茅ヶ岳＆金ヶ岳 〜 春霞なれど、百の頂に百の喜びあり

2015年04月18日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.1km
• 登り: 990m
• 下り: 994m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:25
• 休憩: 1:15
• 合計: 6:40

7:35 金ヶ岳登山口
9:40 10:45 金ヶ岳
11:40 11:50 茅ヶ岳
13:10 千本桜／大机
14:15 金ヶ岳登山口

天候

晴れ（ぽかぽか）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車スペース；金ヶ岳登山口（キャンピカ明野ふれあいの里となり）に2ヶ所スペースあり。

コース状況／危険箇所等

○ 金ヶ岳登山口〜金ヶ岳
金ヶ岳山頂から手前300m付近（看板表記）に崩落地あり。ロープが張ってるが、登山道のすぐ脇が切れ落ちており、岩場もあるので滑落注意。

○ 金ヶ岳〜茅ヶ岳
数箇所に岩場あり。

○ 茅ヶ岳〜千本桜公園
歩いている人は少ないが、踏み跡はしっかりしている。指導標もあり迷うことはないと思う。

写真

金ヶ岳経由で茅ヶ岳を目指します。キャンピカ明野ふれあいの里からスタート。

少し林道を歩いて登山道に入ると自然林が気持ちいい。少しだけ新緑が芽吹いているところも。

今回の道中で唯一見つけた花。タチツボスミレかな？

木々に覆われていて展望はないけど、いい雰囲気。

木々が途切れたところから最終目的地の茅ヶ岳を捕捉。

左手に八ヶ岳。ちなみに立っている先は崩落しているので、素早く通過したいところです。

後ろから別のパーティが来ていたので写真撮れなかったけど、このあたりはちょっとした岩場が続いて場所。背後には南アルプスの展望。

岩場を通過して、金ヶ岳の山頂に続くプロムナード。

スタートから2時間で金ヶ岳に到着。今日は春霞で視界がちょっとぼやけていました。

北側は木々に覆われているので八ヶ岳は見られないけど、南アルプスの眺望は最高。甲斐駒ヶ岳から鳳凰三山、その後ろに隠れるように北岳。白峰三山の稜線も続いて見えます。

対照的な表情の甲斐駒と仙丈ケ岳。

甲斐駒をアップで。この迫力ある山容が好き。

鳳凰三山の地蔵岳（オベリスクの尖がりも見えているが写真ではイマイチ…）と観音だけの間に顔を出している北岳。

ちょっと早いけど昼休憩に。山友が作っていたスープカレー（肉の代わりにウィンナーと油揚げ入り）が美味しそうだったので。僕はパスタを作ったけど、見た目が微妙だったので非掲載（苦笑）

たっぷり1時間休憩して、茅ヶ岳に出発。あまり眺望がある稜線ではないけど、開けたところではやっぱり南アルプスがずらりと。

茅ヶ岳に向けて一旦、大きく下ります。登り返しがしんどそう…

茅ヶ岳の左にうっすら浮かび上がる富士山。写真ではほとんど見えないか…

こんな石門もある。

金ヶ岳から1時間ぐらいで着いた茅ヶ岳は…、メインルートの深田公園から登って来た人たちでいっぱいだった。長居する気になれず、急ぎひと通り写真を撮る。

東側に金峰山と瑞牆山。金峰山山頂には五丈岩も見える。

金ヶ岳の背後に八ヶ岳。

富士山がはっきり見えるようになってきましたが、相変わらず写真では…

逃げるように茅ヶ岳から降りちゃいます。下山は千本桜へ。

予想通りほとんど人に会わない尾根を下って行きます。

これで八ヶ岳も見納めかな。

木々の間から茅ヶ岳を見上げて。

不意に並木の続く千本桜公園に出ます。時期はもう少し先かと思っていたけど、山桜が咲きはじめ。

今年はちゃんとお花見できなかったので、なんか嬉しい。

桜と鳳凰三山。

桜の下を行く山友。

色んな種類の桜が植えられた千本桜公園。控えめな桜が多いけど、いい場所でした。

これはソメイヨシノかな？

ピンク色の濃い桜。なんて名前だろう？

千本桜公園から明野ふれあいの里までは林道歩きを3kmほど…。登り返しがあって結構きつかったけど、今回も楽しい山歩きができました。

感想

おーちく

グリーンシーズン突入。トレーニング感覚で山梨の茅ヶ岳へ。茅ヶ岳はあの「日本百名山」を書いた深田久弥が登山中に没した山。その名を取った深田公園から登るルートが一般的のようですが、明野側から金ヶ岳を経由して登る周回ルートを見つけて、こちらを選択。

明野ふれあいの里（キャンプ場）そばに車を停めて金ヶ岳へ。序盤は林の中で展望はないけど、自然林なので気持ち良く歩けます。山頂が近づくと岩場が出てきたり、崩落地があったりで注意が必要だけど、終盤は八ヶ岳や南アルプスの眺望も楽しめるコース。金ヶ岳山頂まで2時間でした。春霞で視界は少しぼやけていたけど、しっかりと色んな山を眺めることができました。

早めの昼休憩をした後、茅ヶ岳へ。一旦、大きく下って登り返し。茅ヶ岳の山頂は、人だらけでした…。やっぱり深田公園から来る人がほとんどですね。深田久弥は「百の頂に百の喜びあり 」という言葉を残していますが、ちょっと長居する気分にはなれないほどの混雑。ここまで十分に眺望も楽しめたし、早々に下山しちゃいます。

千本桜へ向かう下山ルートの尾根も、やっぱり静か。不意に桜並木が現れる千本桜公園では桜が咲きはじめといった感じ。満開に近い桜もあって、ちょっとしたお花見気分に。最後は林道歩きがちょっとつらいけど、静かな山歩きがしたい人にはぜひオススメしたいルートです。

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