりより風が強くなり積雪も増え始める。
ウィンドクラストした雪面もありトラバース地帯などでは慎重な行動が要求されるような雪のコンディションであった。雪は吹き溜まりでは70センチ程はあった。
02:46白馬大池テントサイト2376m
快晴/気温0度/雲なし/雲量0/雲行/不明/風速8m/風向/北西/
06:30白馬岳2932m
晴れ/気温-4度/層積雲/雲量4/雲行/東南東/風速15m/風向/北西/
11:12天狗原2204m
晴れ/気温16度/積雲/雲量6/雲行/東南東/風速3m/風向/東南東/

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往き
自宅近くIC21:28→安曇野IC1:51、6280円
帰り
安曇野IC19:57→自宅近くIC0:20、6280円
駐車場：栂池高原スキー場ゴンドラ乗り場、オフシーズンの為か空いていた。

コース状況／危険箇所等

携帯電波は白馬大池付近が入りにくい（ドコモ）
通信したり情報を得るとなると稜線に出たり天狗原へ後退する必要がある。

その他周辺情報

みみずくの湯700円
連休の為か結構混んでました。
お食事は白馬駅前定食屋絵夢さんにてカツカレ850円ーや餃子450円など
カツカレーのボリュームがすごかったです

写真

勢力の強い太平洋高気圧圏内で夏のような気圧配置である。
おかげで白馬山域一帯は快晴であったが、寒冷前線の南下による天候悪化は容易に想像できた。

11/3 5:48

この時期はリフトやゴンドラがメンテナンス中という事で利用できないようですのでご注意を

11/3 6:11

朝焼けがとってもきれい！

11/3 8:09

トイレや水道の利用もできないので水作り、水歩荷や
携帯トイレの携行が必須となると思われます。

11/3 8:21

天狗原です。
山スキーで積雪期に遊びに来たいですね〜

11/3 10:49

白馬乗鞍です
岩がごろごろしててとっても歩きにくいです・・・

11/3 13:00

白馬大池です
当部は過去の活動では白馬岳アタックの際は白馬大池や三国境にテントを張っていたとのことであります

11/3 16:11

学生が考案してくれたメニューです
炊き込みご飯がおいし〜

当初は寒冷前線が9時頃に白馬方面を通過する予報、予想であったが停滞前線へと変化した。大陸の寒気があまり強くなかったのではないかと考えられる。しかし、前線通過のリスクが本日の行動には伴っていた為朝の出発を大幅に早める事とした。

11/4 5:37

三国境の地形をよく観察してビバークや風除けになりそうな場所の確認も行いました

11/4 5:38

11/4 5:38

稜線はやっぱり風は強い！

11/4 5:40

11/4 6:30

白馬岳です
訓練沢山積んで春活動でまた来たいですね〜

11/4 6:56

帰路も慎重に・・・

11/4 7:03

11/4 7:03

11/4 7:25

11/4 7:54

足を滑らせるところころ転がってゆきそうなトラバース箇所も確認したりしました。

11/4 8:22

11/4 8:22

11/4 8:34

11/4 9:04

我々が泊まったテント・・・
慣れると多分楽しい・・・はず

11/4 12:26

11/4 13:56

スキー場の下りが延々と続きなかなかしんどかったです・・・

撮影機器：

iPhone XR Apple

iPhone 12 mini Apple

装備

備考

装備報告
PLのpuipuimolca君のヘッドライトが出発時不調となったため
あさ〜だが持っていたハンドライトを渡して対応した。
あさ〜だのサングラスのレンズが片方外れて紛失してしまった。
当初は夏用フライシートを使用予定であったが, 積雪を想定し, 冬用外張りを今回は使用した。多少の保温性・防風性の向上が見られた。
想定以上に燃料を消費した。行程が長い為, 行動中用に多くの水分が必要であった。そのための水の煮沸に多くの燃料を消費した。正確な計測必要がある。
気象装備の入れ忘れあり。入山前にDLしていた天気図にて急きょ対応した。
メンバー間での装備準備に関してはコミュニケーション不足があると思う。
出発直前の装備点検の必要性を改めて認識させられる事となった。
食糧報告
11月3日夜
炊き込みご飯、わかめスープ、ハンバーグ
11月4日朝
カレーメシ
炭水化物中心のメニューであったので、野菜などを歩荷してゆでる等して食事に入れる、サラダとして食べる等してもよかったのではないかと思う。
行動中脱水の為か足取りが重くなる者がいた。市販のエナジードリンク（低体温対策として歩荷していた）を1本飲ませるとたちまち元に戻った。
長い行程の為、行動中の水分摂取が多く必要であった。脱水気味になると足がつりスリップの要因となるとも考えられるので、定期的な水分摂取が必須と考える。
水は歩荷朝食朝食用に２リットル歩荷し、足りない分は沢の水等を煮沸して対応した。雪を利用するのには雪はあまりなく、施設を利用しての水確保もこの時期はあまり期待できないので入山者は注意が必要であると思う。
衛生報告
あさ〜だ氏酷い靴擦れあり。
何回履いても色々対策をしても足に合ってないためか靴擦れが生じる。患部をかばう様なアイゼン歩行になってしまうため最悪買い替えも検討した方が良いかもしれない。

感想

asd@wv

部活の春活動の事前準備として本格的な積雪期に入る前に
同コースにて危険個所（電波状況、雪崩、滑落、迷いそうな箇所等）の確認等を行いました。
リフトゴンドラがメンテナンス中で利用できないためか、入山者には2日間の行程でパーティメンバー以外誰にも会えませんでした。