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Yamareco

記録ID: 620094
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日高山脈

トヨニ岳(南峰・東峰周回ルート)

2015年04月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:07
距離
8.5km
登り
1,033m
下り
1,096m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:46
休憩
0:21
合計
8:07
距離 8.5km 登り 1,044m 下り 1,102m
5:58
291
スタート地点
10:49
11:09
137
13:26
13:27
38
14:05
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
野塚トンネル駐車場(帯広側)
コース状況/
危険箇所等
下は雪が消えて笹藪が出ている箇所が多かったです。稜線に出るとたっぷり雪があり、時折踏み抜きますが歩きやすかったです。全行程アイゼンで歩行しました。下山時のスリップには十分注意が必要です。1度だけスリップして止まることができずに笹藪につっこんでしまいました。ケガはありませんでしたがヒヤッとしました。
トヨニ岳にリベンジしに来ました。高気圧、きてます。
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トヨニ岳にリベンジしに来ました。高気圧、きてます。
取り付きの沢地形。雪のない右側の笹藪から稜線に上がりましたが結構大変でした。素直にこの沢を行けば良かった。
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取り付きの沢地形。雪のない右側の笹藪から稜線に上がりましたが結構大変でした。素直にこの沢を行けば良かった。
藪を何とか突破すると歩きやすくなりました。
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藪を何とか突破すると歩きやすくなりました。
稜線にはたっぷり雪が。やわらいかいですがアイゼンで歩けます。
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稜線にはたっぷり雪が。やわらいかいですがアイゼンで歩けます。
野塚岳。
1月には鋭利な雪庇でしたが溶けてやわらかい感じ。
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1月には鋭利な雪庇でしたが溶けてやわらかい感じ。
キャンプ跡。この後キャンプした4人パーティーとスライドしました。
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キャンプ跡。この後キャンプした4人パーティーとスライドしました。
国境稜線に出ました。雪解けが進んでいます。
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国境稜線に出ました。雪解けが進んでいます。
野塚岳方面、来シーズンはこちらも歩こう。
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野塚岳方面、来シーズンはこちらも歩こう。
雪が締まって歩きやすいです。
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雪が締まって歩きやすいです。
厳冬期の純白さはありませんが青空に映えてきれいなトヨニ岳。
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厳冬期の純白さはありませんが青空に映えてきれいなトヨニ岳。
この沢、今なら登れるかも。
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この沢、今なら登れるかも。
スキーで滑りたい。
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スキーで滑りたい。
夏道のような箇所も。
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夏道のような箇所も。
4人パーティーが1251P下をトラバース中。4日かけてピリカヌプリを往復したそうです。
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4人パーティーが1251P下をトラバース中。4日かけてピリカヌプリを往復したそうです。
ベテランの男女は道外から、お若い二人はガイドさんだそうです。女性は「ふくらはぎまで太もものようにパンパン」と言っていました。分かる気がします。ピリカ登頂おめでとうございます。
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ベテランの男女は道外から、お若い二人はガイドさんだそうです。女性は「ふくらはぎまで太もものようにパンパン」と言っていました。分かる気がします。ピリカ登頂おめでとうございます。
下山していくパーティー。それにしてもガイドさんが担いでいるザックでかいな〜。
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下山していくパーティー。それにしてもガイドさんが担いでいるザックでかいな〜。
1251Pから先の岩場下をトラバース中。ちょっと歩きづらかったです。
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1251Pから先の岩場下をトラバース中。ちょっと歩きづらかったです。
1322Pが近づいてきた。
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1322Pが近づいてきた。
今日もピセナイ山が存在感を出している。
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今日もピセナイ山が存在感を出している。
1251P付近は雪が消えている。
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1251P付近は雪が消えている。
大斜面。雪崩もあるのだろうか。
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大斜面。雪崩もあるのだろうか。
南に連なる山々が見えてきた。
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南に連なる山々が見えてきた。
1322Pまであと少し。
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1322Pまであと少し。
風が強いことが分かります。
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風が強いことが分かります。
ここが危険なナイフリッジ。
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ここが危険なナイフリッジ。
この崖は落ちたらお陀仏です。
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この崖は落ちたらお陀仏です。
ここを歩いている時、足からスッと血の気が引く感覚がりました。初めての体験です。風が強い日は止めた方が無難です。
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ここを歩いている時、足からスッと血の気が引く感覚がりました。初めての体験です。風が強い日は止めた方が無難です。
危険地帯を抜けてニセピークが目の前です。ここを登り切ると。
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危険地帯を抜けてニセピークが目の前です。ここを登り切ると。
ドカーンとピリカヌプリが目に飛び込んできます。
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ドカーンとピリカヌプリが目に飛び込んできます。
アップで。いいね。
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アップで。いいね。
ピリカヌプリの左には神威岳、その右奥にはペテカリ岳。素晴らしい!
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ピリカヌプリの左には神威岳、その右奥にはペテカリ岳。素晴らしい!
こちらが本当のピーク(南峰)
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こちらが本当のピーク(南峰)
こちらは東峰。
トヨニ岳南峰、北峰、ピリカヌプリのスリーショット。
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トヨニ岳南峰、北峰、ピリカヌプリのスリーショット。
南峰からの眺め。ピリカまではかなりあります。
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南峰からの眺め。ピリカまではかなりあります。
来シーズンの目標にロックオン。
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来シーズンの目標にロックオン。
南側も絶景です。登ってないのは野塚西峰とオムシャ東峰。
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南側も絶景です。登ってないのは野塚西峰とオムシャ東峰。
ニセピークと歩いて来た稜線。
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ニセピークと歩いて来た稜線。
南日高をバックに記念撮影。この景色を見ながらゆっくりくつろぎました。
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南日高をバックに記念撮影。この景色を見ながらゆっくりくつろぎました。
お、東峰に人影が見える。
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お、東峰に人影が見える。
コルのあたりから北側の沢。
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コルのあたりから北側の沢。
こちらに向かってきました。
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こちらに向かってきました。
札幌から来られた二人組のベテラン。テン泊装備でピリカを目指すそうです。天気も安定しているので期待できそうです。南東尾根からの下山ルートについて教えていただきました。
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札幌から来られた二人組のベテラン。テン泊装備でピリカを目指すそうです。天気も安定しているので期待できそうです。南東尾根からの下山ルートについて教えていただきました。
中央はニセピーク。
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中央はニセピーク。
東峰はすぐです。
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東峰はすぐです。
右端が北峰です。
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右端が北峰です。
東峰で少し休憩して南東尾根を下山します。
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東峰で少し休憩して南東尾根を下山します。
東峰を振り返ります。
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東峰を振り返ります。
明瞭な尾根。楽をするために積極的に尻滑りをしました。
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明瞭な尾根。楽をするために積極的に尻滑りをしました。
途中でワカンに換装してみましたが必要ありませんでした。というかスリップして危険でした。すぐにアイゼンに再換装しました。
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途中でワカンに換装してみましたが必要ありませんでした。というかスリップして危険でした。すぐにアイゼンに再換装しました。
ポン三の沢川に着きました。ここから川沿いに歩いて駐車場まで戻りますが5回ほど渡渉があります。
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ポン三の沢川に着きました。ここから川沿いに歩いて駐車場まで戻りますが5回ほど渡渉があります。
膝まで浸かる所も。石を渡ろうと考えるよりエイっと浸かってしまった方が良いです。ふくらはぎのクールダウンができました(笑)
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膝まで浸かる所も。石を渡ろうと考えるよりエイっと浸かってしまった方が良いです。ふくらはぎのクールダウンができました(笑)
今日のYes Coke Yesは格別に美味かった。車のナンバーが51になりました。(^o^)
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今日のYes Coke Yesは格別に美味かった。車のナンバーが51になりました。(^o^)
十勝岳の雪解けも進んでいます。
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十勝岳の雪解けも進んでいます。
楽古岳、今年は夏に行きたい。
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楽古岳、今年は夏に行きたい。
写真を追加しました。ピリカヌプリの拡大画像です。登攀ルートの詳細が分かってきました。
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写真を追加しました。ピリカヌプリの拡大画像です。登攀ルートの詳細が分かってきました。
こちらも追加しました。6座のうち4座まで登りました。いずれも積雪時です。夏の沢からも登ってみたいです。
こちらも追加しました。6座のうち4座まで登りました。いずれも積雪時です。夏の沢からも登ってみたいです。

感想

今シーズン中にトヨニ岳のピークを踏むことができて良かったです。間近にピリカヌプリを見ることができて来シーズンの目標も確認できました。
下の方は雪が消えて笹藪が露出している箇所がありますが十分注意が必要です。スリップしてうまく止まらずに、藪にダイブしてしまいました。ケガはありませんでしたがかなりヒヤッとしました。危険回避のためにアドレナリンが体中を巡りました。久々に一瞬がスローモーションに見える感覚がありました。




追記:いつもログをとっている携帯(スマホ)を換えました。
   当初は衝撃に強い「GALAXY S5 ACTIVE」にしようと思っていましたが
   電池が更に長持ちするということで「ARROWS NX」にしました。
   防水、防塵機能もあり、電池長持ちということで早速使ってみました。
   スタート時電池残量91%で機内モードに、8時間の山行を終えると79%
   でした。12%しか減っていません。これで2泊3日でも行けそうです。

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コメント

ゲスト
リベンジおめでとうございます
positive51さんにとっては、厳冬期のあの風景を思い出されて物足りなかったのでは
これからの春山でのご活躍、楽しみにしております!
2015/4/26 5:50
Re: リベンジおめでとうございます
mirakami2231さん、コメントありがとうございます。
確かにあの厳冬期に比べると荘厳な感じはなかったですが、北を見ても南を見ても絶景という素晴らしいロケーションを満喫してきました。来シーズンは何とかピリカまで行きたいと新たな目標もできました。

いつも楽しそうなレコを拝見しております。
最近は厳しいコースも踏破しており、子供に負けていられないな〜と思いながら自分を鼓舞しています。
そろそろ夏山シーズンですね。子供達の成長も楽しみにしております。
2015/4/26 6:22
情報ありがとうございました。
positive51さん

リベンジおめでとうございます。

そして私も詳細な情報のおかげで、本日南日高の稜線を踏んで参りました。
新鮮な情報のありがとうございました。
そして、トレースもちゃっかり活用させて頂きました。
お礼申し上げます。

ただ今日は、稜線をでの叩きつける様な風が怖かったです。
でも展望はバッチリでした。

ピリカ、本当にカッコ良かったです。
2015/4/26 11:38
Re: 情報ありがとうございました。
Ei-taroさんお疲れ様でした。
昨日に続いて今日も天候が安定していると思いましたが風が強かったですか。
それでもピリカヌプリを目視できて良かったですね。
Ei-taroさんのレコがあがったらゆっくり訪問させていただきますね。
2015/4/26 12:52
おめでとうございます。
見事リベンジ成功されたんですね!
あのナイフリッジ部分は歩ける範囲が細くて、さらに怖そうです。
僕らは今日行ったんですが、またまた敗退、3連敗です、、、(>_<)
2015/4/26 18:39
Re: おめでとうございます。
yahさんコメントありがとうございます。

3度目のチャレンジでしたか。この山域はやはり惹きつけるものがありますね。
Ei-taroさんも北峰の少し先で撤退したとのことでしたが相当な風が吹いていたのですね。
それでも太陽はばっちり出ていたと思うので景色は堪能できたことと思います。
後ほどレコをじっくり拝見させていただきます。
2015/4/26 19:52
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