甲州高尾山 棚横手山 源次郎岳 南アルプス見物に
- GPS
- 07:47
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,461m
- 下り
- 735m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:38
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
往路は勝沼ぶどう郷駅から登山口までタクシー。1,050円也。 復路は下山口の嵯峨塩温泉からやまと天目温泉まで徒歩約50分ロード。そこから甲州市営のコミュニティバスで甲斐大和駅へ。300円也。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
総じて優良。落ち葉🍂がなきゃ、ホント、楽ちんなんだけど。。。 |
その他周辺情報 | 帰路、やまと天目温泉にて入湯。520円也。 |
写真
感想
皆さま、列車の車窓から眺める山並みはお好きでしょうか?
自分は、実はこれが大好きで、そこが山趣味の入り口だったりします。
具体的には、上越線(上牧駅辺り)から眺める谷川岳、磐越西線から眺める磐梯山、小海線から眺める八ヶ岳、旧信越本線(しなの鉄道)から眺める浅間山、大糸線から眺める後立山等。
では、中央線の東半分だとどこが良いのか?
自分的には2箇所が圧倒的に好き。一つは日野春駅から眺める甲斐駒ヶ岳・アサヨ峰。ここは普通の乗客も普通に写真撮りますね。甲斐駒先生、普通に格好良い。もう一つは、勝沼ぶどう郷駅界隈から眺める南アルプス。
これが今回のルートの契機です。
勝沼ぶどう郷駅辺りの山から見たら、南アルプスは最高なんじゃないか?
と言うか仮説の下で調べてたら、どうやら甲州にも高尾山があり、眺めが良いらしいと判明。で、棚横手、源次郎と回っていけば、帰りはやまと天目温泉に入って帰れる。18きっぷ1枚で行けるのもヨシ😀。
ただ、南アルプスを見にいくからには、時期は12月後半~3月半ばの快晴の日じゃないと意味はない。4月じゃ霞むし、黄砂も来たりする。ただ、冬は栄和交通のバスは動いてない。
と言うわけで、企画は立てつつもペンディング状態だったのですが、今週末は関東や山梨の大半は快晴予報。寒いのは辛いが、その分、空気は澄んでいるはず。丁度都合良く冬の18きっぷが1枚余りそうなので、決行です。
結論から言えば、静謐で素晴らしい山行き。目的の南アルプス見物と言う視点からも合格💮。
(実は足跡👣をみて、正規の登山道では無いルートからトライするもザレと急斜面であっさりあきらミングとか、電車間違いで到着遅れとか、この時期定番のいやらしい落ち葉とか、色々、ネタはあった)
将棋の世界では、
一藤井 二高見 三枚堂
(言うまでもなく藤井八冠、若手解説名人高見七段、麻雀大好き・明朗な性格で解説も上手い三枚堂七段)
と言う、なんか縁起が良さげな3人を並べた言葉があるらしいが、自分的には甲州の山言葉として、
一富士 二高尾(甲州高尾山) 三ツ峠
と言う言葉を主張したいくらい気に入りました。🙂
ヤマドリも見かけられたのも良かった。写真を撮る前に逃げちゃったけど。🥺
聞いたように、警戒心高めですね。。。場所は深沢峠と牛奥峠の間のロードの山側斜面。ロードから1mくらい離れた箇所。音がしたので、落石かとそちらを見たら、ブラウンベースにところどころが赤い大きめの鳥。見た目はブラウンのキジって感じです。キジ自体、現物をガッツリ見た記憶はないから、桃太郎の絵本の挿絵の記憶しかないけど。で、写真をとろうとしたら、スタスタと山側の斜面を登って逃げられ、ブラウンの保護色に紛れて見失ってしまった🤦。
唯一残念なのは、バスの時間の都合で甲斐武田家滅亡の地、天目山栖雲寺に立ち寄れなかったこと。ここいらにはよく登りに来ているのに、なんか縁がない。いつもバスに追われて、行き逃してる。まぁ、寺はなくならない(とも言い切れないかもしれんが、特に現代では)と思うので、次の機会を待ちますか。
なお、今日は厳冬期前のお試しとして、ハクキンカイロを持参してみた。どうやら相当、使えそう。表示されてる使える時間は、外気温によって左右されるみたいだけど、日中12時間も使えるなら自分は充分。泊まりの場合はスキットルで追加のベンジンを持ってく感じかな?ちょっとベンジンを持って歩くのは危ない気もするが。使い捨てカイロは厳冬期じゃ使い物にならないから、非常にありがたい。
参考用リンク。
https://hakukin.co.jp
以下、コースの詳細。
【大善寺~柏尾山】
まず、柏尾山東からの足跡のついたルートはお勧めできず。鳥居焼と言う大文字焼みたいのをやる会場みたいです。登山道ではない。途中で道は途切れてる?まぁ、無理に登れなくはないと思うけど、急でザレてます。最初は焼き物の工房でもあるのかと思ってた、、、。勘違い。
大善寺からのルートはまともな登山道だけど、割と急。登りでも落ち葉が滑る。要注意。
【柏尾山~甲州高尾山】
尾根に着いたらなだらかな場所もありますが、この先も登り箇所はそこそこは急。冬枯れの綺麗な林を歩くイメージ。
甲州高尾山西峰は眺望無し。
【甲州高尾山~棚横手山】
甲州高尾山は東峰の眺望ヨシ。特に南アルプスと富士山。裏側の小金沢連嶺方面も見える。
この区間は、眺望が開けた箇所が多い。富士見台も然り。
【棚横手山~深沢峠】
破線扱いだからか、妙にコースタイムが長いけど、別に普通の道。タイムは縮められるかと。
大滝山へ少し登り、その後は緩やかに降り。深沢峠に降りる手前だけ急。10mちょいくらい。お助けロープは有り難い。
【深沢峠~牛奥峠】
林道。コースタイムは変。普通に歩いたらコースタイム50~60%くらいで歩けるんじゃないかと。自分が長いのは、途中でガチバードウォッチの方と遭遇し、鳥・山の動物の生態やガジェット、カメラについて小半時、世間話をしていたから。😅
非常に楽しい時間でした。勿論、こちらから一方的に拘束した訳じゃないですよ。😓
【牛奥峠~源次郎分岐】
なだらかな森を歩く。非常に綺麗な森です。感じ的には、上日川峠から福ちゃん荘の辺りの道に雰囲気は似てる。ルンルン🎶で快適で幸せルート。
【源次郎分岐~源次郎岳】
ルンルンルートから急にスパルタ路線へ😵💫。ザレがちな道で急。少し痩せた箇所も、いかにも滑りそうな巻道箇所もあり。落ち葉がウザ過ぎる。😑
源次郎岳は南アルプス、富士山も見えるが、森の間からって感じ。むしろ、金峰山~北奥千丈の奥秩父方面と八ヶ岳の眺望が主役。
【源次郎分岐~嵯峨塩温泉】
基本、ゆるゆる降り。落ち葉ラッセル状態だが、緩けりゃ厄介じゃないんです。むしろ楽しい。童心に帰ってゴロゴロしたくなる。まぁ、実際にやったら滑るだろうし、危ないけど。ちゅーか、アホ。🤪
ただ、嵯峨塩温泉手前の標高差60,70mくらいは急降りになるので、やや注意⚠️。
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