《安曇郡・城攻め》小岩嶽城・富士尾山
- GPS
- 03:38
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 767m
- 下り
- 780m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂まで整備登山道無し。 |
写真
感想
武田軍の侵攻戦争で1552年に滅びた小岩岳城を攻める。はじめ五人で攻めるが、踏み跡不明瞭→薮突入で、松代藩士二名が転戦。残る三人で城攻め。
踏み跡は傾斜が増すと不明瞭に。歩きやすい獣道をハシゴしていく感じ。山城最高点の砦へ直上する格好になってしまったが、下山後確認すると、城の遺構は左右の尾根上に曲輪が多数あり、早く東か南の尾根に乗れば曲輪群を辿って行けてよかったかもしれない。山頂曲輪は、結構小規模だ。尾根を切った堀切もあるが、おそらく砦や見張り台だろう、急傾斜のアプローチなので本丸という規模ではない。緩斜面の山麓部分には城の本丸があり多くの遺構があったようだ。これは、山城見学コースとして整備するにはちょっと厳しい地形に思える。
しかし山麓在住のシゲさんと共に登る感慨は良い。
城より先は、踏み跡こそあるが急傾斜の巨岩のまきも多発し、急傾斜を四つん這いで登ったり、木の根を掴んで高度感あるトラバースもある未整備ルート。尾根線も細く高度感あるところ多し。富士尾山頂は、雑木の垣間に有明山や白い燕岳など名峰を望む。
山頂から下る南の尾根はよく歩かれている安全な尾根道だ。・1058から東に伸びる尾根は、記録はないが地形図から穏やかそうなので下降路にとる。末端まで特に危険箇所も無く、間違えやすい分岐も無い。ただし末端近くで巨岩帯になりおどろく。巨岩を縫って降りる。別荘地の裏へ出る。
ヤマレコ忘年会の二日目山行で、朝だらだらしてスタートが遅かったので、後半は東京へ帰るファイヤさんがちょっと気の毒だった。メシ作りすぎて晩と朝は幸福に満腹。行動食は一切食べたくならなかった。ラップに包んで弁当にしていたホットサンドは、帰宅して出したら妻と娘がうまいうまいと食べてくれた。
西の北アルプスの山稜は新雪で白く、東の筑摩山地の雑木尾根は、牧歌的に映えていた。シゲさんに田んぼの手入れの話など聞きつつ穂高駅まで送ってもらう。駅前のブルワリーで、カウンターで一杯飲む時間あり。お米のビールだった。
自宅裏山で何回か登っている富士尾山だが小岩岳城址に登った記憶は無く
また富士尾山東尾根は2010年に下降した事はあるが途中で南の分岐尾根を
降りたので初ルートに近い感覚で登れた。
小岩岳城址は南尾根と東尾根の周回にすると家から気軽に行ける
トレーニングコースには丁度良さそうなので近いうちに登ってみたい。
昨夜の食べ過ぎからの寝坊、ゆったりチェックアウトで歩き出しは11時近く。
城跡まで登って帰るつもりだったが藪を漕いで厳しい急登を登ると一人で下るには心細いorz。やむなく先達に従軍することに。14時半の下山から高速の渋滞を避けてR245からR17、途中で兵糧を得て21時半に江戸帰着。
なかなか経験できないハードな城攻めであった。
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