滝子山(寂ショウ尾根〜周回)
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 03:50
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,053m
- 下り
- 1,039m
コースタイム
- 山行
- 3:38
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 3:49
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道入口に動物除けのゲートがあるのでその手前に駐車。(5台分程度) ゲートの中にも駐車場がある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
注意点は大きく2点。 寂ショウ尾根と鎮西ヶ池周辺のルーファイ。 ・寂ショウ尾根はかなりの急登で前半はそれほど問題ないがラストは急で痩せた岩稜帯を登ることになる。ハイキングだと思って登ると意外と手強いので注意する必要があるのと雨の日や下山では使わない方が良い。 ・鎮西ヶ池周辺は落ち葉で道がわかりにくくどこでも歩けるので方向を見失わないように注意した方が良い。自分も適当に降りてGPSで修正した。スマホやGPSがないとうっかりルートを外すリスクが高い。 あとはモチガ滝を高巻くか沢沿いを行くか。モチガ滝を見たいのなら沢沿いに行くしかないが現地に「難路」の標識がある通り、少し道は荒れている。ただ山慣れしている人なら大したことはない。 |
写真
感想
いつまで東京生活が続くのかわからないが、東京にいるうちに行ける山にいっておこう、ということで大月にある山梨百名山のひとつである「滝子山」に行ってみることにした。
存在自体も今回調べる中で知ったくらいなのでかなりマイナーな山だと思っているが関東では有名だったりするのかな?
朝暗いうちに家を出発して7時過ぎにスタート。
車も2台くらいしかなかったし人は少なさそう。いきなり今回登ろうとしている「寂ショウ尾根」に関する注意書きの看板が目に入る。全く下調べしてこなかったがそんなにヤバいのか?しかしその先もルンルンの登山道が続く。まあ多分大丈夫だろうと思って先へ進むと稜線手前でラスボスが待ち構えていた。
ハイキングコースに見合わない痩せ尾根急登の岩稜帯。これはなかなかハードだぞ。ロープも鎖もないし滑落したらかなり下まで落ちるようなシチュエーション。
確かにこれは安易な気持ちでハイカーが入ってくる場所じゃない。天気が悪い時や下りでは使いたくないな・・・なんて思いながら岩稜帯をこなしてようやく一息つける稜線まで合流すると「下山禁止」の看板があった。ああ、まあそうなるよね。納得のハードルートだった。
稜線から山頂まではほんの少し。これまで誰とも会わなかったが山頂には3名ほどの登山者が集っていた。みんなどこから来たのかな?
山頂標識で写真だけ撮って先にある三角点へ立ち寄ったらそそくさと下山開始。
途中落ち葉で道がわかりにくい箇所があったので雪山のノリで適当に降りて行ったら見事にルートを外した。GPSでこれもまた雪山のノリでルートを戻して仕切り直し。とても広い尾根歩きが気持ちいい。どうやらこの裏側のルートがメインルートらしく続々と登ってくる登山者さんとすれちがった。
次は白砂が綺麗な沢沿いのルートに突入。途中難ルートと高巻きルートに分岐するが難ルートを選択。経験上難しいルートの方が景色が良いパターンが多いのでここは迷わない。
案の定モチガ滝をはじめとした美しい滝がいくつかあった。難ルートというほど難しい場所はなく普通にアルプスを歩いている人なら問題ないレベルだった。
最後は林道に合流して消化試合。快晴の空の下、静かな山梨百名山を堪能することができてよかった。
そしてこの周回ルートはショートながらも変化があってとても刺激的なのでぜひ経験を積んだ登山者さんにおススメしたい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する