菊渓〜清水山〜阿弥陀ヶ峰 藪漕ぎでひっつき種だらけ
- GPS
- 04:04
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 440m
- 下り
- 434m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
京都市バス 東福寺バス停乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●東山山頂公園には、菊渓を経由しました。東大谷墓地を通り抜け、菊渓川に沿って登っていきますが、分岐があります。右手の高台寺山国有林防火貯水槽(京都一周トレイル標識19)に抜けるルートは、通行禁止になっていました。左手を登っていきますが、草が背の高さぐらいまで伸び放題になっています。足下は見えるのですが、通り抜けた後では衣服が草の種だらけになっていました。東山山頂公園の手前で、ハイキングコースに合流し、すぐに舗装路を経て公園に至ります。 ●東山山頂公園から清水山までは、京都一周トレイルですので、案内表示もあり、問題ありません。清水山から清閑寺山を経て、東山ドライブウェイに抜けるルートは案内表示はありません。踏み跡らしき物は、あったりなかったりしますので、GPSなどで方向を確認して進む必要があります。 ●阿弥陀ヶ峰へは、京都一周トレイル標識14から、山道を入ってすぐの所を右手に逸れて登っていきました。案内の目印などはありません。最初はどこを通ればよいのか解りにくいのですが、すぐに明瞭な踏み跡が見つかりました。若干荒れていますが、山頂まで問題ありません。 ●今熊野山へは、京都一周トレイルから分岐しています。こちらも案内表示などはありませんが、とくに問題なく進んでいけます。今熊野山から、ゴルフ場跡地の道を経て、京都ラジオ中継局に抜けていこうとしましたが、草が生い茂っていてルートが解りませんでした。仕方がないので、ゴルフ場跡地を通り、滑石街道に出ました。ゴルフ場跡地の出入り口は、有刺鉄線が上部にあるゲートで封鎖されていて、出るのに苦労します。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
今週の勤労感謝の日には、福知山マラソンに出場します。足を休めるためにも軽めの山行きということで、東山界隈に行くことにしました。
東山山頂公園まで、菊渓を経て行くことにしましたが、草ぼうぼうで足のタイツが種だらけに。清水山から清閑寺山を経て東山ドライブウェイに抜ける道でも種だらけ。今熊野山から滑石街道に抜ける道でも、またまた種だらけ。いろいろな種がくっついては、取り除くの繰り返しでした。結果的には、軽めの山行とはいえないものになってしまいました。結局、整備された道を歩くのが一番だ、と思った一日となりました。
仲恭天皇陵近くの日曜日だけ営業しているパン屋さんが、まさかの休み。別のパン屋さんに行くためにバスで移動したら、そちらも休みという悲しい一日でもありました。代わりに寄ったラーメン屋さんが美味しかったので、まあよしとしましょう。
観光客で賑わう前にそそくさと円山公園を抜け、大谷祖廟の奥まで
上り詰める。草をかき分け進む菊渓川沿い。この菊渓川、なかなか
由緒のある川だそうで。その水は墓地の間を抜けて鴨川に注ぎ込ん
でいるらしい。
通りすがりに見かけた料亭「菊乃井本店」の公式サイトに「先祖は、
代々、豊臣秀吉の妻・北政所が茶の湯に使った菊水の井を守ってき
た茶坊主」の文言があった。「菊水の井」は菊渓川と水脈が通じて
おり、菊乃井の菊は菊渓の菊というわけだ。「菊乃井」の前では菊
渓川はほとんど暗渠になっているので、地図を見ただけではわから
ない。
川沿いの薮を進んでいくと、なんとなく珍しい感じの黄色の花が笹
の間からピョコピョコと顔を出している。よく見れば、葉の形状が
キク科のそれ。
これまた後で調べてみると、菊渓菊(キクタニギク)といって京都府
の絶滅危惧種だった。東山一帯では一度絶滅したというから、本日
見てきたのは緑化団体の植栽による株だろう。昔は広く自生してお
り、いま頃の時季は川辺が黄色い花畑になっていたとか。
道なき斜面をガシガシと上がっていくと、やがて平らなところに出
た。五輪塔がある。豊臣秀吉の墓所、豊国廟の裏側に出てきたのだ。
三年ぶりの阿弥陀ヶ峰山頂。
表に回ると、長い石段を部活の中学生が駆け上ってきた。がんばれ
がんばれ。我々はその石段を下りるでもなく、今熊野方面へ向かっ
た。
今熊野山山頂は、12年前に閉鎖された太閤坦カントリークラブ東
山コースの外れにある。遺されたコンベヤー跡をたどって下りて行
くが、とにかく藪漕ぎに次ぐ藪漕ぎ。足元や手袋がたちまち草木の
種を幾種類も集めていた。人の手足にただ乗りし、あわよくば新天
地で独り立ちだともくろんでいる輩。放っておくと我が家の床や洗
濯機の中にまでついてくる。どうせなら適当に土のあるようなとこ
ろで勝手に降りてくれたらよいものを。羽を持たぬ彼らの効率の悪
さよ。
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