記録ID: 6305610
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
日光白根白根(白根隠山)
2023年12月23日(土) ~
2023年12月24日(日)
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:29
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,193m
- 下り
- 1,067m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 5:01
天候 | 1日目 限界上暴風雪(風速20m、視界50m~100m) 2日目 晴れ 限界上風強い 風速15mくらい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
12/23(土) 天気 樹林下は雪、限界上は暴風雪(風速20m、視界50m~100m) ▲0 6:09=(バス)=7:30湯元温泉7:40~8:10スキー場トップ~(たるみ2回)~10:25外山コル~(たるみ1回)~11:11天狗平~11:58前白根~12:45五色沼避難小屋▲1~付近で雪訓~15:40くらいに終了 <危険箇所> スキー場トップから外山コルまでの急登は積雪量が少ないと登山道の岩や木の根が出ていて非常に滑る。また前白根前後は限界上なので、風がバカ強い。 <水場> 省略 翌朝バスの時刻に間に合うように起きて準備をあらかた済ませたあと始発に乗って湯本温泉まで1時間半ほどバスに揺られる。だんだんと雪がちらつき始め、白根山の方は雲の中である。これは厳しい気象条件を経験するチャンス! 湯本温泉に着いた後はビーコンチェックと体操をしていくだけ、と思っていたら隊員のビーコンが壊れて仕方なく予備ビーコン(訓練用)になる。これサーチできないから予備にしちゃいけないことを1年会に言い忘れていた。ともかく、体操をした後出発してスキー場の中をずんずん進んでいく(まだ営業していないのでセーフ?)。リフトトップから登り始めるが、夏道から少しルートを外してしまっていたので、薮が出ている中ラッセルする羽目に。市野涙目。あと隊員1名が藪で滑って3mくらい落ちてきたこともあったが深刻な問題はなかった。途中からは夏道に合流し、くるぶしくらいのラッセルをしながら急登を登っていく。積雪が少なすぎるせいで木の根や岩がところどころ露出していてとにかく滑りやすい。下りは慎重に行きたいからめちゃくちゃ時間がかかりそうだ。外山コルからは積雪量が増えて脛~膝くらいのラッセルが前白根手前まで続いていたので適宜ラッセルを回していく。前白根手前で限界上に出るための換装をしようと思ったら、すでにゴーグルをつけていた隊員1名のやつが凍って曇り、使えなくなってしまったので上級生のやつを代わりに貸し出して進むことに。案の定前白根は爆風(風速15~20mで)視界50m~100mといったところ。前白根で写真を撮って(Lが写真を3枚とった時点でスマホのバッテリーはお亡くなりになった)、そそくさ避難小屋分岐まで進み、トラバースをしつつ降りていって、小屋に転がり込んだ。小屋の中は毛布がかけてあったりして快適そうだが、経験を積むためもちろんテント泊。モスって行動色をたらふく食べたあと、3時間ほど雪訓をする。1年会にCTと懸垂等の基礎的なロープワークを教え、非沢メンツもロープワークを復習した。そのあとはテントを張ってサイト。本日は鶏肉ポトフ。素朴な味がしてなかなか美味だった。その後は宴会。Lからはクリスマススペシャルでシュトーレンを振る舞う。他にもチキンナゲットはハンバーグ、卵などが登場し山にしてはなかなか良いクリスマスディナーだった。そして明日の方針会議。天候的には晴れているのだが、先ほど訓練とは別で行ったCTの結果から南側斜面には弱層が形成されてその上に30センチほど新雪が降り積もっている(この後もしばらく降り続いた)ことを考慮すると数時間で弱層との結合が強くなるとも考えにくいので疎林の急登が250mほど続く南斜面を直登する決断はしにくい。かと言って反対側の北斜面を登るとおそらく順調にいって10pかかるのでリミットが怪しい。ということで今回はORに行って帰ることにした。 (後日談)その日南斜面から登っている人結構いた。少し判断のタイミングが早すぎたことと弱テをする場所が登ろうとする斜面の条件と違うことから結果の信用性が高いとは言えないので、正解としては、「日曜に限界上まで南斜面を登ったうえで再度弱テをして、結果次第では引き返してORに行く」という判断だと思われる。 12/24(日)クリスマスイブ! 天候 晴れ 午前遅くから雲がわいてきて曇り ▲1 6:40~(換装5分)~7:54白根隠山~(たるみ1回)~8:44避難小屋分岐~9:06前白根~(たるみ1回、換装で計15分)~9:42天狗平~10:07外山コル~(たるみ2回)~11:45 スキー場トップ~12:02湯元温泉 <危険箇所> 前日と同様。 <水場> 省略 56半。起床係の下級生がなかなか起きないのでLが仕方なく叫ぶ。サイトのちくわ雑煮は初めて食べたけど美味しかった。下級生のポリの口が凍るなどのトラブルもあって少し遅れたが6:40には出発。小屋から南西方向に少し歩いて白根隠方向に伸びる尾根を登って行き、程なくして稜線に出る。その後しばらく歩いた後に、石混じりの道になってきたので、ミックス歩行の練習がてらアイピケで登る。白根隠からは日光白根が綺麗に見えており、なかなかの満足度。男体や中禅寺湖方面もよく見える。その後は何事もなくきた道を戻り前白根を過ぎたあたりでアイピケを解除。帰りはトレースが消えていると思っていたが、スキー場から登ってきている人たちが複数おり、そのトレースをありがたく使わせてもらう。外山コルからの、急な下りは適宜シリセードをするなりして意外に早く下ることができた。下山後はバスで東武日光近くのガストまで行って打ち上げしたあと、各自帰宅。 |
写真
感想
1年の秋以来の日光白根再訪。奥白根に登らなかったのは本当に後悔。近いうちにまた行きます。
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