記録ID: 629770
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
GW常念岳・蝶ヶ岳
2015年05月03日(日) ~
2015年05月04日(月)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,878m
- 下り
- 1,958m
コースタイム
天候 | 5/3晴⇒曇 5/4曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
・松本⇒穂高…JR大糸線、320円、30分弱 ・穂高⇒一ノ沢登山口…タクシー、5,000円ぐらい、30分ぐらい 【復路】 ・三股登山口⇒豊科…タクシー、6,000円ぐらい、40分ぐらい ・豊科⇒松本…JR大糸線、240円、20分ぐらい |
コース状況/ 危険箇所等 |
1)一ノ沢〜常念小屋 意外と早い段階で雪の上を歩くようになる。トレースを誤って道を外れると笹薮の中をもがくことになるので注意。烏帽子沢を超え、最後の急な雪渓ではアイゼンが必要。 2)常念小屋〜常念岳〜蝶ヶ岳 小屋から山頂を経て蝶側に下りきるまでは完全に夏道。下りの道は段差が大きく従登山靴だと歩きにくくて疲れる。登り返しの北斜面から蝶槍手前までは雪道が続く。ツボ足でも行けるが雪がグサグサなので、雪面を捕えるためアイゼンは有効。特に危険個所はない。 3)蝶ヶ岳〜三股 まめうち平までひたすら急な雪の斜面。雪が締まっている場合はアイゼン必要。下りの場合勢い余って滑落しないように注意。 |
その他周辺情報 | 蝶ヶ岳ヒュッテは素泊まり一泊6,500円。布団は最初から大きめの布団を2人1組で使うようになっており、スペースは十分でも同じ布団を共有しているので寝返りを打ちにくかったりと、少しキツイなぁと思った。GW真っ只中で混雑していたが、我々は遅く到着したせいか、運よく端っこの空いている場所を使わせてもらえたので、申し訳ないが2人で4人分使わせてもらった。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
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写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
アイゼン以外は夏山装備にて。
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感想
GW第2弾は友人のK君と常念・蝶ヶ岳1泊2日縦走へ。K君とは昨年の東北朝日連峰、一昨年の五竜遠見尾根と、GW残雪登山も毎年恒例となりつつある。今回は公共交通機関を利用してアクセスし「残雪期に小屋泊まりで北アルプス縦走」をしたかったので、実質的に後立山か表銀座のどちらかという選択肢の中、行ったことがないというK君の意向もあり行先は常念・蝶とした。また、2日目に天候が崩れる予報だったので、1日目に縦走を終わらせてしまい、2日目は下りるだけというコース設定にした。
前の日までいた爺・鹿島槍で雪が少なかったので、それより南に位置する常念・蝶は猶更だろうと考えていたが、実際にはこちらの方がルート上の大半が雪で覆われていた。残雪の状態は積雪の量ではなく、地形や日当たりに大きく影響されることを実感した。雪渓を登り切って常念小屋に着くといきなり槍が現れ、そこから先は槍穂を右目にに蝶まで縦走していく。特に、蝶槍から蝶までの縦走路は非常になだらかで歩きやすい一方で振り返ると穂高の圧倒的な景観が目の前にあり、日本でこれほどアルプス的な雰囲気を味わえる場所はないだろうと感じた。
2日目は予報通りの天候で展望はなく、急な斜面を滑るようにして一瞬で下山した。今年のGWは天候に恵まれた中、連休前の静かな鹿島槍や、穂高の圧倒的な景観等、夏とは違った印象の北アルプスを存分に楽しむことができた。
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穂高の圧倒的な景観、羨ましい!!
軽量化してサクサク歩いたら土日だけでも大阪から楽しめそうやね。
今回は行けなくて残念でしたがぜひまたどこかで☆
夏なら日帰りでも行けると思います笑。
またどこか行きましょう!
鹿島槍からの常念へのハシゴ!なかなか充実したGWでしたね 羨ましい(笑)
残雪期の北ア、来年は攻めてみようかな(^-^;
余談ですが同行者K君のザックが山と道ですね(笑)
また機会があればイブネで飲みましょう
残雪期の北ア、晴れれば最高です!
来年は是非!!
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