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Yamareco

記録ID: 628050
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

奥穂高岳と涸沢岳(涸沢テント泊)

2015年05月02日(土) ~ 2015年05月03日(日)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
12:37
距離
31.9km
登り
2,307m
下り
2,293m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:27
休憩
0:15
合計
4:42
7:03
6
7:37
7:38
91
9:09
9:23
54
10:17
10:17
88
2日目
山行
6:48
休憩
1:04
合計
7:52
4:18
4
4:22
4:23
80
5:43
5:58
42
6:40
6:54
36
7:30
7:48
14
8:02
8:05
13
8:18
8:19
101
10:00
10:00
47
10:47
10:57
32
11:29
11:30
19
11:49
11:50
20
12:10
ゴール地点
衛星ロストのため、一部ログが飛んでいます。
天候 <1日目>
・快晴
・風 〜5m/s(涸沢)
・気温 16度(平均)
    22度(最高)

<2日目>
・晴れ
・風 5〜10m/s(山頂)
・気温 14度(平均)
     1度(明け方テント内)
     4度(山頂)
    24度(最高)
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・沢渡バスターミナルに駐車。
・5時30分頃に到着しましたが、2面あるうちの1面はすでに満車。
・6時10分のバスに乗車。バスは若干の空席有り。
・帰りは午後1時過ぎに上高地のバスターミナルから乗りましたが、30人くらいの行列でした。バスにトランクが無く、タクシーの方が賢明だったかも・・・。
コース状況/
危険箇所等
<横尾〜涸沢>
・ルートは明瞭
・屏風岩が見えるあたりまでは「泥時々雪」。その後は腐った雪。
・本谷出合から上は、雪崩の跡を登っていく感じになります。雪玉、落石等に注意が必要です。幼児くらいの大きさの雪玉が転がってくるのに遭遇しました。
・アイゼンは無しで登りましたが、位置的には本谷橋あたりで皆さんアイゼンを装着していました。

<涸沢〜穂高岳山荘>
・涸沢から先はアイゼン必須。
・急登。
・トレースは登り・下りが入り乱れ、錯綜しています。
・夜明け前から登り始めましたが、雪は適度な締まり具合。日が出るとすぐにグズグズに。多分7時、8時に登りだすと、柔らかすぎて登りづらいかと・・・。
・下山はシリセード可!

<穂高岳山荘〜奥穂高岳>
・雪・氷は8割方ナシ。梯子、鎖は全て出ています。
・核心部が2箇所。50〜60度程度の雪の斜面。どちらも10m程度。
・核心部はステップが切ってあるので、慎重に行けば問題なし。ただし、日が出て雪が緩むと怖いかも・・・。
その他周辺情報 <涸沢のテント場>
・一人一泊1000円
・水は流し台のある水道から(涸沢ヒュッテ)
・5月1日の幕営数は160張くらいだったらしい。
横尾。こいのぼりがGWムードを高める!
2015年05月02日 09:08撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/2 9:08
横尾。こいのぼりがGWムードを高める!
屏風岩
2015年05月02日 10:09撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/2 10:09
屏風岩
ちょっと平坦になったこのあたりで皆さんアイゼン装着
2015年05月02日 10:18撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/2 10:18
ちょっと平坦になったこのあたりで皆さんアイゼン装着
本谷出合。次第に傾斜がキツくなります。
2015年05月02日 10:37撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/2 10:37
本谷出合。次第に傾斜がキツくなります。
涸沢ヒュッテの屋根がちょっと見えてきました。
2015年05月02日 11:21撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/2 11:21
涸沢ヒュッテの屋根がちょっと見えてきました。
涸沢テント村
2015年05月02日 15:30撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/2 15:30
涸沢テント村
近そうで遠い、白出のコルを目指す。
2015年05月03日 04:43撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/3 4:43
近そうで遠い、白出のコルを目指す。
日の出は4時50分頃。
2015年05月03日 04:55撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/3 4:55
日の出は4時50分頃。
前穂。
2015年05月03日 05:51撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/3 5:51
前穂。
コルに到着!夏道がしっかり出てるし!
2015年05月03日 05:56撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
5/3 5:56
コルに到着!夏道がしっかり出てるし!
アイゼン着けたまま行きます!
2015年05月03日 06:01撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/3 6:01
アイゼン着けたまま行きます!
核心部その1。ステップはあるので慎重に行けば問題なし。
3
核心部その1。ステップはあるので慎重に行けば問題なし。
このようにルートは明瞭。
2015年05月03日 06:11撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/3 6:11
このようにルートは明瞭。
核心部その2。こちらも左の岩沿いにステップがあるので。
1
核心部その2。こちらも左の岩沿いにステップがあるので。
山頂が見えてきた。
2015年05月03日 06:35撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/3 6:35
山頂が見えてきた。
山頂!独り占めと思いきや・・・
2015年05月03日 06:56撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/3 6:56
山頂!独り占めと思いきや・・・
すぐ横にテント張ってあるし!贅沢すぎるwww
2015年05月03日 06:39撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/3 6:39
すぐ横にテント張ってあるし!贅沢すぎるwww
テント村がミニチュアのよう
2015年05月03日 07:13撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/3 7:13
テント村がミニチュアのよう
下山時の核心部。人が増えてきた。
2015年05月03日 07:22撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/3 7:22
下山時の核心部。人が増えてきた。
こうして見ると、怖い・・・。
4
こうして見ると、怖い・・・。
涸沢岳にも登りました。
2015年05月03日 08:03撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
5/3 8:03
涸沢岳にも登りました。
前穂と奥穂
2015年05月03日 08:04撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/3 8:04
前穂と奥穂
槍と北穂
2015年05月03日 08:07撮影 by  iPhone 5s, Apple
5/3 8:07
槍と北穂
この人たちが皆、奥穂に行くとすると、日が暮れてしまうんじゃないだろうか…。
2015年05月03日 08:25撮影 by  iPhone 5s, Apple
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5/3 8:25
この人たちが皆、奥穂に行くとすると、日が暮れてしまうんじゃないだろうか…。
撮影機器:

装備

備考 <ウェア>
ファイントラック フラッドラッシュ スキンメッシュ
モンベル ジオラインLWクルー
モンテイン V.T.ジャケット(稜線上のみ)
モンベル ジオラインMWタイツ
パタゴニア ギIII ショーツ
ファイントラック エバーブレス フォトン パンツ(稜線上のみ)

<ギア>
ザック グレゴリー バルトロ65
サブザック グレゴリー フューリー25
シューズ スカルパ ミラージュ
ピッケル ブラックダイヤモンド ベノムアッズ
アイゼン ブラックダイヤモンド セラッククリップ
ストック なし

感想

ミーハーにもGWの涸沢テント泊を敢行しました。
1日目。
暑いだろうなあ・・・とは思っていましたが想像以上で、6時45分の上高地のスタートからベースレイヤー1枚でいけました。ショートパンツでも全く問題ナシ。
暑さのおかげで雪はシャバシャバしていて、涸沢までの登りは中々骨が折れました。

時折風が吹くと気持ちが良いですが、雪崩でなぎ倒された木々がやたらと目に入ったり、ガラガラという音がしたり、雪玉が転がってきたり、と落ち着いて登りを楽しむ感じではなかったですね。

涸沢には昼頃には着きました。やはりGW。テントは既に100張を越える状況。幸運にも涸沢ヒュッテに激近スポットが空いていたので、そちらに幕営。食っちゃ寝して過ごすうちに、夜になりました。

2日目。
涸沢の賑わいぶりから早出しないと混雑するだろうなあと思い、4時過ぎに出発。先行者のヘッデンの光は1つ2つでした。
次第にキツくなる勾配と、見えているのに近づかない稜線を恨めしく思いましたが、夜間に締まった雪が、後押しして歩を進めさせてくれました。

稜線上は前情報どおりほぼ雪はなく、核心部以外はアイゼンが要らないような状況でした。先行者を追い越して7時ちょっと前に山頂に到着。
一時、独り占め。「やった!」と思いきや、すぐそこにテントが張ってあるというオチ!とても自分じゃ怖くてこんなところテント張れないですが、かなり羨ましい・・・。

山頂で少し過ごして、下山の途に着くと、続々と人が増えてきて、核心部やハシゴ場では渋滞し始めました。
コルから涸沢までは、登山者を横目にシリセード。タイツにショートパンツだったので尻と太腿が冷え冷えに。そして靴の中もビショビショになりましたが、時間短縮。

テン場に戻ると早々に荷物を仕舞い、速攻で下山。
すれ違いのロスが大きいかなと思っていましたが、そこまで登山者は多くなく、意外とすんなり横尾まで下りられました。4日以降は天気崩れるしね。
徳澤園で憧れのソフトクリームを食べて、あとは一目散に上高地、沢渡まで。

また夏に来ます。今度は槍穂縦走です!

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コメント

懐かしいです、
こんにちは!
良いですねぇ、残雪の穂高!
若い頃は、毎年、登っていました。
景色は、昔と全く変わらないですが、人は随分多いですね。
ビックリしました。
ではでは、失礼いたしました。
2015/5/4 10:42
Re: 懐かしいです、
ありがとうございます。
私は残雪期の穂高は初めてでしたが、私も毎年来たいですね(^_^)
2015/5/4 11:00
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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