桝形山〜霧山〜入道山


- GPS
- 07:09
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,088m
- 下り
- 999m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
自転車
帰路:桝形山登山口から自転車でJR津山駅 |
写真
感想
桝形山のことは4年前に地元発行の鏡野町登山ガイドを入手してから登山対象に考えていました。初級クラスの山で展望がよく、子供の遠足コースだとか。この山と旧百選の山である入道山、さらにできれば上横野の滝を結んで歩けないかと欲張ったことを色々考えてみたものの、交通手段や体力を考えるとどうも厳しいようです。滝見物はまたの機会と諦めました。
岡山県北部の山を歩く際によく参考にさせてもらっている方が桝形山〜霧山間を縦走されているので、その記録を参考に、さらに霧山北側の林道から入道山を往復するプランを立てました。おおまかに入道山まで登り4時間、下り3時間、エスケープルートはありませんが、霧山から先は時刻と体調によって随時引き返すことを考えたつもりです。
1 桝形山まで
鏡野町営バスが曜日によって運行されていても往復利用には厳しく、中鉄バス+自転車利用です。新町の東奥の最終人家前あたりから歩き始めて登山口に駐輪。クマ出没注意の看板があり、念のためクマ対策の4点セットを装着しました。
遠足コースだけに登山道は道標完備でとても歩きやすく整備されていました。山頂からの展望も申し分のない素晴らしさ。南には思いがけず雲海が広がり、北側にはすっかりおなじみの泉山、さらに西側には今年登った妙見山や天ヶ山を認めることができたのも嬉しかったです。
中世の山城の遺構もよく残り、こんな山こそ百選や分県登山ガイドで紹介して欲しかった。もっと早く来ていたのに…
2 霧山まで
枡形山から北へ曲輪跡らしい地形をいくつも越えて進みます。基本的に尾根道で先人のつけたテープもあって迷うような箇所はありません。
ヤブもなく、せいぜい足に小枝が掛かる程度で特に問題なく歩けるルートでした。ただしマダニは多少払い落しました。
もっとも油断していると、帰路でうっかり一箇所コースアウト。ログは正直だ〜
桝形山から50分で霧山到着。山頂からは樹間越しに入道山らしき山容が望めました。このペースなら次へ進めそうです。
3 入道山まで
霧山山頂から少しだけ西に引き返し、赤テープの箇所から北へ下ります。ここから舗装された林道出合までの僅かな区間が本日のルートでは一番歩きにくかった。どこでも歩けそうな斜面ですが、その代わりどこを歩いても多少の倒木や絡む小枝類は避けられません。もっとも両手でかき分ける程のヤブはなく、せいぜい15分前後の辛抱で済みました。
舗装された林道は前半結構な下りでした。あらぬ方向に下山するのでは?と不安を感じて何度もGPSを確認しました。
目指す入道山が近づくと災害復旧工事で立入禁止の看板が出現。これまでにも周辺が何度か崩落していることは知っていたのに、入道山の最新情報を調べてこなかったのは迂闊でした。
入道山の取付きは工事箇所の手前にあり、幸い土日は工事がお休みなので状況を確認して入山しました。平日だと山頂を目前にスゴスゴ引き返さざるを得ないところ。もっとも土日に立ち入るのも本来はNGかな?
未舗装の林道を少し登り、終点の鞍部から右側の斜面を登りました。ここも明確な道はありませんが、霧山の北斜面よりは歩きやすいです。
ようやく登った入道山。展望には恵まれないものの、長年ルートに悩んで先延ばしにしていた山だけに、とにかく登頂できたことは喜びです。
本来は百選の案内にあるように西の鏡野町から東の津山側へ越える歩き方がベストでしょうか。ただしそれだと往復タクシーでも使うしかなさそうです。
自力登山ということなら、自転車利用で横野側からの林道往復で済ませようかと考えたりもしましたが。工事中だと実はそれも無理だったようです。
無事に三山を縦走できて満足の一日でした。とりあえず岡山県北部の百選クラスの山はこれで今年の登り納めになりそうです。
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