高室山〜鍋尻山へ巡視路は悪路で
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- GPS
- 07:36
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,250m
- 下り
- 1,234m
コースタイム
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 7:31
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・佐目自然公園〜高室山 普通の登山道で歩き易い ・高室山〜P668 登山道は有りませんが歩き易い尾根です ・P668〜関電巡視路〜保月 地蔵山(P757)の南側山腹を通る巡視路でP668から一番目の鉄塔(No.415?)が有る支尾根の東側の支尾根迄は巡視路を見つけられませんでしたが、それ以降は巡視路を辿りました。灌木が有る斜面は問題なく通過できますが、沢の横断部は殆ど斜面に戻っていました。最初の沢の横断では急斜面の巡視路はプラ階段が辛うじて残っていてそれを利用して沢の底まで下降し、最後の沢の横断は、幸い斜面が柔らかかったのでステップを作りながら下降しましたが、危険なルートです。 ・保月〜鍋尻山往復 普通の登山道で歩き易い ・保月〜室ノ谷の林道分岐 初めは杣道が有りますがそれ以降は踏み跡を辿り室ノ谷の林道支線に降り立ちその後は林道を高室山登山道迄戻りました |
写真
装備
個人装備 |
雨具
昼ご飯
非常食
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ツェルト
カメラ
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共同装備 |
無し
|
感想
11月24日に高室山例会時、隣りの鍋尻山までなだらかな尾根で繋がっており一度歩いて見たいと思い、帰宅後NETで検索すると
1) 高室山〜ザラノ(P808)〜アサハギ谷〜地蔵山(P757)〜保月〜鍋尻山ル-トが多く、次は
2) 高室山〜P735〜P668〜地蔵山(P757)〜保月〜鍋尻山ル-トで
3) 高室山〜P735〜P668〜地蔵山(P757)南側の送電線巡視路〜保月〜鍋尻山のル-ト
が有りますが、3)のル-トは10数年前通過したレポが有るだけですので未だ巡視路が歩けるか否か確認するために往路は3)のル-トにします。復路は上り下りの少ない地蔵山(P757)山腹を通るルートを確認する予定です。
先日と同様佐目自然公園駐車場に駐車し登山開始。順調に登り高室山山頂に到着。今日は快晴なので北・南側は霊仙山、伊吹山、御池岳等の鈴鹿山地北部の山々、東側は御嶽、西側は比良山系、京都の愛宕山まで360度の大展望です。しばし展望を楽しんだのち高室山に向かって出発します。
P777、P735、P668のなだらかな尾根を通過してアサハギ谷源頭に降り立ちます。此処には関電の「火の用心」標識が有りますが、それらしい踏み跡が無いので「火の用心」にマジックインキで書かれたNo.415鉄塔の方向に進みます。
浅い沢を横断してNo.415鉄塔付近まで登りますが、No.415鉄塔から次の鉄塔(No.414?)まではまず比較的深い沢を横断しなければならないので大きく高巻きし次の支尾根に取付くと巡視路が見つかります。ただ、巡視路は深い沢に向かって下っており、急斜面には今にも崩れ落ちそうなプラ階段が残っていますが、滑落すれば沢の底まで一直線ですので、慎重に下降し対岸の急斜面をよじ登り次の鉄塔No.414(?)に辿り着きます。
此処からは崩れかけた巡視路ですが今までより遥かに辿りやすくなって来ます(この部分は高室山からも見えていた部分)。地蔵山(P757)山腹に設置された最後の鉄塔からの巡視路はアサハギ谷へ派生している短い支尾根に下って行きますが途中で巡視路を見失ってしまい、しばし探すと対岸の保月側斜面に水平道が見つかりますが対岸へ行く巡視路は有りません。どうやら長年の風雪で斜面に戻ったようです。灌木も無く、本日最大の難所ですが幸い斜面は柔らかく斜面にステップを作りながら慎重に谷底まで下り巡視路まで這い上がります。
その後の巡視路には転落防止用の柵まで設置されていてびっくりしますが、このル-トは10数年前は問題なく通過できた様ですが、現在では余り通りたくない危険なル-トで有る事が確認出来ました。
無事に保月に辿り着きの照西寺の横で休憩。保月の住民の方が野菜畑の害獣防止ネットの補修をされており、常時は住んではいないが今日は地元から登って来られたとの事。しばらく歩き、登山口から鍋尻山へ登り始めます。
なだらかな道を登って行き、山頂付近になると何かの苗木が鹿の食害を防止するための青色のネットで覆われています。高室山から眺めると其の辺り一帯が青色に染まっていたのはこのネットのせいです。登り着いた山頂は我々だけで風の無い暖かい陽射しの中で昼食。
復路は保月の地蔵杉からかなり広い杣道に入りますが道に沿って杉の幹にVee Rabberと印刷されたテープが杉の木に巻き付けられています。しばらく歩くと右手に建物が見えて来たので寄り道して見に行きますがどうやらこの一帯はオフロ-ドワ-ルド保月のコースの様で壊れたバギ-が放置されています。今までのテープはこのコースに関係する催しか何かの為に使用されたのでしょうか。
此処から先はテープを見失ったので地図とGPSで方向を決めながら進み、午前中に潜った送電線の下まで戻って来ますが送電線の下には明瞭な踏み跡が有りP735北西のコルを越えると林道の終点に降り立ちます。
今は使用されていない林道を下り室ノ谷からの林道に合流し分岐まで戻って来て順調に下山し、佐目自然公園駐車場に降りて来ます。お疲れ様でした。
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