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記録ID: 619955
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

唐松岳頂上山荘 〜満足しきって帰る道〜

2015年04月25日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:39
距離
9.3km
登り
851m
下り
827m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:24
休憩
0:15
合計
5:39
距離 9.3km 登り 854m 下り 842m
9:39
31
10:10
18
10:28
10:29
100
12:09
73
13:22
13:35
24
唐松岳頂上山荘
13:59
39
丸山
14:38
14:39
15
14:54
24
登りは腐雪でアイゼン食わず登りにくい。
下りはステップの1.5倍くらい滑って下りている感じ。
天候 AM概ね晴れ、PM快晴
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
白馬八方尾根経由
コース状況/
危険箇所等
・八方池山荘から八方池まではほぼ夏道
・八方池から唐松山荘までは残雪多く、一部夏道
・アイゼンはあればマシにはなるが利きにくい。
・技量や経験にもよるがピッケルが必要と思う個所はない。
・尾根上は比較的安定しているが、尾根下はクラックが入りまくっている。
(現在付いているトレースは雪庇と強風を避けた冬用の道が多い。そろそろ正規を踏み始めた方がイイかもしれません。)
・下りリフトの営業時間は16時まで。一番下のゴンドラは17時までOK。
(おまけとして、ゴンドラ乗り場のフードコートは15:30オーダーストップ)
ゴンドラを使用して高度を稼ぐ。
ゴンドラを使用して高度を稼ぐ。
リフトを乗り継ぐ。利用者のほとんどがスキーヤー。
リフトを乗り継ぐ。利用者のほとんどがスキーヤー。
八方池山荘。スタート地点。
八方池山荘。スタート地点。
かなり初期の段階から白馬三山に出会える。
3
かなり初期の段階から白馬三山に出会える。
最初の頃、尾根道はほとんど夏道
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最初の頃、尾根道はほとんど夏道
白馬三山を境に雲が切れて行く・・・昨年来た時もこんな感じだったね。
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白馬三山を境に雲が切れて行く・・・昨年来た時もこんな感じだったね。
開始地点の八方池山荘を眼下に望む。
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開始地点の八方池山荘を眼下に望む。
春霞に先に白馬の集落。
春霞に先に白馬の集落。
第一ケルン通過。コンクリートでがちがちに固められていた。
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第一ケルン通過。コンクリートでがちがちに固められていた。
cobacchoが言うにはこういう山の状態は「エメマン(ジョージア)」というらしい。
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cobacchoが言うにはこういう山の状態は「エメマン(ジョージア)」というらしい。
妙高高原かな?今日は山の大事典が同行していない。自分は山の名前にはあまり興味がないので不明。
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妙高高原かな?今日は山の大事典が同行していない。自分は山の名前にはあまり興味がないので不明。
小さな丘を進んでいく感じ。この辺はから風が強くなる。
1
小さな丘を進んでいく感じ。この辺はから風が強くなる。
何度見ても面白いケルン。
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何度見ても面白いケルン。
五竜や鹿島槍も丸見え!
3
五竜や鹿島槍も丸見え!
こっち方向も捨てがたい景色。
3
こっち方向も捨てがたい景色。
北アルプスの風に吹かれたたずむ幸せいっぱいのsatorun!
3
北アルプスの風に吹かれたたずむ幸せいっぱいのsatorun!
この辺は強風が吹き荒れてる。
2
この辺は強風が吹き荒れてる。
八方池は凍結かも?と思っていたけど、、、
2
八方池は凍結かも?と思っていたけど、、、
実際には八方池がない。まだ冬眠中の模様。
1
実際には八方池がない。まだ冬眠中の模様。
昨年はここまで来て引き返したのだ。
2
昨年はここまで来て引き返したのだ。
丸山が見えてきてる。あの雪面だと結構大変かも・・・
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丸山が見えてきてる。あの雪面だと結構大変かも・・・
まだまだ遠いよ。
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まだまだ遠いよ。
何度も同じ写真を撮りたくなる。
2
何度も同じ写真を撮りたくなる。
丸山へのアプローチの途中で一休み。ここでアイゼン装着!
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丸山へのアプローチの途中で一休み。ここでアイゼン装着!
帰りは滑り降りようと誓った斜面。
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帰りは滑り降りようと誓った斜面。
途中の分岐で二手に分かれる。下道を行くメンバー達。
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途中の分岐で二手に分かれる。下道を行くメンバー達。
白馬への尾根。栂池からのアプローチはどこの尾根になるんだろう・・・
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白馬への尾根。栂池からのアプローチはどこの尾根になるんだろう・・・
最初の大休止ポイント。やっぱスケールがデカい!
最初の大休止ポイント。やっぱスケールがデカい!
春をうかがわせるハイマツと残雪の白馬連峰。
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春をうかがわせるハイマツと残雪の白馬連峰。
雪は緩く、アイゼン利きにくい。
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雪は緩く、アイゼン利きにくい。
時折踏み抜きもあるので注意。
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時折踏み抜きもあるので注意。
写真では分かりにくいけど、結構斜度があるんだよね。ステップも不安定で疲れる。
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写真では分かりにくいけど、結構斜度があるんだよね。ステップも不安定で疲れる。
この斜面をBCスキーヤーが颯爽と下って行った。気持ち良さそう!!
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この斜面をBCスキーヤーが颯爽と下って行った。気持ち良さそう!!
そして丸山到着。
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そして丸山到着。
白馬上空も晴れてきたよ!
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白馬上空も晴れてきたよ!
白馬のピークとアイレベルが同じくらいになってきた。
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白馬のピークとアイレベルが同じくらいになってきた。
これから進む尾根。斜面はクラックが入っているので下りない方がイイです!
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これから進む尾根。斜面はクラックが入っているので下りない方がイイです!
やっぱエメマンだよな。
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やっぱエメマンだよな。
ここも帰りはシリセでしょ!
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ここも帰りはシリセでしょ!
遠見尾根は完全に眼下に見えるようになってきた。
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遠見尾根は完全に眼下に見えるようになってきた。
もうすぐだよ〜!
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もうすぐだよ〜!
最後のアプローチ!
2
最後のアプローチ!
唐松山荘到着。ここで時間切れ。
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唐松山荘到着。ここで時間切れ。
大黒岳(手前)と五竜岳(奥)だと思う。
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大黒岳(手前)と五竜岳(奥)だと思う。
黒部渓谷の先に剱ファミリーを望む。
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黒部渓谷の先に剱ファミリーを望む。
唐松のピークへ続く尾根
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唐松のピークへ続く尾根
剱、立山方面は曇りかな。
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剱、立山方面は曇りかな。
気温は0度だが、風が強くて寒い。長くは持たないので下ります。
気温は0度だが、風が強くて寒い。長くは持たないので下ります。
唐松山荘真上から白馬方向。圧倒的なスケール感。
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唐松山荘真上から白馬方向。圧倒的なスケール感。
唐松山頂にいる方々は日帰りではないのだろう。
我々は時間が足りずに・・・でもここで十分満足!
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唐松山頂にいる方々は日帰りではないのだろう。
我々は時間が足りずに・・・でもここで十分満足!
丸山まで戻ってくる。
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丸山まで戻ってくる。
途中、幕張っている方々が。今夜は絶対いい天気だろう。満天星空・・・うらやましい。
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途中、幕張っている方々が。今夜は絶対いい天気だろう。満天星空・・・うらやましい。
これは長野県警のヘリだな。事故でもあったかな?
2
これは長野県警のヘリだな。事故でもあったかな?
名残惜しみの1枚。
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名残惜しみの1枚。
ゴンドラ乗り場まで降りてくる。スキーヤーたちはまだまだ元気!我々は疲れ果てて・・・
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ゴンドラ乗り場まで降りてくる。スキーヤーたちはまだまだ元気!我々は疲れ果てて・・・
帰りもまたゴンドラで下りて今回の山行終了。
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帰りもまたゴンドラで下りて今回の山行終了。

感想

会社が春休みに突入した今日、同僚3人で唐松岳へ。

ルートの前半は夏道が多いが後半はほとんどが残雪路。
腐雪でキックステップでもアイゼンは食わずズルズルで疲れる。

それでも唐松岳山頂を目指して進む。

しかし、丸山から先のアプローチで気付く・・・。
「これ、時間足りなくない?もう13時過ぎてるよ?」
もともとそんな予感は多少あった。
足元が悪く予定以上に時間を食われていたようだ。

結局リフト下り時間に間に合いそうにないため、唐松岳頂上山荘までを目的地として歩みを進める。
そこまでで十分なスケールの絶景に出会えるという前情報が入っていたからだ。

そして頂上山荘へ到着。
ここからの眺めは最高!
山全体のスケールが大きく感覚が狂う。
すべてのスケールがでかいから近くに見えてもホントは絶対遠い山々。
「見えてるのに近づいていかない。」これって北アルプス特有の感覚だよね。

今回もまた同様。
唐松山頂は見えている。地元の里山に置き換えると往復20分って感じなんだが。
酸素も薄く実際には小一時間架かるだろう。
あのピークを踏むにはわずかに足りないんだよね・・・時間が。

山頂付近で食事もしたかったが風が強く長くは持ちそうにないため唐松岳頂上山荘を後にする

下りは雪の緩さを利用して踏み込んだ歩幅の1.5倍くらい滑らせて降りる。
かなり早い。
あっという間に降りてきてしまった。

今日の疲れの9割は登りって印象。

疲れは多いけど、半年ぶりに見た北アの壮大な山々に春の色を感じた。

今年ももうすぐだね。白馬あたりも攻めようかな・・・・

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体力レベル
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