八柱山〜雨池〜白駒の池〜剣が峰
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- GPS
- 06:59
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 834m
- 下り
- 839m
コースタイム
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 7:18
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
「信州の山 北信・東信209山」で漸く五輪山、木島山に登り、
白樺散策道も巡った後、読み返してみると、未踏の山を発見。
それが、北八ヶ岳の東外れの八柱山と谷を挟む剣ヶ峰でした。
剣ヶ峰一山だけでは物足りなさを感じ、記録を検索するうち
この秋、八柱山から周回しているPengin22さんの記録に出会え、
早速参考にさせて頂きました。有難うございました。
八柱山は二回登っていますが、いずれも標高差の少ない雨池から。
今回の林道を経由するコースは初めて、しかも途中から雪が出現、
登山口からは、笹薮の雪をストックで払いながら前進、
アイゼンが必要だったかと不安になりましたが、
幸い、地面が凍結しておらず、笹薮の急斜面も助かりました。
雨池も、夏しか訪れた記憶がなく、別世界を見るような雪原。
八柱山の急坂に泣きましたけれど、獣の足跡に勇気づけられ、
完璧な空の下、縞枯山の眺めに、来て良かったと感慨一入。
林道と分かれ、麦草峠へ向かう登山道は、結構歩きにくい道。
2017年秋に歩いていたのですが、すっかり忘れており、
疲れから、地獄谷分岐を通り過ぎてしまったのは、心残りです。
麦草峠で茶臼山や背後の縞枯山を眺め、ゆったり昼食休憩。
また来なさいね、と誘っている雲一つない青空に見とれ、
なかなか腰を上げる気持ちになれませんでした。
白駒の奥庭を経て白駒の池に至る木道の整備された遊歩道でも、
ほんの数人の登山者にしか出会わず、正にシーズンオフを実感!
本来の静けさを取り戻した白駒の池に出会え、心穏やか。
青苔荘を過ぎ、東屋が見えると国道299号線に至る分岐。
一瞬、未知のコースにわくわくしたものの、雪の付いた木道、
途中から足跡が途絶え、カモシカとキツネと思われる足跡のみ。
ちょっと不安になりながらも、木道は意外に滑らず、
雪に覆われた道跡は白く明瞭で、意外に快適な下りでした。
林道のゲートの向こうに国道299号線が見え、
潜り抜けようとしたら、左大腿部が痙攣、激痛で動けず、
津村68番を飲み、しばらく辛抱(薬は絶対常時持ち歩くべきと痛感)
最近の山行はアクシデントに付き纏われている気がしてなりません。
剣ヶ峰頂上からは今朝歩いてきたコースが一目で辿れ、
長い距離を頑張って歩いた自分を褒めたくなりました。
北八ヶ岳の隠れた大展望台ではないかと思います。
登りは緩やかで、僅かな時間でしたから易しい山と思ったら、
下山時、痩せ尾根、その後急斜面の笹原も待ち受けており、
雪の付いた斜面は、滑落の不安があり、慎重に通過。
八千穂高原スキー場に着いた時、ほっとしました。
近くに住んでいる方の話では、二日前降雪があり、
国道299号線は11月16日で冬季閉鎖とのこと、
麦草峠に行けない冬も、剣ヶ峰は登山する人がいるそうです。
勿論アイゼンは必携、とおっしゃっていました。
夕暮れの白樺林に、秋の日の短さをしみじみ感じ、
帰宅して夕食の支度を、と急かされているようです。
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