白馬岳･雪倉岳スキーツアー

2010年05月02日(日) ~ 2010年05月04日(火)

• GPS: 19:12
• 距離: 34.4km
• 登り: 3,862m
• 下り: 3,887m

コースタイム

1日目
5:40猿倉駐車場-6:55白馬尻-11:00白馬山荘-11:30白馬岳頂上

2日目
6:55白馬山荘-8:50鉢が岳頂上-9:30雪倉避難小屋-10:25雪倉岳頂上-
11:50瀬戸川出会-13:25蓮華温泉

3日目
6:50蓮華温泉-8:50天狗の庭-10:13大池山荘-11:10船越の頭-12:50金山沢出合-
13:10猿倉山荘

天候

晴れ

コース状況／危険箇所等

2日3日は気温が低く雪が締まり登高には気を遣った。
スキーはクトー必携。

大雪渓他、登高時にジグ切って登れない様なら無理せずツボ足アイゼンの方が早い。(特に葱平〜岩室間)
私はシールのまま大雪渓を登り切ったがツボ足の人の方が多かった。

白馬〜雪倉間はセオリー通り鉢ヶ岳南側コルから東面トラバースの方が体力を
使わなさそう。

雪倉からの滑降は急斜面から下はシュルンドがあちらこちらにあるので注意。
瀬戸川からは最初の80mの登りはツボ足で上がり後はシール張らずに移動した。
しかし、蓮華に来る人見てたらシールで移動の人の方が多かった様です。

蓮華温泉外湯の黄金の湯へは目印ないのでGPSがあった方が見つけるのが早い。

蓮華から天狗の庭への登高は見た目ほどきつくはない、と思う。

船越の頭からの滑降は最初だけ壁、1ターン決まれば後は快適。

写真

5/2 6:34

金山沢出合。雪は繋がっております。

5/2 7:57

大雪渓

5/2 9:20

大雪渓岩室付近。

5/2 11:01

白馬山荘入り口は雪の下。

5/2 11:42

白馬岳山頂。

5/2 11:53

手前が鉢ヶ岳、奥が雪倉岳。
鉢ヶ岳南側コルは雪が切れている。

5/2 18:09

杓子･白馬鑓方面夕景。

5/3 7:24

白馬山頂直下ルンゼ滑降後。

5/3 9:25

雪倉岳避難小屋と雪倉岳。
小屋は入り口が雪で埋まっているが奥にスペース有。

5/3 10:28

雪倉岳山頂。この日はトップか。
板を担いでいると夏山テン泊装備と同じ位の重量か。

5/3 11:15

雪倉岳北東斜面滑降。

5/3 14:05

蓮華温泉仙気の湯。
朝日岳を眺めながら入湯。

5/3 14:15

蓮華温泉薬師の湯。

5/3 15:04

蓮華温泉黄金の湯。
雪洞の中にある。小屋から程近いが
探すのに彷徨った。湯温はぬるめ。

5/3 17:01

5/4 6:57

ピークが天狗の庭と思われる。
これから登高開始。

5/4 10:14

大池山荘は雪の中、煙突と屋根だけポツリ。

5/4 10:40

雷鳥。

5/4 10:40

雷鳥。
わずか2M先で遭遇。

5/4 11:16

船越の頭

5/4 11:52

船越の頭から下を見る。
斜面が壁にしか見えない。

5/4 12:09

でも滑り始めると快感。

5/4 12:43

金山沢デブリ地帯を通過。

撮影機器：

uT6000,ST6000 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

peposiman

前日まで行き先を立山か雪倉かで悩んだ。
雪倉も蓮華2連泊を当初考えたが変化が欲しかったので今回縦走とした。

3日早朝まで寒気が入っていた為雪は締まり気味。
白馬から雪倉までのルートは滑降はエッジが立ちにくく
シール登高もキックターンでエッジとクトーが利きにくく怖かった。

しかし、雪倉山頂からの滑降は一番乗り、
蓮華温泉からシールで登ってきている人が多い中で気持ちのいい滑りができた。

蓮華温泉は外湯も内湯も至福の一時でした。

去年、一昨年の立山に引き続き今年も雷鳥を目の前で見ることが出来た。

大雪渓をシールで登っている途中に県警ヘリが飛んでいるな、と思ったら
前日に山スキーヤーが大雪渓で亡くなっていたみたいですね。
同じ仲間として御冥福を御祈り致します。