記録ID: 6174397
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ハイキング
大峰山脈
役行者とドラゴンについて、行者還岳での考察
2023年11月12日(日) [日帰り]
奈良県
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:00
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,422m
- 下り
- 1,422m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:45
距離 13.8km
登り 1,422m
下り 1,422m
15:05
ゴール地点
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
行者が恐れをなして還ってしまったという逸話を聞いたことがある。
うろ覚えなので改めて調べたら、紅葉の昇龍に恐れをなしたのかと思ったら、直下の難路のことだった。しかも人物は役行者だった。
役行者は空海と並んであちこちに登山の伝承を残している人物。草葉の陰で「また使われたなー」と思ってるかもしれないし、実際大変な思いをして開山したのかもしれない。いろんなスマホゲームに駆り出されるドラゴンみたいで、伝説的な存在というのは現代人にとっては便利なものだ。
さて、確かにルートを見ると、南からアプローチするものの、頂上へは北側から登ることになる。それも、避難小屋を出るとすぐ急な梯子が出てくるなどたしかに難路。当時の装備では難儀したことだろう。他に七曜岳へのルートも急峻だった。
せっかくだから大普賢岳までピストンしようと思っていたのに、いつ引き返すか、と還るタイミングばかり考えていた。そうこうしているうちに道もマシになり国見岳を過ぎ大普賢岳に登ることができた。
覚悟していたが雲に覆われた天気の中、稜線は風速3メートルから強いところで7メートルほどの風が吹き、今にも雨が落ちてきそうだった。2時くらいに復路の避難小屋で遅い昼食をとって小屋を出たら、小屋にいたわずか20分くらいの間に稜線に雲が上がってきて霧に覆われていた。
西から滑昇して雨を落とす雲と判断し、早々に東側の尾根に降りて行きことなきを得た。晴れていたらいい稜線歩きができたろうなー。
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