白山 〜予想通り敗退もスノーモンスターが見れた〜
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- GPS
- 16:33
- 距離
- 41.5km
- 登り
- 1,991m
- 下り
- 1,977m
コースタイム
- 山行
- 13:06
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 14:37
往路の市ノ瀬〜中飯場区間はログ取り忘れました。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平日はまだ車の出入りがあるので50mほど手前の道路脇を利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・自転車で行けるのは百万貫の岩の先くらいまで ・登山道は最初から雪面歩行 ・別当覗くらいからどこでも歩ける感じ、そこまでは基本夏道歩行 【小屋】 ・別当出合休憩舎は利用可、冬季トイレは奥の棟にあったと思うが未確認 ・甚之助避難小屋は1階から入れた、冬季トイレも利用可。紙まである。 |
写真
感想
最初から白山に行く予定だったが、林道の状況が全く分からなかった。別当出合ライブカメラの映像は全く更新されて無いようだし、レコも上がって来ない。
とにかく天気は良さそうなので行くつもりで準備していたら、直前に軍団さんのレコが上がって大助かり。拝見するとチャリで入れるのは百万貫の岩の先まで、中飯場が積雪1mくらい。
もう絶対登頂無理なのはこの時点で分かっていた。自分の場合最低でもチャリで市ノ瀬まで入れないと勝負にならない。行先変更しようか迷ったけど、結局予定通り白山に行く事にした。完全にトレース拝借狙い、昨日の今日なのでしっかり残っているはずだ。
30分ほどフライングしてスタート。少しくらい雪融けてないかと期待したが、ほぼ軍団さんと同じ場所でチャリ終了。ここからスキートレースをひたすら辿る。
途中からスノーシュー履いて別当着いたのが4時半くらい。休憩舎で一服して最初の難関である吊り橋へ。昨日歩かれた跡はあるがその上に少し新雪積もっており、更に氷結あり。
本気で引き返そうかと思うくらい嫌だったけど、なんとか無事通過出来た。今までの山歴で1番怖かった。
そこから先はトレースバッチリ高速道路。ヌシは冬の白山を知り尽くしておられる方々なのでGPS見る必要もないし、スノーシュー履けば沈んでも踝程度。このへんでは「ひょっとしたら登頂出来るかも?」と思ったくらい。しかし中飯場を過ぎたあたりから徐々にトレースも怪しくなり上手く辿れない。上部はやはり消えていた。
8時頃甚之助小屋到着も、この手前あたりから膝下ラッセル。撤退時刻は10時〜11時を予定していたのでどう考えても登頂は無理、しかし弥陀ヶ原くらいなら行けそうだ。
休憩して出ると見事なスノーモンスターがお出迎え、白山で見るのはもちろん初めて。予報に反して朝方から快晴で雲一つない青空と見事な樹氷、筆舌に尽くしがたいほど美しかった。
樹氷群まで登って北アルプスが見えるところまで出たら大体10時となり退却を決める。市ノ瀬までチャリで入れていたら12時まで粘っても良いのだが…。冬の北陸でこの天気はそう簡単に訪れない、しかもこの見事な樹氷。残念無念、出来ることならイグルー造って泊まりたかった。実は翌日も休みのばずだったのだが、上司に休日出勤入れられた。私もどうせ晴れないだろうと了承、大失敗だった。
結局弥陀ヶ原どころかエコーラインの序盤あたりで引き返すこととなった。吊り橋までは楽しく下りて、また恐怖を味わいながら橋を渡る。ここからの消化試合がものすごく長い。チャリまで戻ったときは疲労困憊、結局下山は16時となったので10時撤退は正解だったと思う。
お天気に恵まれ、トレースに恵まれ、足の調子もまあまあ良かった。でも辿り着けたのは甚之助小屋の先くらいまで…、なんだかな〜。
比較対象が凄すぎるのは分かってるんだけどやっぱり悔しい。でも厳冬期登頂はまだ諦めてはいない、日数掛ければ行けるはず!
今回はスノーモンスターが見れたので大満足でした♪
写真は下手くそなので、青空と景色が助けてくれたのだと思います(笑
コメントありがとうございました。
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