横岳(杣添尾根)
- GPS
- 06:59
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,116m
- 下り
- 1,109m
コースタイム
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:54
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
石尊山の翌日は先週に続いて今日も杣添尾根。
先週は1人だったが今回は4人でワイガヤしながら登る。
雪が少ないのはいかんともし難いが、天気もよく風もほぼなく、楽めた1日だった。
年末ということもあり登山者も多く、下山すると駐車場は満車だった。
横岳は4年ぶり、地理院地形図が更新されて2830m山頂になってからは初、と思ったら前回来た時点で既に変わっていました
杣添尾根はほぼ無風でとても歩きやすく、寒さよりもむしろ歩いていると暑さのほうが気になるぐらいの穏やかなコンディションでした
山頂付近は場所によって強い風が吹いていたので広域での無風というわけではなく状況と尾根選択の結果です
12本爪アイゼンでの雪山登山は初でした
チェーンスパイクや6本爪と近い部分・違う部分それぞれにあって勉強になりました
特に、アイゼンを装着したまま頂上付近の岩場を歩いたり金属のハシゴを登り降りするのはだいぶ普段の登山靴との感覚差がありました
そしてアイゼンのメンテについて、なるべく下山中・装備の都合上無理な場合は下山後速やかにアイゼンを乾燥させないと錆びるのを実感しました
また、ピッケルの利用も初で、三叉峰への登り降りで利用しました
雪の量的にまだハイマツもだいぶ見えており、大きく踏み外すことはなさそうでしたがそれゆえいろんなパターンを想定した練習を安全度高めに出来る良い状況でした
歩行中の支点補助用(スパイク利用)・岩へ引っ掛けて手掛かりとして登る用(ピック利用)・倒れ込んだ際の制動用(ピック利用)、それぞれの使い方を試せました
斜面にあわせて頻繁にピッケルを持ち替えることを考えるとハンドリーシュはかなりゴチャゴチャして使いづらいので、スリングをたすきがけにしてカラビナで接続するのもアリな気がしました
そこまでやるなら別途ショルダーマウント用のリーシュを購入する手もありますが、リーシュコードはどのみちビレイ利用できる強度ではないとピッケルの説明書にも明示されているため、得られる結果の差はあまりなさそうですし強靭性よりも行動上の利便性(ゴチャつきは危険なので利便性は安全性へつながる)を選択する合理性はあると感じました
もうひとつ、テンプレ的な失敗として岩場で足がもつれた際にアイゼンで引っ掛けてゲイターの生地を傷つけたのでひとまず補修せねばということで補修テープを発注しつつ、学びと反省の多いとても良い雪山山行でした
2023年登り納めで今シーズン初の雪山へ!
夜明けに木々の間から見えた朝焼けが本当に美しかったです。何度も振り返って眺めてしまいました。
この一年運動不足で途中からペースダウンしへろへろでしたが、なんとか無事登頂。山頂からは白くなったアルプスの山々がみえ圧巻でした。
雪は少ないものの、前半は凍結している箇所が多くチェーンスパイクを装備、雪がつながるようになってからはアイゼンに履き替えました。
気温は-5℃〜5℃くらいと暖かく、フリース・ダウンはほぼ出番なし、中厚手のメリノウール長袖とレインウェアに下は化繊タイツと長ズボンでちょうど良いくらいでした。
雪山の装備やレイアリングは行ってみないとわからないので相変わらず難しい!
これまで雪山に持っていけるのは30L1.6kgのザックしか持っていなかったのですが、今回は運良くゲットした30L900g弱くらいのザックで試しにいったところ、だいぶ軽くて快適でした。
筋肉痛になりながらの年越しになりそうですが、来年はどこに行こうかな〜♪と妄想しながら家でダラダラしようと思います。
今シーズン初雪山(^^)最近トレランシューズ の軽さに味をしめてしまっていたため何しろ靴が重い(^◇^;)そして夏から5〜6キロ肥えた体が重い。。。そのかわりアイゼンは重みでめっちゃ刺さった(笑)
そうだ。雪山でアイゼンがよく刺さるよう体が進化したんだ。そうだ、そうに違いない(о´∀`о)(正月終わったら減量しよ)
雪の少なさが想像以上で下山楽々なはずが石ゴロゴロでやたら疲れた。でも大好きな見晴台から先の稜線歩きと、山頂からの赤岳and阿弥陀、全く雪のない硫黄、遠くに見える北アルプスの山々に癒され超大満足な山納めとなりました(^^)
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