吾嬬山・薬師岳・四阿山(蛇野(大竹)林道起点:駐車場)
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- GPS
- 06:22
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 638m
- 下り
- 1,002m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
◆中之条町立第二小学校第一分校の跡地 ・〒377-0434 群馬県吾妻郡中之条町山田566−2付近 ・ゲートボール等イベントがある為、邪魔にならないように駐車 ・トイレ:無 ◆蛇野(大竹)林道起点:駐車場 ・36°35'33.2"N 138°46'29.0"付近(これよりやや先が駐車場) ・一部ダート路有 トイレ無 ・駐車台数:4台〜5台程度だと感じた |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆吾嬬山登山口駐車場(蛇野(大竹)林道起点)〜吾嬬神社奥ノ院〜吾嬬山 〜第11鉄塔〜林道峠〜薬師岳〜四阿山〜中之条町立第二小学校第一分校の跡地 までの縦走コース (車2台による下山後スタート地点に駐車した車を回収) ◎今回の山行目的:未だヤマレコやガイドブック等に紹介されていないコースを歩く ◆登山道 ・吾妻山〜薬師岳間を除き基本バリエーションルートの為 要ルートファインディング ・特に薬師岳からの下りルートはバリ感あり ・藪漕ぎが僅かあり(問題なく通過可能) ・岩場一ヶ所あるが下り方向右から巻く事が可能 山慣れしている方なら直進も可能 ・踏み跡あり、但し薄い場所もあり要ルートファインディング ・ピンクテープ・樹木に赤いペンキあり 但しテープ、ペンキ共消える場所もあるので注意 ・吾嬬山山頂直下、薬師岳からの下りは急斜面 ・安全に通過するなら補助ロープが有った方が良い ・吾嬬山山頂は眺望が良い ・落ち葉の時期はチェーンスパイクが効果的 ・登山者のレベルに合った装備が必要 ・動物除け装備必須(熊鈴・音追いピストル・スプレー等) ◆参考資料 ・あにねこ登山日誌(吾嬬山〜薬師岳〜四阿山) ・https://anineco.org/191215.html ・https://anineco.org/routemap.html?lat=36.584846&lon=138.783239&zoom=14&url=191215/routemap.geojson |
写真
ここでsuro-ninさんとあんなふぁ〜んさんを待ちます。
あん)帰るときは沢山の車がありました
中央は近隣方がゲートボールで利用しますので
駐車位置は邪魔にならないように停めます
S)あなふぁんさんに、初めて使うチェーンスパイクの取り扱い方をご教示頂き、さらに急斜面の通過方法も指導して頂くこうと、同行をお願いしました。
昨年同時期にこのルートを何の装備も持たず歩き、何度も危ない目に遭ったので、安全対策をした上でもう一度歩いてみたいと思ったのでした。今年は、安全に歩けるといいなと思い、ロープとチェーンスパイクを用意しました
S)昨年は、ここで何度滑ったことか。登山靴だけだったので、グッと踏み出すとそのまま滑ってバックです。何度もヒヤッとしました。今年は、不安が全然ありません。チェーンスパイクの使用方法で注意を受けたのは、斜面を横断するのは避けた方がいいと言うこと。スパイクの歯の並びによっては、全然ストップが効かないようです。上り下りとも斜面に正対するように使うことです。アイゼンも同様です。
S)落ち葉が風で飛ばされて、山の地肌がよく分かります。チェーンスパイクを履いていても、枝や小石で石車にのることあり。要注意です。
S)ここまでの急斜面も、不安を感じることなく下って来られました。この後も、立木に掴まらずほぼ一直線に下りられました。斜度36°ほどですから、かなりの急斜面です。昨年は、この斜面で2回スッテンコロリン。ものすごく冷や汗かきました。
S)昨年は、この右脇道を歩いて楽しようとし、結局尾根復帰を果たすために、急斜面を登らざる得ないことになりました。今年同じ地点を上から覗いてみたけれど、すごい急斜面で絶対下れないと思いました。よく登れたと思います。無知は怖いと、今更ながらに思いました。
S)薬師岳への上り斜面ですが、ここを下るのは危険だと感じました。根っこに躓けば、即転倒滑落が待ってます。石車に乗れば、即転倒滑落です。向かって右の斜面は切り立ってます
よ)雪山ではない無雪登山でのチェーンスパイクは初めてですが、今日は本当に装着して良かったと思いました。
S)一枚羽織って、風を避けてお昼です
石祠の前の石灯籠が倒れていました。復旧して積み直しても、すぐに土台が不安定で倒れるのが予想できたので、倒れたままにしておきました。
よ)吾嬬山は強風でしたが、こちらはそれほど気になる風ではなかった為、昼食タイムにする事が出来ました。
S)昨年のこの急斜面通過では、寒いのに大汗かきました。ものすごく危険です。両側とも切れ落ちていますし、下が見えます。平均斜度37°あり、部分的には40°越えもあった。昨年よくこの斜面を下りて、ケガしなかったなと思いました。今日は、3人での通過なので、それだけでやや安心
あん)所々特に急な場所があり多少時間がかかりますが安全を優先しました
S)落ち葉の下に何が隠れているのか分からないので、慎重を期してロープを使用しました。あなふぁんさんはロープをザックにきちんとしまってます。私は立ったまま取り出せるよう、自転車のカゴに取り付けるゴムのネットを百円ショップで購入して使いました。
S)ここは、かなり危険でした。踏み跡がある場所ではありません。自然の斜面を落ち葉のラッセルをしながら通過しました。これで、危険箇所の通過完了となりました。牛の背のような広めの尾根を下ります。
S)先が見えているし、足下に踏み跡が残っているので、ルートファインディングしなくていいなんて言えません。我々は、しっかりしましたよ。
よ)これくらいの笹は大丈夫です、景鶴山でもっと酷いのを経験しましたからね〜
S)すごい急登でしたが、頑張りました。これで上りは終わりです。後は下るだけ
ー 爪痕は、まだ新しい感じです ー 木肌からどうもブナの木のようです。熊棚はできてなかったから、実が少なかったのかな?
よ)まだ新しい爪痕でしたね(><)
あん)これが軽くて効果的です。しかも安価😊いい音が出ます
装備
個人装備 |
ドライレイヤー(上)
ベースレイヤー長袖(上)
Tシャツ半袖
ミドルレイヤー
アウター(上)
パンツ(通年)
防寒着
グローブ
地形図
コンパス
ネックウォーマー
ヘッドランプ
保温ポット
ピッケル
ロープ
チェーンスパイク
ヘルメット
音追いピストル
撃退スプレー
|
---|---|
備考 | ◆クロージング(あん) ・ドライ+長袖Tシャツ(ベース)+半袖Tシャツ+ミドル(フリース) +アウターにネックウォーマーを状況に応じて着たり脱いだり ・パンツ(通年)のみ、朝はプラスアンダーが欲しかった ◆水(あん) ・水1.0ℓ+お湯350嬪儖佞靴徳瓦動み切り ◆装備 ・チェーンスパイク ・補助ロープ7弌10M(×2) ・上記個人装備の欄は(あん)の装備 ・音追いピストルと撃退スプレー(あん) |
感想
登山技術の習得に力を入れているあなふぁんさんにお願いして、同行してもらいました。
歩行中、いろいろなお話が聞けて大変勉強になりました。安中アルプス縦走も勉強になりましたが、急斜面の下りが安全に行えて、感謝申し上げます。
このコースは、十分な安全対策を施してから臨んで頂きたいと思い、ヤマレコユーザーさんのお力をお借りし、公開しました。初めてここを歩くなら、単独は避けたほうがいいです。晩秋のこの時期は落ち葉の堆積がすごいので、チェースパイクを携行して下さい。ポール使用の方は、キャップを外して、先が土に刺さるようにして使った方が安全確保が行えます。さらに、斜度40°越えの場面もあるので、ロープ必携です。単独なら、10辰任いいな? グループ・団体なら、一番技術的に低い人に合わせて長めのものを用意したほうがいいと思います。手袋は、滑らないものでないと役に立ちません。
同じく同行してもらったよつこさんもスイスイ歩くので、最後尾の私が一番のお荷物でした。またチャンスあれば、一緒に歩いて頂けるとありがたいです。
追記ー参考までに、
ゴール地点からスタート地点までの道路歩きは、水道施設まで35分。水道施設から駐車地まで40分かかりました。
Nov.29.2023(Wed)
吾嬬山・薬師岳・四阿山(蛇野(大竹)林道起点:駐車場)
suro-ninさん誘いでまだ歩いていないコースを
よつこさんを含め3人で歩いてみました
計画時は北側周回コースだったが
車二台利用の縦走コースに変更した
このコースのメインは薬師岳からの下り標高差約130Mで
急斜面は途中補助ロープを利用するほどで
バリエーションルートを感じるコースでした
また落ち葉の登山路にチェーンスパイクは
非常に有効で安全に下る事ができます
同行のsuro-ninさんとよつこさんには感謝を申し上げます
本日はsuro-ninさんとあんなふぁ~んの計画に便乗させて頂きました。
誰も歩かないようなバリエーションルートと言う事なので、このような機会でもない限りは歩く事が出来ません。昨年suro-ninさんが歩いた時に急坂の枯れ葉で非常に滑ったとの事で全員チェーンスパイクを用意しました。
更にあんなふぁ~んさんがロープを準備して下さったので安全に急傾斜を下る事が出来ました。
熊の心配もありましたが遭遇する事なく無事に下山出来て、後は私の車でsuro-ninさんの車まで戻れば終了!のはずだったのですが・・・
駐車場に着いた時に鍵が無い事に気づき・・・
1時間も余計に歩く事になってしまい、お2人に非常にご迷惑をお掛けしてしまいました。こんな事になってしまったにも関わらず、suro-ninさんの車に戻る為の道路歩きではペースの遅れる私に「大丈夫ですか?」と気遣って下さるお2人には本当に感謝しかありません。あんなふぁ~んさんからは「これもいい経験です」と気遣って頂き
本当にありがとうございました。
これに懲りずまた機会がありましたらよろしくお願いいたします。
こんな事がありましたので実際に歩いた距離は12.6km、山行時間7時間31分
登り1007m、下り1010mとなっております。
今日の一番の難所は最後の道路歩き🚶になってしまったようです🤦
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