棒ノ嶺(棒ノ折山):奥武蔵、紅葉残照の白谷沢峡谷を登る。
- GPS
- 04:48
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 904m
- 下り
- 907m
コースタイム
- 山行
- 3:54
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 4:40
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されている。危険なし。 |
写真
感想
棒ノ嶺、昔は棒ノ折山といっていた覚えがあるが、白谷沢の峡谷(ゴルジュ)に道が着けられていて、面白いらしい。12月になって、さすがに紅葉は終わりに近いだろうが、行ってみることにした。さわらびの湯第3駐車場は広くて、登山者も使ってよいという事で助かる。
この所天気が良いが、8日も快晴。さわらびの湯から主要道に戻り、有間ダムへ登って行く。車が通る舗装道路だが、傾斜は結構ある。ダムに近づくと、山に朝日が当たってきた。有間ダムはロックフィルダムなんだ。ダム堤体の上の道路を渡り、右へ湖岸の舗装道を進む。名栗湖は水位が下がっているようだ。少し歩いて、白谷沢登山口が、左にある。直ぐに、植林の中の道を緩やかに登って行く。徐々に沢からの高度差も出てきて、時折、岩のある道をしばらく登る。
道が沢に近づくようになると、岩の多い白谷沢が見えるようになる。左に最初の二連の滝、藤掛ノ滝がきれいである。この先は、ほぼ沢の中を登ることになるが、水量は少なく、道もはっきりしている。直ぐに両岸から岩が迫り、ゴルジュの中を登る。沢は一旦開けるが、もう一度、ゴルジュの中を行き、滝の右側の鎖場を登る。一つ、設置ロープを使う所がある。きれいな流れの滝の右を登ると、白孔雀ノ滝の標識がある。この辺でそろそろ岩のある沢は終わり。白谷沢、短いけど、いい沢だった。終わるのが残念。その先、平凡な沢沿いの道となり、それから、沢から離れて、林の中を登り、林道に出る。
林道を渡った所が東屋跡、そこから階段の急な登り、次いで左に稜線をトラバースして、左に大きな岩のある岩茸石の分岐に着く。岩茸石からは、稜線に向かって植林地の中、木の根の多い登りが続き、稜線上のゴンジリ峠に着く。ここからも同じ様な樹林帯の登りが続き、上空が明るくなって、棒ノ嶺山頂に到着する。棒ノ嶺山頂は広く、ベンチなども多い。眺望は、北の方向だけかな。武甲山や奥武蔵の山々や、平野方面が見える。
棒ノ嶺山頂からは、岩茸石まで戻り、岩茸石の左側を通って、滝ノ平尾根を下る。尾根道は植林の林の中で、眺望はほぼない。途中、林道を3回横断する。1回目の後は稜線を登り返しとなる。一か所、開けた所があり、朽ちた展望台(立入禁止)がある。白地平というらしい。この辺から、周辺の山は見える。2回目の林道横断の後は、木の根の多い急な下りとなる。その後も下りが続き、登山口に出る。今日出会った方は12人ほどだった。橋を渡って、駐車場に戻るが、通行禁止の看板に幻惑されて、少し回り道をしてしまったようだ。
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