三頭山【峰谷橋-糠指尾根-三頭山-風張峠-峰谷橋】
- GPS
- 07:01
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,668m
- 下り
- 1,664m
コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 6:56
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
その他周辺情報 | 数馬の湯(980円 サウナ狭し、水風呂狭し) |
写真
装備
個人装備 |
X RAISE 2 MID(Salomon)
|
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感想
久しぶりに奥多摩を歩いてきました。元々は八ヶ岳にでもと思ってたのですが、風が強い予報だったので。
行き先を地図を見ながら探していて、奥多摩湖の浮橋と急登で有名な糠指(ヌカザス)尾根(奥多摩三大急登とも?)が目に入り、奥多摩湖からの三頭山としました。
暗闇に浮かぶモダンなデザインの峰谷橋を渡り、奥多摩湖に下り、麦山浮橋に載ります。夜明け前なので、ヘッドライトを付けて慎重に一歩一歩渡って行きます。
対岸に渡り、奥多摩湖周遊道路を少し歩くと、登山口に到着しました。
登山口からいきなり急登ですが、少し登ると尾根に載り、傾斜は少し緩くなります。
そのまま尾根伝いに高度を上げていきますが、そこそこの勾配なので、奥多摩湖の水面はどんどん下になり、葉の落ちた樹間からの景色は変わっていきます。
イヨ山に到着し、ついに急登で有名な糠指山に取り付きます。
やはりの急登で、見上げるような斜面をジグザグに登っていきます。地面に段差が少なく、斜めの土面なので、ふくらはぎからアキレス腱にかけての疲労が大きく、さすがと思いました。
ただ、急登は長くは続かず、糠指山に到着し、三頭山への登りにつきます。
三頭山までの稜線が実は曲者で、三頭山の頂上部が全く見えず、目の前のピークを越えると、また次のピークが現れるといった、精神的には辛い登りとなりました。
何度かのピークを越えたところで、やっとのことで三頭山西峰に到着しました。人が誰もいなかったので、とても静かな頂上でしたが、あとからどんどん人が登って来て賑やかになりました。
南方面は曇天で、富士山は全く見えず、丹沢も黒い雲がかかってました。
気温は低かったのですが、風がほとんどなかったので、そこで昼食をとりました。
下山は、まず三頭山の中央峰と東峰を経由して、鞘口峠に400メートルほどの急登を下りました。東峰にある展望台は木組製で横から見ると少々の恐怖を感じる構造でしたが、展望台からの景色は格別でした。
関東平野の南部分が一望でき、東京の市街地から横浜(ブナの大木が少々邪魔ですが。)までも望めて、ランドマークタワーやベイブリッジなども視認することができました。
鞘口峠への下りは、相変わらずのえげつない勾配で、ここを疲労した状態で通過するルート計画を立てるのは強い精神力が必要と、再認識しました。
(浅間嶺からの三頭山周遊を計画する際には避けられない箇所です。)
鞘口峠からは登り返して風張峠まで稜線を歩き、そこから尾根伝いに奥多摩湖畔に向けて歩きやすい登山道を山のふるさと村まで下りました。
紅葉が真っ盛りの時期で、山と湖と紅葉と、綺麗な景色の中をゆっくり歩き、再度麦山浮橋を渡って、峰谷橋まで戻りました。
三頭山だけの周遊でしたが、歩きごたえのある楽しいルートでした。
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