記録ID: 6251354
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
大雪山
武利岳(岩稜帯途中まで)〜武華山
2023年12月02日(土) ~
2023年12月04日(月)
kubocchi1002
その他3人
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 30:18
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,238m
- 下り
- 1,292m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:01
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:01
6:27
541分
スタート地点
15:28
co1250付近
2日目
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
6:08
0分
co1250付近
6:08
最低コル
3日目
- 山行
- 9:37
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 9:50
2日:ペンケ入口(4)998(3.5)武華沢出合先=C1
3日:C1(1.5)最低コル(2)肩(1-)岩稜帯始まり(+)肩(0.5)最低コル(1)1530付近=C2
4日:C2 (1+)TL(0.5)1747付近(1-)武華P(1.5)ライオン岩下TL(2)1210(2)イトムカ入口
ペンケ林道、ニセイチャロマップ林道区間、武利AtのCTは全体的に遅め。ルートファインディング能力やParty力がやや弱かったためで、もう少し早く行けるはず。
3日:C1(1.5)最低コル(2)肩(1-)岩稜帯始まり(+)肩(0.5)最低コル(1)1530付近=C2
4日:C2 (1+)TL(0.5)1747付近(1-)武華P(1.5)ライオン岩下TL(2)1210(2)イトムカ入口
ペンケ林道、ニセイチャロマップ林道区間、武利AtのCTは全体的に遅め。ルートファインディング能力やParty力がやや弱かったためで、もう少し早く行けるはず。
天候 | 2日:冬型の緩み 3日:気圧の谷の中 4日:千島近海から張り出す高気圧の張り出し。1m→3m |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2日:昼前の空の白い月はなんだか綺麗 23時回収を始め、札幌を出る。馴染みの上川のセブンに寄ってから入山口まで。ちなみに去年の今日、日本がスペインに2-1で勝利をし死の組突破をした。懐かしいなぁ。6時過ぎペンケ林道を歩き始める。サクシードの気温計は-21℃を示している。めちゃくちゃさぶい。雪量は別に少ないこともない。1283まではただの道。そこからジェット!というわけにもいかず、沢型に沿い始める辺りから崩壊し始め、何度か渡渉。998からも、地図上で道が沢を渡る所で道は跡形もなくなり、行きやすい所を右岸へ左岸へ渡渉していくことになる。武華沢出合はSBある。ここは左岸が広場みたい。ここからブル道を使うが、次第に崩壊しているからかよく分からん沢型チックなところを歩いていく感じに。Co1250で力尽きテンバ入り。ビーコン練の残りやってから、ラーメン食べて温まる。 3日: 溢れだす光の粒が少しずつ朝を暖める 今日は谷の通過だが、なんか行けそうな気はする。6時半前デッパ。しばらくするとキレイなブル道に戻って行く。1350二股で飛び石して、最低コルまで。ラジオでフィリピン沖の地震による津波注意報が出されているのを知る。電波入らない状況でこういうのがあるとなんか怖い。時間ちょっと厳しいが、At装にしてとりま武利へ。朝雪降っていたが明るくなる頃には青空が垣間見えていた。スキーで夏道近くを登っていくが、bushが出まくっていてキックターンに技術がいる。WL下位からツボにして登る。意外と楽で、最初からツボにすれば良かった。肩下でEPに変える。風は稜線上含めて吹いても感じる位で総じて弱かった。岩やハイマツが所々当たる。途中の微ポコは上がるのが岩々していてだるそうなので西側を巻き気味に行く。岩稜帯の本番を前にしたところで時間切れ。L-sLで√の様子だけ眺めて引き返す。所々東側に吹き溜まっているが、適宜西巻すれば通過できそう。吊り尾根もハイマツ見えていたので多分行けた。ん〜悔しい。皆で倒れ込んで、3月9日を合唱。武利と武華頂稜はガスがかかったり抜けたり。大雪や道東の方はガスの中。概ね∞の視界だが、次第に東からガスが寄せてきて、稜線の東側だけ100始のガスに包まれた、この時武利Pは見えているが武華Pは隠れていた。シーデポ地からツボでズンズン下ろして一瞬でコルへ。行きの努力は何処へ...。明日の下山確率を高めるためにもう少しだけ頑張る。コルからの最初の登りはbush多すぎるのでツボ。雪庇はほとんど出ていないが普通に崖なので木の内側を行く。上がって平くなったところに泊まる。おでん食べて、ビールを飲み切って軽量化して寝る。 4日:青い空は凛と澄んで羊雲は静かに揺れる 6時過ぎ暗がりの中出発。スキーで上がっていく。朝焼けした武利がかっこいい。登るにつれ、表大雪やニセイカが視界に入ってくる。bushの上のシールワークはもうお手の物になってきた。1747を少しSC気味に稜線へ。裏大雪、トムラも見えた!北大雪は山へのモチベが上がるいい山域だ。大雪への憧れはやっぱり隠せない。道東の方は終始雲海だった。一つ目のポコまでは雪庇ほとんどないし、bushも生えている。Bush埋まっても南側緩い所を行けるのでそんなに警戒するもんでもない。sub√の1747直下も緩すぎるので雪崩のことを考える余地はない。ポコから先が一番細く、岩や氷化層が少し当たる。この稜線は、南側はまだbush生えているが、もう少し積もると怖いし、そもそも急すぎる。吹き溜まりも少し出来ている。北側に寄って歩く。確かにポコ先の20m位はヌルヲさんみたいに雪稜ぽくなってもおかしくはない。Peakまでツボ。P手前で皆倒れ込み、今山行二度目の合唱。これで目的は果たされた。少しエモい感じでPeak着。現在8時半、紙面上limitでは不可能な一気下山を目指し乗越す。しばらくツボで下りていき次の微ポコくらいから板に。ライオン岩は大巻。コルの登り始めからtrvして濃いbushの中をかいくぐって1530辺りで尾根に復帰。途中の沢型は雪量が多いと対処要るかも。夏道はその後デポ旗や抜け具合で分かりやすく、ずっと辿りながらシールで下っていく。夏道が屈曲するところにはピンクテープ張ってあり、その先急すぎて行けないので分かる。その後も夏道辿ってナメ滝上の渡渉点渡り分岐まで。何度か渡渉したりして旧登山口。イトムカ林道の崩落箇所は3、4か所あるが飛び石する感じではなかった。崩壊地は雪のついた靴幅2足分の細いtrv。一応橋身で。ここ、何か、糞臭かった。この先は何もな林道を歩いて丁度15時下山。間に合った〜。 |
その他周辺情報 | ジャン負けsLのヒッチで車を取りに行ってもらう。レッカー車のモハメド・サラー似トルコ人風に乗せてもらったらしい。ありがとうございます。層雲閣の日帰り温泉へ。2つある浴場になんかいい感じの露天風呂、アメニティ豊富で700円。とても良い。普通に高級感あるホテルで泊まりたい欲が湧いてたまらない。カニも食べたいし、ビールも飲もうかと何度も思ったが、何とか踏みとどまる。旭川の焼肉キングで慰労会。山行後の焼肉結構良いね。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
ビーコン
スコップ
ゾンデ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|
感想
2泊3日で初冬山行。記録からして分かっていたことだが、bushのだるさは一級品。でもキックターンをしやすい√や渡渉点探しまわるのはなんか楽しい。
もっといえば、岩稜帯は歩きたかった。そんなに細い稜線ではないが、面白そうだった。もう少し早く進めれていれば。まぁこの時期に来るのが悪いんだけど。
またいつか武利岳は行きたい。
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