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Yamareco

記録ID: 620430
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

歩荷トレ 三頭山ヌカザス尾根

2015年04月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:12
距離
8.3km
登り
1,133m
下り
690m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:32
休憩
0:37
合計
5:09
9:47
9:55
10
11:18
11:28
55
12:51
12:51
8
12:59
12:59
20
13:19
13:19
32
13:51
13:56
7
14:03
14:03
38
14:41
14:41
8
14:49
14:49
3
14:52
ゴール地点
天候 11時まで 晴(雲量7〜8)
13時まで 雲
それ以降 雨
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】
 ↓(JR青梅線)
奥多摩駅
 ↓(西東京バス)
小河内神社

【復路】
都民の森
 ↓(西東京バス)
武蔵五日市駅
 ↓(JR五日市線)
コース状況/
危険箇所等
積雪なし
凍結なし
泥濘なし
急なだけ
その他周辺情報 都民の森のとちの実食堂のメニューは美味しい。
久しぶりの麦山の浮橋。この眺めには毎回癒されます。
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久しぶりの麦山の浮橋。この眺めには毎回癒されます。
特に、継ぎ目が揺れます。
特に、継ぎ目が揺れます。
ギシギシ、という音が湖にこだまします。
1
ギシギシ、という音が湖にこだまします。
ほとりにヤマザクラがちらほら。
ほとりにヤマザクラがちらほら。
さあ、ここから苦しい苦しい歩荷トレが始まります。三頭山までの標高差、約1000m。。。久しぶりということもあり、モチベーションはなかなか上がらず。
さあ、ここから苦しい苦しい歩荷トレが始まります。三頭山までの標高差、約1000m。。。久しぶりということもあり、モチベーションはなかなか上がらず。
最初は久々の歩荷トレということもあり、全く調子が上がらず。しかし、気づいたらエアリアのCTと同じくらいのペースでイヨ山までつきました。
最初は久々の歩荷トレということもあり、全く調子が上がらず。しかし、気づいたらエアリアのCTと同じくらいのペースでイヨ山までつきました。
ミツバツツジがたまーに咲いています。枯れ木と枯葉と藪が多いヌカザス尾根においては、とても目立ちます。
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ミツバツツジがたまーに咲いています。枯れ木と枯葉と藪が多いヌカザス尾根においては、とても目立ちます。
急です。ひい。
たまにトラロープも。
たまにトラロープも。
ヌカザス山。
オツネの泣き坂。名前の由来は http://tokyo-tozan.com/tozan/sasaone/2.php
入小沢ノ峰。ここまでくれば、急登はひと段落です。
入小沢ノ峰。ここまでくれば、急登はひと段落です。
鶴峠分岐。ここから鶴峠方面に行く人はそういなかろうな。。。と思ったら、
鶴峠分岐。ここから鶴峠方面に行く人はそういなかろうな。。。と思ったら、
やはり踏み跡はごく薄いです。
やはり踏み跡はごく薄いです。
ようやく三頭山登頂(西峰)。遅い時間ということもあり、登山者はほとんどいませんでした。
3
ようやく三頭山登頂(西峰)。遅い時間ということもあり、登山者はほとんどいませんでした。
中央峰。三頭山の最高標高点ですが、道標がなければ、華麗にスルーしてしまうくらいの場所。
2
中央峰。三頭山の最高標高点ですが、道標がなければ、華麗にスルーしてしまうくらいの場所。
東峰。中央峰から1分ほど。
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東峰。中央峰から1分ほど。
無事に都民の森へ下山。下山中に雷が鳴り始め、降雨に晒されました。天気予報大外れですが、歩荷トレでは天気の良し悪しはあまり関係ありません。どうせ景色を楽しむ余裕はあまりないので。
無事に都民の森へ下山。下山中に雷が鳴り始め、降雨に晒されました。天気予報大外れですが、歩荷トレでは天気の良し悪しはあまり関係ありません。どうせ景色を楽しむ余裕はあまりないので。

装備

個人装備
テント2張 ロープ3本 ガスカートリッジ4本 ガスヘッド1 水12リットル 行動食 その他日帰り登山用小物

感想

奥多摩・三頭山のヌカザス尾根へ歩荷トレーニングをしに行きました。
ちょっとバタバタしていたので、2か月半ぶりのお山でした。

「ヌカザス」は、地図ではほぼカタカナで表記されていますが、
漢字で「糠指」と書きます。
その名の由来はよく分かっていませんが、
そのあまりの急坂を形容して、糠に脚を指すようである、
などという俗説もあります。
この尾根は、奥多摩湖の南岸から北に伸びる、標高差約1000mの尾根で、
始終樹林に覆われ、三頭山までの道中、眺望がほとんどない静かな場所です。
鷹ノ巣山の稲村岩尾根などと並び、
奥多摩三大急登の一つとも言われています(諸説あり)。

年中お山に行けるわけではないし、
いろいろな事情で今回のようにお山から遠ざかる時期もあるので、
いざお山に行きたいとき、歩きたい場所を歩きたいように歩けるように、
日常でいろいろな工夫をしながらお山向けのトレーニングをして、
基礎体力や筋力を維持、増強しているわけですが、
「お山に登る身体」は最終的にはお山で作るもの、という考えがありまして、
節目節目では昔からこの歩荷トレーニングを愛好(?)しています。
肉体的な負荷もさることながら、それを投げ出さずに最後まで登りきる、
という精神的な作用にもたらす効果が大きいもので、これを続けていると、
普段の山行時に気持ちの余裕が持てるし、
非常時でも冷静な判断力を維持できる要素にもなります。

昨年12月以来の歩荷トレでしたが、その時はわずか2時間半のトレで、
今回のような本格的なものは昨年4月下旬の腰の骨折以来初めてで、
その点が不安だったこともあって、トレ直前まで気力は捗々しくなく、
登り始めてしばらくの間は雑念ばかりでしたが、
1時間ほどでそれも晴れ、登ることに集中できました。
気づけば、エアリアのコースタイムよりも僅かに早い時間で登り切り、
自分でも上々の結果であったと思います。

1年前のような歩荷力は、ぼくにはもう戻らないかもしれません。
実際に、昨年1月の歩荷トレで揚げた重量など、
今のぼくには恐ろしくてとてもやろうとは思えません。
腰の骨折により、骨格の構造そのものが変わった(医師、整体師談)のだから、
それはそれで当たり前のことなのでしょう。

それでも、今回の歩荷トレをやり抜いたことで、
まだまだ1日(8時間)歩き通す歩荷力が戻っていないこと、
しかしながら、自分の年齢に近い重量を揚げ抜いたことは、
今後の新たな可能性を見出す、意義あるトレとなりました。
まずは、再び歩荷エイジシュートを果たし、
1日8時間のトレを行う、という目標に向かうことにします。

降水確率0%という天気予報はものの見事に外れ、
途中から雷雨に襲われてしまいましたが、
最後まで荷を下ろすことなく歩き切ることができました。
こうした結果がまた、次へのお山への、日々への原動力になっています。

さて、GWはどこのお山に行こうかな。

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