恵庭岳北東尾根
- GPS
- 05:06
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 775m
- 下り
- 765m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪が腐れかけつつありますが、しばらくは行けそうです。 |
写真
感想
アイゼン、ピッケルの訓練を目的に恵庭岳北東尾根に行ってきた。952Pの急登から山頂までアイゼン、ピッケルだったが、途中滑ったらやばいと思われる箇所も何箇所かあり、訓練の目的は十分に果たした。
ポロピナイ分岐を8時過ぎに出発、雪のない道路を約20分ほど歩いたところで左側の雪壁の崩れている箇所があったので、そこから尾根に取り付き、952Pにコンパスを切ってまっすく進んだ。途中アップダウンも少なく、理想的なルート取りができた。雪は少し緩み気味で出だしこそ少し埋まって大汗をかいたが、途中はそんなに埋まることもなく、すんなりと952Pに到着した。そこから見る山頂までの尾根は恐ろしく急に見えた。
952Pでアイゼンを装着しピッケルを持った。最初は大きくジグを切って登ったが、だんだん傾斜も増してきて、トラバース歩行では不安を感じたので、途中から木の枝に捕まったりしながら直登した。そして2段目の急登を登りきると、そこにはインターネットの人の山行報告でよく目にする2つの岩峰の景色が広がっていた。オコタンペ湖を見ながら腹ごしらえする。
ゆっくりと休み疲れも癒えて、山頂を目指して右側の尾根を登って行くと夏道で見慣れたルンゼの登り口が見えた。そこまでのっぺりした斜面を途中木の枝につかまりながらトラバース気味に進み岩峰基部に到着してホッと一息。最後雪が被さったルンゼを細心の注意を払いながら慎重に登り、最後の岩頭にくくり付けられたロープに手をかけたところで、怖さが勝って本日の行動停止とした。
下りは斜度が緩そうなところを探しながら降りたが、アイゼンの底に雪がくっついて難儀した。途中(意図しない)尻すべりも併用して952Pまで降りて人心地ついた。ここから登山口まではせっかく持参したスノーシューを履いた。
恵庭岳北東尾根は、952Pからの急登が核心部となるが、その難しさは季節によって異なるようだ。今回は凍結している箇所がほとんどなかったこともあり、1段目尾根登りの肩に出るところとルンゼの登りが自分的にヒヤヒヤしたところだった。
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