御正体山(二十曲峠から周回)
- GPS
- 05:59
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 1,465m
- 下り
- 1,456m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 5:39
天候 | 晴れ 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山中は特に危険箇所などなし。池ノ平から二十曲峠の林道はアスファルト道路だが長くて登り基調。落石注意箇所多し。 |
写真
感想
駐車場には6:46に到着。二十曲峠の下にある広めの砂利駐車場はガラガラだった。雨が降るとドロドロになりそうだが15台くらいは駐められそう。外気温はマイナス2度。無風なので準備で外に出ても寒さはそれほど感じない。朝食と支度を済ませて7:08に行動開始。数分で峠に到達するも富士山は雲に隠れて見えず残念。峠には以前来た時はなかった展望テラスができていた。観光客を呼びたいのだろうか。トイレはあるもののロープで入れなくしてあり、隣に仮説のプレハブトイレがあった。ありがたく使わせてもらう。用足し後に行動再開するも方向を間違えて少し時間をロス。正しいルートに乗ったらいきなりの急登だった。出だしは寒いのでレインジャケットを着たが、これならすぐに体は暖まりそうだ。実際に少し歩いたら鉄塔の下で脱いでザックにしまい、以後ゴールまで着ることはなかった。急坂をこなして7:48に石割山に到着。3回目。二十曲峠のテラスでは見えなかった富士山はここからはよく見えた。ただし山頂付近のみ雲をかぶっていた。石割山には先行者が一人だけ。いつも人の多いイメージがあるが今日は空いていた。朝早い時間でしかも平日だからかもしれない。写真を撮ったら元来た道に戻る。この先は比較的穏やか。最初がきつすぎたか。基本的に樹林帯歩きなので展望は樹木越しにしかない。樹木の向こうには山中湖や遠くに相模湾も見えた。もう少し青空であればより良いが致し方ない。アップダウンをこなして山伏峠との分岐着。この区間は去年反対方向で歩いた。この先御正体山までは歩いたことはない。地図を見直すが一本道何で迷うこともなかろうと思う。御正体山の山頂まではいくつかのピークを超えていく。奥ノ岳、中ノ岳、前ノ岳。いずれも地味で展望もないが自分の位置を把握するには役立つ。遠目に見ていて山頂付近が白くなっていたが、樹氷が付いているようだった。標高が1600メートルを超えるとそのゾーンに入ったらしく、白い樹氷がきれいだった。ここで見られるとは思わなかったので嬉しい。山頂までは急登がありそれが終わると無事到着。9:40、山頂は無人だった。写真を撮るも携帯は圏外で下界と連絡できず。ベンチがあるので座って今日初めての大休止とする。ここまで約2.5時間飲まず食わずで歩いて来たのだ。歩いている時は特に寒さは感じなかったが、やはり座ると寒い。晴れているとは言え標高1600メートルを超えており、気温は氷点下だろう。長時間休むなら防寒着が要るが、今日はそこまで長居はしないので寒さに耐えつつ休憩する。休憩が終わったら行動再開。山頂には分岐があるので方向を間違えないようよく確認してから進む。休憩したら汗が冷えてしまい、歩き出してもしばらくは体が温まらなかった。手の先が冷たいのでフリースの暖かいものとしばし交換して暖を取る。分岐に気をつけつつ進み下りにかかる。体が暖まったら元の薄手のグローブに戻す。上人堂跡ではいきなり展望が開け富士山がよく見えた。樹林帯歩きの連続だったのでこれには驚いた。その先は徒渉を繰り返しつつ標高を下げ距離を稼ぐ。いずれも橋があるので問題なし。あっという間に林道到着、ダートを進みアスファルト道路に至る。ここまで来ると標高も下がるので既に寒さは感じず。木造の橋を渡り、登り基調の林道を進む。ここから二十曲峠までかなり長く、2時間くらいかかりそう。分かっていたこととは言え、アスファルト道路歩きはつらい。既にゲートが閉じられているためクルマの通りは皆無だが、その代わり動物が出てきそうで怖い。さっさと通り過ぎたいが何せ登りなのでペースは上がらない。足を止めずに進むしかない。ただの道路なので休憩するところもなく、座って休めるところがない。山頂で休憩してから全然休みなく2時間ほど歩いたので、さすがにくたびれ適当なところで休憩。携帯は谷地形なので全く入らない。鉄壁の圏外。諦めてただただ歩く。御正体山だけが目当てで長距離歩行が避けたいなら、単純往復が最も楽だと思う。この林道は長いし展望もないので特に面白くはない。とにかく進むしかないが、林道はくねくね曲がっていてなかなか峠には近づかない。さすがに嫌になってきたがもう少しと言い聞かせて歩く。道路歩きを始めて1.5時間ほどで二十曲峠到着。長かった。この林道は二度と歩かないと思う。テラスに行くと相変わらずの雲で富士山は見えず。今日はそういう日のようで諦めるしかなかった。峠には何台かクルマが駐まっていて、ここに駐車できることを知った。次回来る機会があって空きがあれば峠まで上がってしまおう。駐車場まで進み13時ちょうどに行動終了。駐車場は相変わらずガラガラというか自分以外誰も利用者はいなかった。最後の長いアスファルト道路歩きで足が痛くなってしまった。山中ではほぼ人に会わない静かなハイキングだった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する