起伏の時in雨乞山〜小野子山〜中ノ岳〜十二ヶ岳
- GPS
- 04:35
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,334m
- 下り
- 1,326m
コースタイム
天候 | 晴天、多分夏日? |
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過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道353号から林道峠山線方面へ、登山口駐車場への道がカーナビ、Googleマップにすら記載がないので以下のストリートビューを参考に道標に従って進んでください。 https://goo.gl/maps/oNCFb 林道には数か所落石もありましたので走行はご注意ください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口駐車場〜小野子山 駐車場から登山口まで1分ほど。最初は階段が続きNHKのアンテナまでひたすら急登。雨乞山手前でほんの少し岩場混じりの登りもある。数十m下り登り返し。小野子山登り途中で熊の唸り声を聞く。ちなみにNHKアンテナの少し先から十二ヶ岳までほぼ上が開けているので暑さに注意。 小野子山〜中ノ岳 コルまで百数十m下るが急坂。やはり百数十m登り返す。中ノ岳は展望なし。 中ノ岳〜十二ヶ岳 小野子山程ではないが大きく標高を下げ登り返す。男坂女坂分岐では山頂まで男坂250mに対し女坂470m。男坂は急峻な登りでやや岩場とロープ場有り。女坂は下りで使用したがロープもあるが比較的緩やかな巻き道的な位置付け。 |
その他周辺情報 | 利用なし。小野上温泉が近い。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック
レインウェア
ヘッドランプ
懐中電灯
ファーストエイドキット
シップ
解熱鎮痛剤
下痢止め
小はさみ
コンパス
熊よけ鈴
予備靴紐
スマホ予備バッテリー
山と高原地図
手袋
帽子
登山靴
カメラ
時計
食料
飲料
予備食
地形図
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感想
以前に訪問した子持山のすぐとなり、渋川市にある小野子山、十二ヶ岳に登ってきた。
登山口からいきなり急な階段が出迎えてくれて、NHKのアンテナがあるところまでのわずかな距離でいきなり体力を削ぎ落とされてしまった。
雨乞山は展望がなくそこから小野子山へは約1時間のコースタイム。足にまだ余裕があったので休まずに先に進む。
このコースは展望が開けているわけではないが、樹林帯という道でもなく常に頭上が開けている状態なので暑さが身に染みる。そして汗が目に染みる。そんなもんだから身体は疲労に色濃く染まる。小野子山への登りで1,2回立ち止まりながらもどうにか山頂にたどり着いた。既に足の筋肉は疲労で痛みが染み渡っていた。
展望盤が設置されており、晴天が予報されていた今日はきっといい仕事をしてくれるだろうと久しぶりに持ってきた望遠レンズをいかんなく発揮し、それこそ偉観を誇る展望を楽しむことができた。
その先は激下り。気を許したら滑り落ちそうな土がざれた下りなので段ボールの切れ端を使って滑り下りたい、そんな気にさせてくれる、いやそれは嘘だ。そしてピストン山行の今回の一番の山場はここの帰り道だろうと近い未来に不安を抱いた。
下りきっていよいよ登り返しという途中で熊の唸り声?
以前同じ群馬県の菅峰という山にアタック中に聞いた
「グルルルルー」
というあの声。現実逃避の為に一度「バイクの吹かした音だ」と頭の中で答えを出すもののそんなわけはなく熊よけ鈴を手でふりふりきつい登りをやや焦りつつ登って行った。
当然それが自分の足を苛んで中ノ岳に到着した途端に見えた十二ヶ岳への道のりに思わず「まじか〜〜〜」のヘタレ文句。しかし私は行くのである。
男坂を迷わず、イヤ少し迷って強がりしながら選択し、後悔の嘆きを山に聞かせながらフラフラでようやくたどり着く。
しかし、前情報を掴んでいなかった私に嬉しい誤算。360度の展望が待っていた。
山座同定能力10級の私には嬉しい展望盤が再び登場し、意外とあちこち登っている私はあの山この山山座同定しながら至福の時を過ごしたのであった。
ややあってもう一人の登山者が到着し、少しお話をした。この山のルートのこと、展望のこと、そして小野子山に熊が住んでること・・・あれやっぱり熊なんだ・・・
地元の高山村に住むというこのハイカーさんの言うことだから間違いない。帰り道も鈴をかき鳴らして帰ろうと心に固く誓った。
案の定、小野子山の登り返しがとてもきつく、冬場になまった足に遂にダメージをくらうことになる。足が吊りだしたのだ。
よく「だましだまし」というが、だますことが出来ず時々座って休憩をししばらく歩くとまた吊って休憩…というのを繰り返す。そして熊に怯えつつ鈴をかき鳴らしながらといろいろ忙しく雨乞山まで戻ってようやく安堵した。起伏の激しい山行を久しぶりに歩いたらざまあねえな、と自分を卑下するがそれも無事に戻ってこれたからのこと。
最期の階段下りが吊った足にはありがたいストッパーとなってくれたので滑り落ちることなく下山完了。
そして駐車場にあるあずまやにて榛名山を眺めながらようやく本当の至福の時、昼飯を安心して食べることができたのだった。
bo-tyu-zaiさん こんにちは。
山の名前が四つもありグラフを見るとアップダウンが結構ありますね。後半、足や膝にきつそう。でも山頂からの眺めはとてもいいですね。浅間山や平標も綺麗。子持山の獅子岩も違う形に見えます。私も山座同定が苦手なので展望盤は助かりますね。
なかなか歩きごたえある山歩きお疲れ様でした。
yuzupapaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
予想以上に足にきて、帰り道で遂に足が吊ってしまいました。大腿筋と大殿筋が今日も悲鳴を上げています
小野子山や十二ヶ岳は展望があり、特に十二ヶ岳は全方位開けていていい山でした。冬の空気が澄んだ時には北アルプスも見える場所だそうです。展望盤には槍・穂高、南アの北岳なども書いてありました。
この筋肉痛から回復したら筋力が上がり更にたくさんの山に会いに行けるようになるかと思うとこの痛みも楽しめるもんです
小野子山や子持山の登山計画のために地図検索をしていたらここに来ました
駐車場情報がとても参考になりました
誠に勝手ながら、ランドマークとして登録いたしました。
バス停や駐車場などのアクセス関連の情報は、役に立つんですよね
すげがささん、こんにちは。
お役にたてて光栄です。確かにアクセスとか駐車場の情報は初上陸の場所だと助かりますよね。そんな思いで載せたレコなので嬉しいです!
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