三ツ峠〜本社ヶ丸縦走 今年最初の山行にしては長丁場でした(>_<)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,642m
- 下り
- 1,655m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【復路】笹子17:36→高尾18:48→新宿19:32 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三ツ峠山までは、三つ峠登山ガイドなどのHPに多くの情報がありますが、個人的に思ったことを書きます。 【三つ峠駅〜達磨石(三ツ峠山登山口)】少し長い車道歩きですが、山祇神社や神鈴の滝、憩いの森公園などがあり、あまり飽きません。 【達磨石〜八十八大師】尾根沿いの急登です。ただ、所々に岩場が出てくるものの、道路は整備され歩きやすいです。途中に股のぞきや馬返しなどの休憩ポイントもあります。 【八十八大師〜三ツ峠山(開運山)】八十八大師を過ぎるとやがて緩やかになり、等高線沿いに谷をいくつか越えながら屏風岩の下をトラバースして、急な木の階段を直登すると三ツ峠山荘に着きます。ここから稜線沿いに三ツ峠山頂まで10〜15分ほどです。 【三ツ峠山〜御巣鷹山】山頂から電波塔施設の脇を抜けて、御巣鷹山まで10〜15分ほどで着きます。 【御巣鷹山〜清八山】森林に覆われた稜線沿いの道で、ここも良く整備されています。御巣鷹山北西斜面を急降下した後、茶臼山や大幡山などの小ピークをいくつか越えて、最後のやや長い登りで清八山に着きます。送電鉄塔箇所以外はあまり展望に恵まれませんが、森林内の快適な道のりです。 【清八山〜ヤグラ(宝越え)】清八山から東向きに変わる稜線上には岩場が増えてきます。清八山〜本社ヶ丸間と角研山〜ヤグラ間は特に危険はありませんが、岩尾根の小ピークを何度も登降しなければならず疲れた足には応えます。ただその分、眺望を十分楽しめます。逆に、本社ヶ丸〜角研山間は森林内の尾根道で、送電鉄塔を横断する箇所(新道分岐)だけ展望が開けます。 【ヤグラ〜笹子駅】ヤグラで鶴ヶ鳥屋山方面の稜線と分かれ、船橋沢まで一気に下ります。最初は細くて急なトラバース道をしばらく降りると北向きの尾根に取付き、そこから舗装道(林道)までは比較的緩やかな尾根道です。林道を過ぎると船橋沢まで約300mの急降下ですが、前半は樹脂製ステップ付き、後半はザレ状のつづら折りです。長い急坂を下りきると船橋沢の清流に到達し、何度か渡渉を繰り返しながら沢沿いに林道まで下りていきます。渡渉個所はピンクテープなどが張ってあるし、対岸の踏み跡を見通せばだいたいわかると思います。2基目の砂防ダム直下流で最後の渡渉個所を越えて右岸側をしばらく行くと林道に出ます。 |
写真
感想
今年最初の山登り。
なまった体に活を入れるべく、やや長丁場の尾根歩きに行ってきました。
例によって山手線の始発に乗り、富士急三つ峠駅まで約3時間の旅です。久しぶりの土曜晴天のせいでしょうか、富士急は結構混んでました。
三つ峠駅からは1時間ほどの車道歩きでしたが、随所に咲いているサクラを楽しみながらで退屈しません。ただ、もう少しで登山口ということで、団体さんのマイクロバスに追い抜かれたのは少し興ざめでした。
登山口からは急登でしっかり汗をかき、屏風岩の壮観に感動して、2時間弱で三ツ峠山頂に着きました。山頂は意外と狭く、わずかな先客で座るところがないので写真だけ撮り、少し下った視界の悪い中継施設脇で昼ご飯にしました。
このまま下っては体に活が入らないので、今日は笹子まで縦走です。
御巣鷹山、茶臼山、大幡山を越えて約2時間で清八山に到着。ここは本社ヶ丸とともに「秀麗富嶽十二景」に選ばれているだけあって、絶妙な位置にある2本の松の木の間から眺める富士山が絶景でした。三ツ峠山頂では雲に隠れていた富士山が再びきれいに見えました。
清八山から本社ヶ丸までは岩場の多い稜線です。岩場の小ピークに何度か騙されながら40分ほどでようやく本社ヶ丸に到着。ここも360度のすばらしい眺望でした。
本社ヶ丸を過ぎると森林内の道となりますが、角研山からは再び岩場のアップダウンです。このあたりになると歩き始めて7時間が経っており、ペースが上がりません。
ヤグラ(標識には宝越えと書いてあった)に何とか到着し、ここで鶴ヶ鳥屋山方面に向かう稜線から離れ、北向きの尾根沿いに下ります。
船橋沢まで標高約500mのこの急降下が今回の山行で一番つらい区間でした。膝が笑うのを我慢してだましだまし下っていましたが、途中で林道を横断する箇所では法肩の吹き付けコンクリートで足を滑らせて右ひざを少しひねってしまいました。何とか歩けそうなのでゆっくりと下りますが、林道下の区間はさらに傾斜を増し、船橋沢の音が聞こえ始めてからが最もつらかったです。
ということで、あえぎつつ何とか笹子駅に到着し、疲れ果てて帰宅しました。
低山ハイキングと侮るなかれ 。(>_<)
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