毛無山〜雨ヶ岳周回
- GPS
- 08:46
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,343m
- 下り
- 1,341m
コースタイム
天候 | 晴れ曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
木製のポストに備えてある封筒に車のナンバーなどを記入して、500円/1日を封筒に入れてポストに投函する。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
毛無山の稜線までは急登が続き、稜線からは山頂までは緩い登りとなる。道は非常によく整備されており、1合目から8合目(9合目の標識は未確認)までの標識があり、目安となる。 雨ヶ岳までは草原や樹林帯の気持ちのよいプロムナードで、若干道は悪くなるが、十分整備され道標も多い。 端足(はした)峠への下りは黒土の滑りやすい急降下が続くが、端足峠からはジグザグの歩きやすい整備された道となる。 貯水池から麓までの東海道自然歩道は、長い平坦な道のりであるが、道自体が変化に富んでおり飽きさせない。道標はかなり多いが、ちょっと戸惑う箇所には無かったりするので地図で確認したほうがよい。 |
その他周辺情報 | 富士山天母(あんも)の湯 2種の露天風呂と内湯があり、いい湯だった。1時間以内だと410円と安い。 |
写真
感想
毛無山駐車場の先客は1台のみで、今日は静かな山歩きができそうだと思って、いよいよ出発しようと登山口のほうを見ると、目を疑うような長い列が続いているではないか。唖然としたが延々と続く列は終わりそうもないので、うまくすれば前に出れるかもしれないと、意を決して列の途中に入って登り始めた。しかしながらすぐに登るペースに付いていけなくなり、途中で最後尾まで延々と見送ることになった。
最後尾の引率の先生に聞いてみると地元の高校生の野外活動で端足峠から本栖湖に降りるとのこと。約150名の大集団で後からさらに約100名の第2弾が登って来るとのこと。ありゃエライ時に来てしまった!と思ったが、どうにもならないので、第2弾が追いついてこないことを祈りつつ大集団の後をすこし間を空けて付いていった。休憩場所で追いつくがここで抜いてもすぐに抜かれそうなので一緒に休むことにした。
さすがに高校生は元気だ。山慣れしていない高校生にも付いて行けない自分の体力の衰えを今更ながら実感して寂しかったが、事実なのだから受け入れるしかない。
この高校生の大集団を除けば出会った人は思ったより少なかった。人気がありそうな山なのでもっと人が多いかと思ったが、ゴールデンウィークの直前で少なかったのか。実際、端足峠から麓の駐車場までは、誰にも合わない静かな一人旅だった。
毛無山までの急登はかなりきつかったが、稜線にでたあとは、あっけないほど簡単に山頂に着いた。もともと富士山と南アの眺望を期待していったのだが、完全にガスってしまい一面真っ白しか見えない。雨ヶ岳でようやく幻想的な富士が顔を出してくれて本当に嬉しかった。やはり富士は素晴らしい。
晴れていれば、気無山から雨ヶ岳の稜線は草原もあり右手に富士を見ながらの素晴らしい快適なプロムナードになるはずだ。
東海道自然歩道の途中にある根原の吊橋は、浅い涸れた沢を渡る吊橋であるが、すぐ下を林道が沢を横切って通っており、一体何のための吊橋なのか理解に苦しむ。吊橋自体はビックリするほど揺れて面白かったが。
東海道自然歩道ではイノシシの足跡が目立った。途中の樹林帯の道では、山の斜面から道を横切って一直線に降りているはっきりしたイノシシの道があった。まさに猪突猛進である。うす暗くなってからは歩きたくない道だ。
帰りに「天母の湯」で一汗流してきた。1時間410円という安さも魅力だが、設備も整った良い温泉でお勧めだ。混雑する139号線も一部迂回できる。温泉の手前にある「奇石博物館」に少し興味をそそられたがとても寄ってみる余裕はなかった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する