【残雪期 1泊2日】唐松岳 テント泊

2015年04月25日(土) ~ 2015年04月26日(日)

• GPS: 28:46
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,205m
• 下り: 1,203m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:33
• 休憩: 0:44
• 合計: 6:17

8:00 スタート地点
8:07 8:34 八方池山荘
9:21 八方山
9:47 9:59 八方池
12:09 12:14 丸山
14:17 唐松岳頂上山荘

2日目

• 山行: 3:13
• 休憩: 2:48
• 合計: 6:01

6:45 唐松岳頂上山荘
7:06 7:24 唐松岳
7:42 9:37 唐松岳頂上山荘
10:22 丸山
11:17 11:50 八方池
12:06 12:07 八方山
12:38 12:39 八方池山荘
12:46 ゴール地点

天候

初日：晴れ時々曇り　2日目：快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

●車
安曇野ICから約1時間で第3駐車場(無料)に駐車。
安曇野ICから白馬までの間に道の駅もコンビニも多数あり。

●ゴンドラ＋リフト2本
料金…往復2900円＋440円(荷物15�坩幣紊両豺�)
　※復路は荷物代は請求されず

その他周辺情報

●温泉
みみずくの湯(600円)が展望がよくお勧めです。
露天風呂からは八方尾根から白馬三山が見えますが、一方で、目の前に畑があり上半身は丸見えになります。

●飲食店
みみずくの湯隣接された売店で食べた温泉うどん(390円？)が美味しかったです。

●宿泊施設
第3駐車場(無料)にトイレがあるため車中泊可能。

●他
安曇野IC側のスワンガーデンのA＆Fが商品の品ぞろえも良いため、GREGORY、OUTDOOR RESEARCH、IBEXなどに興味のある方は立ち寄りにオススメです。

写真

4/25 7:11

第3駐車場にて準備完了！

4/25 8:46

八方池山荘から数メートルですでに夏道

4/25 8:54

残雪はこの程度。

4/25 9:11

第2ケルン前は雪原。
思ったより多くの登山者がいました。

4/25 9:12

なだらかな尾根道は、ほとんどがこの様な雪原。
雪融け跡の茶色い筋模様がありました

4/25 9:38

一部の稜線はすでに夏道。
今からここ(唐松岳)に行きます！

4/25 9:40

白馬三山も綺麗に見えました。
左から白馬鑓→杓子→白馬

4/25 9:40

三山の右には、
小蓮華→白馬乗鞍→天狗ッ原

4/25 10:27

下ノ樺と上ノ樺の間と、その前後の急登がしんどかった…。

4/25 10:36

鹿島槍と奥に爺ヶ岳が見えました

4/25 11:59

丸山まではひたすら登る

4/25 12:13

丸山到着！
雲が少なくなってきました。
明日の好天に期待！

4/25 12:18

天狗尾根から白馬岳の稜線

4/25 12:48

唐松岳も近づいてきました！
さぁ、あともう少し。

4/25 12:57

展望の良い尾根道は最高！

4/25 13:03

唐松岳への登山道

4/25 13:17

急登！頑張れ！

4/25 13:42

最後の急登はシリセードでツルツル。登りづらかった。
トレースのありがたみを感じた瞬間です。

4/25 14:22

主稜線到着！
目の前に待望の劒岳

4/25 14:21

小屋に到着！いつみても良い景色。
山頂へは2か所の雪渓歩きがありますが、ノーアイゼンとピッケルで十分だと思います。

4/25 16:57

テントは小屋番さんに相談し、はなれ小屋の山側に設営。ありがたくも小屋のトイレを貸していただけました。

4/25 17:00

テントは小屋周辺に2張り。
他にも稜線に貼られているテントが2張りありました。

4/25 17:04

近くから見る不帰ノ剣。
数年前の自分には雲の上の存在だった。

4/25 18:01

唐松岳に沈む夕日

4/25 18:08

五竜と劒。
アーベンロートになるかなぁ

4/25 18:35

夕日に映える不帰の稜線

4/25 18:37

夕暮れの劒岳

4/25 21:23

夜の劒岳。
この日は月が明るかった

4/25 21:30

唐松岳と星空

4/26 4:55

朝焼けの剱岳1

4/26 4:56

朝焼けの剱岳2

4/26 4:57

朝焼けの剱岳をアップで！

4/26 4:58

高妻山方面からの御来光

4/26 4:58

八ヶ岳　富士山　南アルプスが綺麗に見えています

4/26 5:01

赤く染まる雪面

4/26 5:02

モルゲンロートの劒岳

4/26 5:02

モルゲンロートの五竜岳。
唐松頂上山荘の裏には絶好の展望所があります。

4/26 5:03

モルゲンロートの不帰ノ嶮、天狗ノ頭、白馬三山、小蓮華山

4/26 5:16

モルゲンロートの劒岳と記念撮影

4/26 7:08

朝食を済ませ、やっと唐松岳山頂

4/26 7:12

ずーっと居たい絶景の山頂。
何分いても飽きません。

4/26 7:18

この時期の山頂は静かで快適！
貸きりでした。

4/26 7:18

槍ヶ岳も良く見えています。
右の方は、鷲羽、水晶辺りかな？
奥の綺麗な2等辺三角形はどこの山？

4/26 7:19

不帰ノ嶮にトレースがあった。。

4/26 7:27

見下ろすと唐松沢。迫力あります。

4/26 7:31

名残惜しいけど、そろそろ下山。
雪渓はありますが、ピッケルがあればノーアイゼンでも問題ないと思います。

4/26 9:35

テントを撤収し、いざ下山。
まずは、数mの雪渓歩き。

4/26 9:36

雪渓を抜けると、急峻な尾根道。
夏道とは別です。

4/26 9:37

この高度感！

4/26 9:38

正面に上越の山々。
左から、雨飾山→火打→妙高→高妻

4/26 9:40

風も強くちょっとおっかない

4/26 10:57

雲一つないピーカン。
五竜と鹿島槍の双耳峰が綺麗に見えました。

4/26 11:32

八方池(まだ雪原ですが)でコーヒー休憩

4/26 11:41

八方池からの白馬三山

4/26 11:41

天狗ノ大下り(天狗尾根)と天狗ノ頭

4/26 12:16

終始ピーカンで最高の絶景探訪でした。

4/26 12:23

リフト乗り場直前に、この旅唯一のお花。
ショウジョウバカマだと思います。

4/26 13:33

下界は桜の開花時期でした。

撮影機器：

EXILIM ZOOM EX-Z100 カシオ

Nikon 1 AW1 ニコン

ELUGA P P-03E docomo パナソニック

装備

個人装備

レインウェア

1

ダウンベスト

1

コッフェル

1

水タンク(プラティパス)

1

帽子

1

行動食

3

食事

5

朝×2、昼×2、夜×1

トイレットペーパー

1

カトラリー

1

スタッフバッグ

1

手袋

1

手ぬぐい

1

ゲーター

1

ヘッドライト

1

ザブトン

1

スイスナイフ

1

緊急時シート

1

双眼鏡

1

カメラ

1

カラビナ

4

水筒(SIGG)

1

ザックカバー

1

着替え

2

3日分 (1つは帰宅時)

洗面具

1

アイゼン 12本歯

1

ピッケル

1

ヘルメット

1

スリング

3

カラビナ

3

共同装備

ガスストーブ

1

PRIMUS 153

テント

1

グランドシート

1

外張り

1

感想

ms-kinabal

冬毛の雷鳥に会いたいと思い、唐松岳に行ってまいりました。
今年はどこの山も雪解けが早いと聞いていましたが、本当にその通り。
下山はとにかく真夏日？と思うほど暑かったです。
小屋明け準備中の社長さんは、雪解けが早いだけでなく、
今年は雪も少なかったとおっしゃっていました。
登り始め〜第一ケルンまではほぼ夏道、冬靴で歩くのはなかなかしんどかったです。
1日目は、念のため下の樺からアイゼンをつけましたが、
雪も柔らかいので、アイゼンなしでも問題がない感じでした。
2日目は、小屋〜山頂〜下山の行程中、ノーアイゼンで大丈夫でした。

それにしても2日間本当にお天気がよく、夕日、朝日ともとても綺麗でした。
そして、テントから顔を出せば目の前には憧れの山、剱岳。
何度見ても唐松岳から眺める剱岳には、うっとりします！
お隣の五竜岳にも人影が見えましたが、この時期の五竜は私たちにはまだまだ無理、
もっと修行が必要ですね。

残念ながらお目当ての雷鳥さんには会うことができませんでしたが、
絶景を拝むことができましたので大満足です。
行動中も白馬三山が見事で、何度も何度も立ち止まって写真をとり、
歩みが遅く、すっかりのろまな亀でしたが、2日間、満喫いたしました。

いよいよGWですね。毎年この時期は悲しい事故もおこります。
どうぞ皆様、雪崩、天候悪化等にはくれぐれもお気をつけて
楽しい山時間をお過ごしくださいませ。