相木川源流から秘峰赤火岳(ツギノス)へヤブ漕ぎ登山
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 493m
- 下り
- 482m
コースタイム
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 5:18
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はありません。登りより下りのほうがルート取りが難しい。 密ヤブが待っています。 |
写真
感想
渓流釣りも好きな自分は、これまで何度も相木川源流に来ている。
そのとき持っていく昭文社の登山地図には、有名な御座山の東側、相木川源流を挟んで「赤火岳(ツギノス)」という山があり、しかも標高が1800以上あるので気になっていて、いつか登ってみようと思っていた。
そこで今年のGW登山第一弾をこの山に決めた(^O^)
相木川に沿ってどんどん上流に車を走らせると、長者の森キャンプ場を過ぎ、やがて道もダートの林道に変わってゲートに辿りつく。ここの手前広場に車を置き出発。今日は昭文社の登山地図のほかに国土地理院地形図をパソコンで印刷したものを持参。
しばらく林道歩き。分岐する道も多いが、渓流釣りの際に何度も歩いたことがあるので迷うことは無い。
相木川源流部は西俣と東俣に分かれ、東俣が赤火岳直下まで突き上がっているので、林道が東俣を巻く地点で山に取り付く。
もう水は殆ど流れておらず、ガレ状の沢を登って行く。
数百メートルほど登ると、突然平らな場所に出た。かなり古い造成地のようだ。
ここから尾根に上がることとしたが、造成地の上は猛烈な笹ヤブとなっている。所々に鹿道があり、若干切り開きのようになっているので一部鹿道を使わせてもらい、それでも目の前の笹を手でかき分けながら登る。
1時間近くヤブと格闘しながら登り、やっと尾根に出た。尾根上に笹は無かったが、コメツガなどの小木が密生していたり倒木があったりして歩きづらいところも多かった。
そのうちに岩混じりの急登となり、木に掴まりながら登って行くと、ひょっこり山頂に出た。
赤火岳の山頂は、三角点がぽつんとあるだけで、山名板のたぐいなどは全くなかった。木々も繁っていて展望も良くないが、それでも木々の間から御座山や蓼科山、金峰山などを望むことができた。
湯を沸かしてコーヒーを飲んでいると、シジュウカラだかコガラだと思うが3、4羽すぐ近くを飛び回っている。そのうち足元まで来てこっちを見るような仕草をしているヤツまでいる。
滅多に人が来ない山だから人間が珍しいのだろうか…、それより今年は何人この山に登っているんだろうか…、などと考えながら30分ほどのんびりして、下ることにする。
登ってきたルートを間違えないよう慎重に確認しながら下って行く。
登りでは苦労した笹ヤブも下りでは体重をかけながら一気に下り、登りの半分の時間で林道まで下りた。
相木川源流には自分のお気に入りの小滝があり、林道を下る途中でちょっと寄り道して、そこで遅い昼食とした。
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