ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 616153
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

三ツ峠〜本社ヶ丸縦走 今年最初の山行にしては長丁場でした(>_<)

2015年04月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
16.5km
登り
1,642m
下り
1,655m

コースタイム

日帰り
山行
8:00
休憩
0:55
合計
8:55
7:55
30
8:25
20
8:45
15
9:00
25
9:25
9:30
10
9:40
35
10:15
20
10:35
20
10:55
11:30
15
11:45
35
12:20
15
12:35
35
13:10
13:15
5
13:20
30
13:50
14:00
45
14:45
15
15:00
20
15:20
90
16:50
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
【往路】新宿5:25→高尾6:30→大月7:22−(富士急)→三つ峠7:50
【復路】笹子17:36→高尾18:48→新宿19:32
コース状況/
危険箇所等
三ツ峠山までは、三つ峠登山ガイドなどのHPに多くの情報がありますが、個人的に思ったことを書きます。

【三つ峠駅〜達磨石(三ツ峠山登山口)】少し長い車道歩きですが、山祇神社や神鈴の滝、憩いの森公園などがあり、あまり飽きません。

【達磨石〜八十八大師】尾根沿いの急登です。ただ、所々に岩場が出てくるものの、道路は整備され歩きやすいです。途中に股のぞきや馬返しなどの休憩ポイントもあります。

【八十八大師〜三ツ峠山(開運山)】八十八大師を過ぎるとやがて緩やかになり、等高線沿いに谷をいくつか越えながら屏風岩の下をトラバースして、急な木の階段を直登すると三ツ峠山荘に着きます。ここから稜線沿いに三ツ峠山頂まで10〜15分ほどです。

【三ツ峠山〜御巣鷹山】山頂から電波塔施設の脇を抜けて、御巣鷹山まで10〜15分ほどで着きます。

【御巣鷹山〜清八山】森林に覆われた稜線沿いの道で、ここも良く整備されています。御巣鷹山北西斜面を急降下した後、茶臼山や大幡山などの小ピークをいくつか越えて、最後のやや長い登りで清八山に着きます。送電鉄塔箇所以外はあまり展望に恵まれませんが、森林内の快適な道のりです。

【清八山〜ヤグラ(宝越え)】清八山から東向きに変わる稜線上には岩場が増えてきます。清八山〜本社ヶ丸間と角研山〜ヤグラ間は特に危険はありませんが、岩尾根の小ピークを何度も登降しなければならず疲れた足には応えます。ただその分、眺望を十分楽しめます。逆に、本社ヶ丸〜角研山間は森林内の尾根道で、送電鉄塔を横断する箇所(新道分岐)だけ展望が開けます。

【ヤグラ〜笹子駅】ヤグラで鶴ヶ鳥屋山方面の稜線と分かれ、船橋沢まで一気に下ります。最初は細くて急なトラバース道をしばらく降りると北向きの尾根に取付き、そこから舗装道(林道)までは比較的緩やかな尾根道です。林道を過ぎると船橋沢まで約300mの急降下ですが、前半は樹脂製ステップ付き、後半はザレ状のつづら折りです。長い急坂を下りきると船橋沢の清流に到達し、何度か渡渉を繰り返しながら沢沿いに林道まで下りていきます。渡渉個所はピンクテープなどが張ってあるし、対岸の踏み跡を見通せばだいたいわかると思います。2基目の砂防ダム直下流で最後の渡渉個所を越えて右岸側をしばらく行くと林道に出ます。
目的地の三ツ峠山が正面に見えました。
今日は天気が良さそうです。
2015年04月18日 08:09撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 8:09
目的地の三ツ峠山が正面に見えました。
今日は天気が良さそうです。
駅から15分ほどでグリーンセンターに着きました。
2015年04月18日 08:12撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 8:12
駅から15分ほどでグリーンセンターに着きました。
山祇神社
2015年04月18日 08:24撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 8:24
山祇神社
サクラがきれいです。
2015年04月18日 08:28撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
2
4/18 8:28
サクラがきれいです。
神鈴の滝
2015年04月18日 08:42撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
4/18 8:42
神鈴の滝
滝と三ツ峠山
2015年04月18日 08:45撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
4/18 8:45
滝と三ツ峠山
公園のサクラと三ツ峠山
2015年04月18日 08:49撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3
4/18 8:49
公園のサクラと三ツ峠山
車道終点のここが登山口でした。
駅から1時間ほどかけて登ってきましたが、直前に追い抜かれたマイクロバスの一行であふれてました。
2015年04月18日 09:00撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 9:00
車道終点のここが登山口でした。
駅から1時間ほどかけて登ってきましたが、直前に追い抜かれたマイクロバスの一行であふれてました。
急坂を30分ほど登ると、股のぞきに到着。
へたくそな写真ですが、中央の木の二股から富士山が望めます。
2015年04月18日 09:27撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
4/18 9:27
急坂を30分ほど登ると、股のぞきに到着。
へたくそな写真ですが、中央の木の二股から富士山が望めます。
富士山をズームアップ。
2015年04月18日 09:28撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
3
4/18 9:28
富士山をズームアップ。
さらに15分ほどで馬返しに到着。
急坂が一時的に緩やかになります。
2015年04月18日 09:41撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 9:41
さらに15分ほどで馬返しに到着。
急坂が一時的に緩やかになります。
八十八大師に到着しました。
2015年04月18日 10:11撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 10:11
八十八大師に到着しました。
大師様たち
2015年04月18日 10:13撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 10:13
大師様たち
大師様を越えると視界が開け、山頂が見えました。
2015年04月18日 10:17撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 10:17
大師様を越えると視界が開け、山頂が見えました。
へたくそな写真で見るより、実際の屏風岩は壮観です。
2015年04月18日 10:36撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
2
4/18 10:36
へたくそな写真で見るより、実際の屏風岩は壮観です。
屏風岩下のトラバースが終わると、木の急な階段が待っています。
2015年04月18日 10:39撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 10:39
屏風岩下のトラバースが終わると、木の急な階段が待っています。
三つ峠山荘のテーブル席は100円取られるので、山頂の写真だけ撮らせてもらいました。
2015年04月18日 10:47撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 10:47
三つ峠山荘のテーブル席は100円取られるので、山頂の写真だけ撮らせてもらいました。
三ツ峠山頂に到着。
残念ながら富士山は一時的に雲に隠れてしまいました。
2015年04月18日 10:58撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4
4/18 10:58
三ツ峠山頂に到着。
残念ながら富士山は一時的に雲に隠れてしまいました。
代わりに南アルプス方面
2015年04月18日 10:56撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
4/18 10:56
代わりに南アルプス方面
御巣鷹山に向かいます。
2015年04月18日 11:38撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 11:38
御巣鷹山に向かいます。
三ツ峠山(開運山)を振り返ります。
2015年04月18日 11:41撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 11:41
三ツ峠山(開運山)を振り返ります。
御巣鷹山北西斜面の急降下には、こんな露岩部もありました。
2015年04月18日 12:09撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 12:09
御巣鷹山北西斜面の急降下には、こんな露岩部もありました。
地理院地図では単なる1513mのピークですが、茶臼山のちっちゃな標識がありました。
2015年04月18日 12:22撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
4/18 12:22
地理院地図では単なる1513mのピークですが、茶臼山のちっちゃな標識がありました。
樹間から御巣鷹山を振り返ります。
2015年04月18日 12:22撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 12:22
樹間から御巣鷹山を振り返ります。
標高1531mピークにも大幡山の標識
2015年04月18日 12:37撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
4/18 12:37
標高1531mピークにも大幡山の標識
送電鉄塔を横断するところで視界が開け、これから向かう本社ヶ丸方面が望めました。
2015年04月18日 12:44撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 12:44
送電鉄塔を横断するところで視界が開け、これから向かう本社ヶ丸方面が望めました。
清八山に到着。
2015年04月18日 13:11撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
4/18 13:11
清八山に到着。
清八山は眺めが抜群です。
御巣鷹山と富士山を写真に収めます。
2015年04月18日 13:13撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
4/18 13:13
清八山は眺めが抜群です。
御巣鷹山と富士山を写真に収めます。
岩尾根を少し降りると清八峠の標識
2015年04月18日 13:22撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 13:22
岩尾根を少し降りると清八峠の標識
岩場が出てきます。
2015年04月18日 13:29撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 13:29
岩場が出てきます。
これを登ると本社ヶ丸のはず・・・
2015年04月18日 13:33撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 13:33
これを登ると本社ヶ丸のはず・・・
何度も小ピークを越え、ようやく本社ヶ丸に着きました。
2015年04月18日 13:52撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
2
4/18 13:52
何度も小ピークを越え、ようやく本社ヶ丸に着きました。
本社ヶ丸も眺め抜群です。
2015年04月18日 13:53撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 13:53
本社ヶ丸も眺め抜群です。
御坂黒岳方面
2015年04月18日 13:54撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 13:54
御坂黒岳方面
本社ヶ丸を過ぎると、こんな感じの森林内の尾根道になります。
2015年04月18日 14:11撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 14:11
本社ヶ丸を過ぎると、こんな感じの森林内の尾根道になります。
樹間から鶴ヶ鳥屋山
2015年04月18日 14:20撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 14:20
樹間から鶴ヶ鳥屋山
新道分岐と呼ばれる送電鉄塔に着きました。
右に降りると都留市宝方面のようです。
2015年04月18日 14:42撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 14:42
新道分岐と呼ばれる送電鉄塔に着きました。
右に降りると都留市宝方面のようです。
地理院地図では標高点さえありませんが、角研山の看板がありました。ここを左に下ると北向き尾根沿いに笹子駅に行けるようです。今回はさらに稜線を進みます。
2015年04月18日 14:58撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 14:58
地理院地図では標高点さえありませんが、角研山の看板がありました。ここを左に下ると北向き尾根沿いに笹子駅に行けるようです。今回はさらに稜線を進みます。
ヤグラ(宝越え)の標識から左側に稜線をあとにしました。
2015年04月18日 15:18撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 15:18
ヤグラ(宝越え)の標識から左側に稜線をあとにしました。
途中で林道を横断します。
2015年04月18日 15:37撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 15:37
途中で林道を横断します。
笑う膝を励まして何とか急降下し、船橋沢に到達。
2015年04月18日 16:16撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 16:16
笑う膝を励まして何とか急降下し、船橋沢に到達。
下界では青葉がきれいでした。
2015年04月18日 16:44撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
4/18 16:44
下界では青葉がきれいでした。
笹子駅に到着。
と思ったら大月方面の列車が通り過ぎました。次の列車まで小1時間の待ち。
2015年04月18日 16:49撮影 by  PENTAX K-30 , PENTAX
1
4/18 16:49
笹子駅に到着。
と思ったら大月方面の列車が通り過ぎました。次の列車まで小1時間の待ち。
撮影機器:

感想

今年最初の山登り。
なまった体に活を入れるべく、やや長丁場の尾根歩きに行ってきました。

例によって山手線の始発に乗り、富士急三つ峠駅まで約3時間の旅です。久しぶりの土曜晴天のせいでしょうか、富士急は結構混んでました。

三つ峠駅からは1時間ほどの車道歩きでしたが、随所に咲いているサクラを楽しみながらで退屈しません。ただ、もう少しで登山口ということで、団体さんのマイクロバスに追い抜かれたのは少し興ざめでした。

登山口からは急登でしっかり汗をかき、屏風岩の壮観に感動して、2時間弱で三ツ峠山頂に着きました。山頂は意外と狭く、わずかな先客で座るところがないので写真だけ撮り、少し下った視界の悪い中継施設脇で昼ご飯にしました。

このまま下っては体に活が入らないので、今日は笹子まで縦走です。

御巣鷹山、茶臼山、大幡山を越えて約2時間で清八山に到着。ここは本社ヶ丸とともに「秀麗富嶽十二景」に選ばれているだけあって、絶妙な位置にある2本の松の木の間から眺める富士山が絶景でした。三ツ峠山頂では雲に隠れていた富士山が再びきれいに見えました。

清八山から本社ヶ丸までは岩場の多い稜線です。岩場の小ピークに何度か騙されながら40分ほどでようやく本社ヶ丸に到着。ここも360度のすばらしい眺望でした。

本社ヶ丸を過ぎると森林内の道となりますが、角研山からは再び岩場のアップダウンです。このあたりになると歩き始めて7時間が経っており、ペースが上がりません。
ヤグラ(標識には宝越えと書いてあった)に何とか到着し、ここで鶴ヶ鳥屋山方面に向かう稜線から離れ、北向きの尾根沿いに下ります。

船橋沢まで標高約500mのこの急降下が今回の山行で一番つらい区間でした。膝が笑うのを我慢してだましだまし下っていましたが、途中で林道を横断する箇所では法肩の吹き付けコンクリートで足を滑らせて右ひざを少しひねってしまいました。何とか歩けそうなのでゆっくりと下りますが、林道下の区間はさらに傾斜を増し、船橋沢の音が聞こえ始めてからが最もつらかったです。

ということで、あえぎつつ何とか笹子駅に到着し、疲れ果てて帰宅しました。
低山ハイキングと侮るなかれ 。(>_<)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:622人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 富士・御坂 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら